春スキーも終盤、シーズンアウトを迎える前に’24ー25シーズンを振り返ってみよう。プロショップに「昨シーズン最も売れたスキーは?」と聞いてみた。加えて、その理由を分析してもらった。間もなく次の’25-26シーズンのニューモデル早期予約が本格的に始まる前に、昨年のトレンドを把握しておこう!
※コメントは実売数の限りではなく、「最も動きがあった」や、「最もお客様から問合せが多かった」も含みます。価格も’24ー25季のものとなっています。
ATOMIC|BACKLAND 102


◆公式HP/https://atomicsnow.jp/
コストパフォーマンスが良さが魅力。軽量でありながら雪質を選ばずオールラウンドに使えるので、これからバックカントリーを始めたい方や、年齢レベル問わずお勧めしやすいスキーです。
秀岳荘 北大店
Staff/登山・スキーマネージャ― 小路口稔さん

ATOMIC| BENT 100


◆公式HP/https://atomicsnow.jp/
認知度の高さと実際の乗り味も良いことから安定の人気があります。軽量ながらそれなりの安定感もあり、乗る人やレベルを問わず、誰にでもオススメできる一台ですので、よく動きます。
スキープロショップ安曇野
オーナー/藤田竜也さん

ARMADA|ARVシリーズ

◆公式HP/https://armadaskis.jp/
何でもできるスキーでしょう!好みによりセンター幅を選べて良い。ゲレンデからパーク、サイドカントリーまで幅広く使えるのが良いと思います。当店は兵庫県にありゲレンデは圧雪面がメインとなります。そんな関西スキー場でこのARVシリーズはマッチしていたのだと思います。
PAPASU
オーナー/池田俊也さん

BLACK CROWS|MIRUS COR

◆公式HP/https://www.hasco.co.jp/black-crows/
独特な形状と長さがあるのにラディウスが短いといった、今までのスキーにない特徴を持ったスキーで、扱いやすさも相まって販売台数が多かったです。金額的には平均的なスキーより少し高いですが、一度乗ってしまうと離れられません! 試乗会でも乗られたスキーヤーはこぞって「最高!」とおっしゃってました。
Mt.Peaks
Staff/星 倭人さん

BLASTRACK|ELIXER-L


◆公式HP/https://www.blastrack.jp/
SALOMON|STANCE 84

◆公式HP/https://media.salomon.hanasake.jp/
BLASTRACKの「ELIXER-L」ともう1本、同じくらいよく売れたのがSALOMON「STANCE84」でした。非圧雪・BC・フリーライドというニーズとは別に、一般のスキーヤーがデモモデルではなく、ゲレンデで楽に、少しはフリーライドぽく滑りたいというニーズの表れかと思います。
サンワスポーツWEBSPORTS
Staff/大口 晋司さん

FACTION|DANCERシリーズ

◆公式HP/https://jp.factionskis.com/
フリースキーや基礎スキーというカテゴリを飛び越えて、年齢・性別問わずスキーそのものを楽しみたがっている気持ちを皆さんお持ちです。専門店でしか見られない板を目にしたとき、シンプルに「格好いい‼︎」とお声をいただくのがDANCERシリーズ。デモ板とは違う、パーク板のように特化もしていないフォルムに親近感を持ちやすく、実際に扱いやすさが抜群であることから、昨季最も人気が高いモデルといえるでしょう!
CYCLE COMMUNICATION NATURAL
Staff/辻星子さん

LINE|VISION 114

◆公式HP/https://elevateoutdoorcollective.com/
パウダーを楽に滑りたい、BC(バックカントリー)でのハイクを軽量にしたいということがあると思います。ただ軽量というわけではなくて、滑走性が高いのも良い点と思っています。
TRUNKBASE
オーナー/丹野幹也さん

VAN DEER-Red Bull Sports|SL WORLDCUP 165cm


◆公式HP/https://vandeer-redbull-sports.com/
マルセル・ヒルシャー、シモン・ハーガン、ヘンリック・クリストファーセンなど、世界のトップ選手と同じ仕様のスキーに乗れるのは、このスキーだけ! もちろん性能は抜群に良く、速さを追求したエッジ感や板の返り、すべてが最高峰の完成された一台です。
Xraeb sports(クレブスポーツ)
Staff/山田岳人さん

ZUMA |M.I.Y

◆公式HP/https://swallow-ski.com/brand/
トレンドなセミファットシェイプ、超軽量とソフトなフレックス、販売価格、デザインともろもろのバランスがよく、パウダー用やオールマウンテン用から、パークやグラトリまで幅広い用途の方にとっつきやすく、そしてユニセックスモデルなのもあってか、男女問わず手に取ってもらった印象があります。
「M.I.Y」は、昨年とモデル自体は変化がなかったですが、デザインの雰囲気が大きく変わったため、その部分が反響に繋がったのかもしれません。
OFF-1 (オフワン)
Staff/高木啓次さん
