「スキー史上初、業界初の革新的デザイン」とARMADAが世界に発表したニューブーツ「ARMADA AR One Ski Boots」。「ついに〝拷問器具のような履き心地″とは無縁の、硬派なフリーライドブーツが誕生した」とアナウンスした。果たしてその実体は? 4月の試乗会場でARMADAスタッフの村井諄弘氏に聞いてみた。
「ARMADA AR One Ski Boots」を解説! まずは何より動画を見てみよう
「ARMADA AR One 130 MV」

Flex:130
Last:100㎜
Weight:2100g(26.5㎝)
Size:26.5, 27.5㎝
GripWalk (ISO 23223), Tech Toe Only
Adjustable Forward Lean:13°/ 15°/ 17° Default
※Flexは90~130まで10刻みで5種類あり

「AR One」が誇る特徴をまとめると
1.ハイブリッド・カブリオデザイン
AR Oneは、3ピース構造のカブリオブーツの快適性と、伝統的な4バックルモデルの利点の高いパフォーマンスを融合した、業界初となる革新的なデザインだ。これまでの3ピース構造の欠点である、カカトのホールドがルーズで、カカトが浮いてしまったりする点を解消し、フリースキーヤーが求める〝足首を自由に使える″柔軟なフレックスで、しなやかな前傾動作をサポートする。
2.「スリングショットバックル」によるヒールピースの優れたホールド

「スリングショットバックル」はARMADAが独自に開発した革新的バックルシステム。マルチベクターのテンションを用いて足全体をしっかりと包み込み、かかとをしっかりと後方へ引っ張ることで、不快な圧迫感を与えることなく確実なホールド感を提供。
従来のブーツは足首の前の部分はタイトに締まっても、かかとまでのホールドに届かないものがほとんどだった。このAR Oneは、かかとはしっかりホールドされつつ窮屈さを感じることはない。
パウダー、バックカントリー、パーク、グルーミングバーン、いかなるシチュエーションでもAR Oneの「ナチュラルフレックス」が最適なパワーと操作性を発揮し、願い通りのライディングが叶う。
3.アルペンブーツと変わらない剛性
AR Oneはフリーライドブーツでありながら、アルペンブーツと変わらない剛性を持つ。この点もライディング重視のスキーヤーにとっては大きな魅力だ。アッパーシェルのくるぶし周りの作りが4バックルのアルペンブーツに非常に近い造りとなっている。3ピースブーツのアッパーシェルというのはだいたい薄いものだが、このAR Oneは非常に分厚く立体的に形成されている。このような造りは2ピースのアルペンブーツのノウハウを採用しているため、足首は柔らかく使えるけれどブーツが横につぶれたりせず、しっかりとパワー伝達ができる剛性を備えているのだ。
Information
ARMADA(アルマダ)
公式サイト:https://armadaskis.jp/
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取扱い/アメアスポーツジャパン