「VA-TD（ヴァーサント デュアルテール）」レアな限定モデルが新登場！｜’25-26 BLASTRACK（ブラストラック）

メーカーによる来季’2025-26シーズンのニューモデルが展示会や試乗会で続々と発表されている。長い歴史と高い技術力を誇る日本の老舗メーカー小賀坂スキーによる「BLASTRACK」の話題を「JSP SNOW EXPO JAPAN2025」（2025年2月12-13日開催＠パシフィコ横浜）とドリームゲート主催の’25ｰ26ニューモデル試乗会（2025年3月1-2日開催＠妙高杉ノ原スキー場）で聞いてみた。

「VA-DT（ヴァーサント デュアルテール）」新登場！

BLASTRACKの’25-26季のもっとも要注目！のニューモデルが「VA-DT（ヴァーサント デュアルテール）だ。ウエスト幅120㎜のビッグファット、際立つ特徴はそのテールの形状だ。約20㎝ほど切り込んだ「デュアルテール」は、柔らかさとねじれをバランス良く調和し、これによって、ファットスキーには苦手といわれるハードバーンでも、ターン後半に加速感を感じながら滑りを楽しむことができる。

VA-DT

春先のスラッシーな場面では雪掃けの良さにより、悪雪のときでも力強い走破性を実感できるだろう。荒地での安定性は、VA-DTが太くて長いスキーであることを忘れさせるほど。パウダーの中でもしっかり踏み込める大きめのキャンバーと、デュアルテールによる深雪での抜けの良さで、豪快に直線的にパウダーライディングを楽しむことができる、最強のウェポンが誕生した。実際に目にすると、このモデルの迫力がよくわかる。

BLASTRACKライダーで、開発も担当している平瀬真澄が試乗会で「VA-DT」を紹介してくれた。

「IMPROVE 90」フルモデルチェンジ

IMPROVEシリーズが初めてフルモデルチェンジ。これまで86mmと93mmと、ウエスト幅に2タイプあったIMPROVEだが、持ち味である、足元の確かなグリップ力としなやかな乗り味はそのままに、ノーズの形状と構成材、バランスをより良く調整し、ウエスト90㎜の1本に統合。少し小さめのサイドカーブ、ロングノーズ、しなやかなフレックスの相乗効果によって、操作性が向上、荒れたバーンでの引っ掛かりや失速感、ストレスを感じることのないスムースで軽快な滑りを実現する。

IMPROVE 90

オンピステでのリラックスしたクルージングからシャープなカービング、パウダー、春のザラメ雪からハイシーズンの圧雪バーン、パークライディングまで、シチュエーションや雪質を問わずに楽しめるマルチな仕上がりだ。グラフィックもスタイリッシュ。説明動画もぜひチェックしてみよう。

「ELIXIR」の2モデル「L」「E」ともにフルモデルチェンジ

BLASTRACKの看板スキーの一つ、「ELIXIR」シリーズの最速モデル「ELIXIR/E」と最軽量モデル「ELIXIR/L」も、’25-26季フルモデルチェンジした。

「ELIXIR/E」は、従来の高速域での安定性・走破性を受け継ぎ、しなやかなグラスファイバーを使用することで、不整地やコブ斜面を含めたさまざまなシチュエーションに対応する操作性が向上。Contact -Control機能と、テールのラウンド形状によって、より自然でスムースなターンが可能。特にハイスピードでの滑走、急斜面や荒れたバーンでの走破力はBRASTRACKのすべてのモデルの中でも群を抜いている。

ELIXIR/E

「ELIXIR/L」は、シリーズ最軽量という特徴に加えて、構成材の変更とバランス調整によって、軽いスキーとは思えない安定性が加味された。一日中滑っていても疲れ知らずの一台に。荷重によってノーズが浮き上がるContact -Control機能と長めのテールロッカーによって、自然でスムーズなターンは健在。軽量化して操作性の高い「L」は、長時間滑っていても疲れ知らずの一台。圧雪バーンから不整地、パウダー、春のザラメ雪まで、オールシーズン楽しめる。テレマークにもおススメで、試乗会では、ヒールフリーのビンディングを装着した試乗機もあった。

ELIXIR/L

使い勝手が良いBLASTRACKのBC用ポール

Backcountry Pole

3段構成だが、３つのパートすべて高力アルミを使用。耐久性は抜群だ。ロック部分はファストロックで取り扱いやすい上、信頼できる強度と便利な軽さを持ち合わせている。ハイクでの疲労軽減効果が期待できるT字グリップとオールアルミの信頼感は、長時間のハイクの心強い味方になりそう。

Information

BLASTRACK（ブラストラック）

公式サイト：https://www.blastrack.jp
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