E-TURNに強いウエスト108㎜モデル「ET-10.8C」登場!|'25-26 OGASAKA SKI(オガサカスキー)

基礎スキーヤ-から絶大な支持を集めるオガサカスキー。歴史のなかで培われてきた高い技術力を誇る「OGASAKA SKI」の’25ー26季の話題を「JSP SNOW EXPO JAPAN2025」(2025年2月12-13日開催@パシフィコ横浜)で聞いてみた。

INDEX

グラフィック一新! ’25-26季「E-TURN」のデザインテーマは「北欧」

左からET-11.5|ET-10.8c| ET-10.8| ET-9.8 | ET-8.5

小賀坂スキーのアルペン・基礎の知見を積み重ねて開発した、滑りに特化したオールマウンテンモデル「E-TURN」。’25ー26季はがらりとグラフィックが変わり、イメージも一新する。’25-26季のデザインテーマは「北欧」。

「ET-11.5」と「ET-10.8」の表面は、北欧のスタイリッシュな家具をイメージしたやわらかな木目調で、裏はパウダー滑走時の浮遊感をイメージした宇宙のようなグラフィック。「9.8」は、表面は渋い黒~薄紫のグラデーションで、裏面はサイケデリック調。サイケデリック音楽を聴いているときのフィーリングが、パウダー滑走の浮遊感に似ているということから描かれたとか。サイケデリック音楽はテーム・インパラ(オーストラリアのサイケデリック・バンド)を意識しているという。

「ET-10.8」をもっと強くしたニューモデル「ET-10.8C」

ET-10.8C|D=135-108-126.5mm|L=183, 188cm |R=20.1m(188㎝)|¥143,000
SOLE

「ET-10.8」同様にウエスト108㎜でまったく新しいモデル「ET-10.8C」が’25ー26季にリリースされた。これまでET-10.8を乗っていたスキーヤーから、ハイスピードな滑走時や雪のコンディションが荒れたときなどに、もう少し強いスキーがほしい、というリクエストがかなりあった。そこでE-TURNシリーズの開発に加わった山木匡浩や、OGASAKAライダーの深沢祐介らのアドバイスを受けてプロデュースしたのが、この「ET-10.8C」だ。

Cはフランス語で山腹を上下に走る岩溝のことを意味するクーロアールのこと。より激しいハードな場面を滑るパウダーモデルとしてデビューする。

ET-10.8より全体的に強めの設計、トップの独特のシェイプによってパウダーでの十分な浮力を得ながら、グリップ力は抜群。縦方向への推進力も際立っている。太めのファットスキーのなかでは、フレックスが強い仕上がりとなっているため、ハイスピード・悪雪時、深雪でも際立つ安定感を感じながら滑れる。

硬いアイスバーンや荒れたクラストバーン、春先のビッグマウンテンでも走破性の高さに期待できる。バックカントリーでスピード感を楽しみたいアグレッシブな滑り志向のスキーヤーにとくにオススメ。長さは183と188㎝の2サイズ展開だ。

ラグジュアリーなKEO'Sシリーズ最上級モデル「KS-XX」誕生

展示ブースでも存在感はピカイチ。OGASAKA SKIの新時代の幕開けを予感させる雰囲気を醸し出していた

’25-26季のOGASAKA SKI一押しモデルがコチラ。まず、他のモデルとは一線を画したアイコニックなアウトラインがひと際目を引く。

この「KS-XX」は、KEO'Sシリーズのハイエンドモデルで、最上級のカービングオールラウンドモデル。「KS-XX」は数量限定の海外市場も戦略に入れたMade in Japan 、Made in Ogasakaのパイオニアモデルとして展開される。ビッグマウンテンでも優雅にクルージング感覚で楽しめるオールマイティな性能が特徴だ。半透明なトップシートはシースルーで、なかのメタルが透けて見え、なんともいえない高級感を醸し出している。バンブーコアによるしなやかな強さが特徴で、デザインにふさわしく乗り心地もラグジュアリーだ。

KS-XX/RD|D=115-68-97mm|L=162, 167, 172, 177cm |R=17.8m(177㎝)|¥198,000
SOLE

新機能の「SLIT TECH」は、メタルの前後にスリットを入れ、トーションバランスを調整し、グリップと操作性を最適化。サステナブルな素材の竹とブナを芯材に採用し、しなやかな強さ、重厚感のある乗り味を実現した。透明感のあるトップシートはシースルーで、なかのメタルが透けて見える。SLIT TECHを視覚的にアピールし、また、光の当たり具合によって様々な表情に見えるのも、なんともいえない高級感を醸し出している。

XX collection専用スキーバンドが付属するのも嬉しい特典。

「UNITY」が完全リニューアル!

「UNITY」は、究極のオールラウンドモデルを目的に開発された、オガサカスキーの往年の名作。しなやかな安定性と滑走性能を兼ね備え、圧雪バーンでのカービングから不整地まで対応する汎用性の高さが魅力だ。オールラウンドスキーの永遠の定番ともいえるUNITYが’25-26季、完全にリニューアルする。

バランス、サイドカーブ、構成材、芯材の長さ、アーチなど多くを変更。整地のカービング性能に、非圧雪への対応力を強化した。トップ、テールを強化し、足元のたわみやすさから、操作性、スピード、安定性が向上した。乘りやすく疲れない、という持ち味はそのまま継承。新たなUNITYは、デザインテーマとして、「自然と調和するスキー」をイメージし、「U-PE」は大理石、「U-PH」は木目、「U-PC」は海をモチーフにしたグラフィックとなっている。

U-PE

U-PE/BK|D=119-81-109mm|L=153, 160, 167, 174cm |R=18.2m(174㎝)|¥15,4,000

U-PH

U-PH/BR|D=119-81-109mm|L=146, 153, 160, 167cm |R=16.7m(167㎝)|¥143,000

U-PC

U-PC/BL|D=119-81-109mm|L=146, 153, 160, 167cm |R=16.7m(167㎝)|¥103,400

113年の歴史を感じさせる最新PVをチェック

オガサカスキーは’25ー26季で創業から実に113年を迎える。これはスキーメーカーとしては日本最長の歴史だ。品質への徹底したこだわりと「挑戦こそが私たちの伝統的なものづくり」という姿勢。最近リリースされた最新のプロモーションムービーで、そんなオガサカスキーのメッセージにふれてみよう。

Information

OGASAKA SKI(オガサカスキー)

公式サイト:https://www.ogasaka-ski.co.jp/
SNS:InstagramFacebookXYou tube

INDEX