“フリーライドの魅力 ”そして FWT (Freeride World Tour)をFWTアドバイザー7人が語った

世界最高峰のフリーライドがそこにある

世界で唯一、最大のフリーライドスキーの世界大会「FWT(Freeride World Tour)。世界最高峰のフリーライディングが世界各国のビッグマウンテンで競われるエキサイティングなコンペティションだ。2021年1月12‐15日、今まさにジャパンシリーズが白馬で行われているが、ここでジャッジを務めるFWTアドバイザーの7人がフリーライドの魅力やFWTについて語った。

白馬大会を含む、FWTの模様がWeb配信やJ SPORTSチャンネルでもオンエアされる。フリーライドの世界観と世界トップレベルの滑りをより楽しむために、ジャッジたちの言葉に耳を傾けてみよう。

児玉毅 Takeshi Kodama

フリーライドの魅力、それは限りない自由。
雪さえあればどこでも滑れるってこと。
そして表現もすべて自由。

真っ白な雪山に筆を落として自分の好きなように表現する。
そんなクリエティブで限りない自由に魅了されているんだ。

世界中の僻地や高所でのスキーを経験している、日本を代表するフリーライドスキーヤー。北海道を拠点にガイド、インストラクターとしてスノースポーツ振興にも力を注ぐ。

―上野雄大 Yuta Ueno—

まず二度と同じシチュエーションがない、地形とか雪質、天候や明るさとか、二度と同じ状況がない中で滑る難しさ。

フリーライドの魅力、そこでうまく想像していたようにライディングできたときの達成感かな。

フリースタイルスキーヤーとして世界大会を転戦後、オリンピック日本代表コーチを努めた。野沢温泉をベースに「スキーを楽しく、もっと自由に」をコンセプトに普及啓蒙活動を展開。

―古瀬和哉 Kazuya Furuse-

どういう滑り方をするか、どういう場所を滑るかとか、全部自分で決められる。ルールもないし、決まり事もない。

それに伴うマナーはあるんだけどね。ジャンプもしたかったらすればいいし、したくないならしなくていい。

全部の選択権が自分にあるところが、すごく魅力。

フリーライドスキーヤーとしても20年以上国内外の山を滑っている。現在は白馬で主にバックカントリーガイドとして活動しながら、スキーの本質を追求し続けている。

―西田洋介  Yosuke Nishida-

フリーライドは、スノーボードとスキーの本質そのもの。
自由に滑る、そこにはルールもない、あるのは山の斜面だけ。
そこを滑るところからスキーもスノーボードも生まれている。

スキーもスノーボードも原点はフリーライドだし
最終的な到達点もまたフリーライド。

群馬県谷川岳を開拓した、日本のフリーライドスノーボード界の先駆者。TENJIN BANKED SLALOMプロデューサー。

―植村能成 Yoshinari Uemura-

フリーライドの魅力とは、自由であること。
それで自分を表現できるところに一番の魅力を感じる。

新しい地形や環境で、ゲレンデで今までやってきたことを、
それまでの経験を踏まえてよりチャレンジしていく。
そこで新たに表現していく、そんな感じかな。

約20年バートンライダー、インターナショナルライダーも務めた。現在は自身のスノーボードブランド、ウムラウトのディレクターをしながらプロスノーボーダーとして活動中。

―半田譲 Yuzuru Handa-

FWTは、与えられた斜面で自分の今できる滑りをして、結果、充実感や達成感を感じることができる。
みんな、ほぼ100%「すごい楽しかった!」って。

スキーやスノーボードが大好きな仲間が実はこんなにいたんだって思うと思います。出てみたら間違いなく楽しんじゃないかな。

競技、基礎、フリースタイル、フリーライドと全てのジャンルで競技者として活動した経験を持つ。東北でライダー・ガイドとしてバックカントリーの楽しさを全ての年代の人に伝えている。

―小松吾郎 Goro Komatsu-

今回の白馬大会、日本のフリーライドの最強のヤツが集まったらおもしろいと思ってます。雪山のすごく美しいところや、楽しさがみんなに伝わる大会になったらいいなと思ってます。

ニセコ、カナダのウィスラー、白馬と拠点を移しながら、「フリーライド」を追求し続けているスノーボーダー。FWT第一回大会で日本人で唯一ジャッジを務めた。

決められているのはシンプルにスタートとゴールだけ。
こんなに自由な大会はないんじゃないだろうか。

大自然と真っ向勝負で自分をどれだけ表現できるか。

フリーライドの魅力を存分に楽しんでほしい。
その舞台はここだ!


▼ WFTの全体感はコチラで理解

白馬大会含むFWT収録番組がJ SPORTSで放映予定!
世界最高峰のフリーライディングをぜひ観てみよう

https://steep.jp/custom/news048/

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