知ってますか? 気候変動からわたしたちの楽しむフィールドを守る活動|POW JAPAN

アウトドア アクティビティに情熱を注ぎ、そのフィールドやライフスタイルを気候変動から守るために行動する仲間たちの力となる。

「Protect Our Wintersとは」より

2019年2月より活動しているProtect Our Winters JAPAN(POW JAPAN)。

そもそもPOWは2007年にプロスノーボーダーのジェレミー・ジョーンズが、いつもスノーリゾートが少雪のためにオープンできない現実に直面するのを見て、感じた異変を行動に起こしたのがはじまりだ。

POW FOUNDER & PRESIDENT 
JEREMY JONES
POW JAPAN代表
小松吾郎

いま世界の平均気温は1880年から現在に至るまで0.9度上昇し、日本では1.15度の気温上昇が記録されている。

海水面は海水温の上昇による熱膨張や氷河氷解によって19センチも上がっているという。 こうした変化が世界各地の異常気象を引き起こしており、その要因になっているのは二酸化炭素排出量の増加によるものだと、世界中の科学者の97%が同意している。

じゃあ、それを受けてどう行動を起こすのか?

世界には6000万人以上のアウトドアスポーツ愛好者がおり、760万人以上の生活を支え、90兆円近い経済が回る市場を抱えている。政府や経済界が主導している気候変動に関する政策や解決策に対して、マーケットの規模と、コミュニティからの発信は、けっして無視できる存在ではないはず。アメリカでスタートしたPOWの活動は世界中のスノーコミュニティに影響を与え、現在では12か国にPOWのネットワークは広がっている。

POW JAPANも発足以降さまざまなアクションを実行している。
こうした動きのパートナーとして白馬エリアのスキー場をはじめ21の事業所やブランド、メディアと協力体制を築き、16名のスキーヤー・スノーボーダーがアンバサダーとして各地で啓蒙活動を行っている。

働きかけが具体的な動きへと実を結びつつある一例として、2020年2月2〜4日、白馬岩岳スノーフィールドにおいて使用するすべての電力が再生可能エネルギー100%で賄われたことを皮切りに、2月からは白馬八方尾根スキー場のアルペンクワッドリフトがCO2フリーの電力で年間を通して運行されるようになった。

2019年9月に行われた「気候マーチ」の白馬版「グローバル気候マーチin白馬」の模様。国内では長崎県壱岐市と神奈川県鎌倉市が宣言した気候非常事態宣言を白馬村に求め、白馬高校の生徒らを中心に発令の要望書と署名を村長へ提出。その旨を受け12月に白馬村は長野県として初となる「気候非常事態宣言」を公表した
Photo/Yukari

肌で感じるほどの気候変化を受けて、個人の意識や行動が変わりつつあるいま、社会にインパクトを与える動きをPOWとともに雪山を愛するわたしたちが起こす機運が高まりつつある。
STEEP編集部も雪山を楽しむ一当事者として、微力ながら行動を起こしていこう。

POW JAPAN

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