スキーヤーの間で長年愛されてきたBLIZZARDは、オーストリア発の老舗スキーブランド。「TRUEBLEND WOODCORE」などのブランドを象徴する独自テクノロジーで、安定感と反応性を両立し、ゲレンデからバックカントリーまで幅広いフィールドでの滑走性能を支えている。そのBLIZZARDの'25-26シーズン最新情報をチェック。
滑走性能を高める最先端構造｜「ZERO G」シリーズ
BLIZZARDの「ZERO G」シリーズは、バックカントリーツアー向けに設計された軽量スキーで、'25-26シーズンではツアーモデルに合わせた「TRUEBLEND TOUR WOODCORE」の大幅なアップデートを実施。
軽量なパウロニア材と高強度のポプラ材を理想的な比率で組み合わせた新世代構造「TRUEBLEND TOUR WOODCORE 2.0」を採用。必要な箇所に適度なフレックスを持たせつつ、足元は剛性が高く安定性も抜群だ。チップとテールはソフトに仕上げ、スムーズなターン導入と高い地形対応力を実現している。さらに、ビンディング下にアッシュ材をインサートし、優れたねじれ剛性とパワー伝達を確保。過酷なコンディションでも安定感を保ち、カーボンよりも扱いやすく、滑りに安心感をもたらす構造になっている。
さらに、5つの異なるターン半径で構成された独自のサイドカット設計が特徴的だ。センターは直線的でグリップ力が高く、ティップとテールはスムーズなカーブを描くことで、多彩な雪質・地形に対応。登りから滑走まで、高い操作性と快適なターンを両立している。
グラフィックを一新しイメージチェンジ｜「RUSTER」「SHEEVA」シリーズ
BLIZZARDのフリーライドカテゴリー「RUSTER」「SHEEVA」。'25-26シーズンはグラフィックを一新し、より躍動感のある、ダイナミックなカラーリングへとチェンジした。クールさとパウダーでの高揚感が表れているようなデザインとなっている。
板の構造は変わらず、定評ある「TRUEBLEND FREE RIDE」テクノロジーを採用。パウダーでの操作性を高めながらもハードバーンやハイスピード域での安定性やパワー伝達性を併せ持つ。性質の異なるウッドをそれぞれの特性に合わせてバランスよく配置し、スキーのセンターから足元、トップ・テールに異なるフレックスゾーンを分けている。ファットスキーながらもエッジグリップの強さを兼ね備え、キレるターンを描けると毎年好評のモデルだ。
Information
BLIZZARD（ブリザード）
公式サイト：https://www.tecnica-group.com/
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取扱い／株式会社テクニカグループジャパン