2シリーズでシングル・ダブルタイプを搭載
いよいよ25-26シーズンから、HEADはBOA®フィットシステムを搭載したスキーブーツを正式に展開する。KOREのフルモデルチェンジに加えての一大アップデートだ。
「EDGE」シリーズではシングルタイプを、「KALIBER」シリーズではシングルとデュアルの両タイプを採用。各ブランドごとに、BOAフィットシステムの性能を最大限に引き出す独自の設計を行っているが、HEADはシェルの構造だけでなく、ライナーまで再設計されている。

デュアルBOA×シェル連動型ライナーの「KALIBER」シリーズ
HEADのブーツラインナップにおいて、最新の技術とデザインを取り入れた新しい「KALIBER」シリーズ。これは新たに開発された解剖学的な足型と、シェルとライナーの連動構造が特徴で、BOAフィットシステムの性能を最大限に引き出す設計となっている。
BOAの搭載に伴い、再設計されたシェルは“バイインジェクション”構造と呼ばれるもので、硬度の異なるプラスチックを熱成型により組み合わせている。アッパー部分には硬いプラスチックを用いてパフォーマンス性能を高め、ロア部分には柔らかなプラスチックを用いることでしなやかに包み込むフィット感を実現している。
全9モデルのうち、シングルタイプが5モデル、デュアルタイプが3モデル展開されており、フレックスもウィメンズモデルで95~105、ユニセックスモデルで110~140と幅広いラインナップ。
なかでも「KALIBER 130 MV GW BOA2」は、毎年ドイツで行われる世界最大級のスポーツ用品国際総合見本市「ISPO」の『ISPO AWARD AW2025/26』において、スポーツカテゴリーのアワードを受賞。その革新的なBOAシェル構造とフィット感が高く評価された。

サイズ:25.0-28.5cm
フレックス:140/130
カラー:BLACK-SPEEDBLUE
¥130,900

つま先、かかと、足首周りの形状が拡大しており、新しい「SYNAPSE PROライナー」と連動して機能し、パフォーマンス性能とともに温度調節機能も高まっている。
ライナーに織り込まれた「グラフィン」という素材は、KOREシリーズにも用いられているが、非常に軽く薄く、ダイヤモンドよりも硬い。そのためシェルとの一体感が高まっており、熱伝導率も高いため効率的な温度調節が可能となっている。
「EDGE」シリーズはより快適に疲れにくく
22年以上にわたり展開されているHEADのベストセラー、「EDGE」シリーズは、快適なフィット感と操作性を重視した設計にし、とくに初中級者に向けたモデルとして人気を博している。シリーズの特徴である「EZ-ON」と「EZ-SKI」を搭載した「EZ-techシェル」に、BOA®フィットシステムが追加されたことで、フィット感と快適性をさらに増し、力の伝達率の向上によって滑走時の疲労軽減も実現している。
▶EZ-ON:柔軟性のある前足部シェル構造により、4バックルブーツのなかで最も簡単なステップインを提供。
▶EZ-TOP:独自のHi-Topロアシェルとパワーフレックスにより、パワー伝達率とコントロール性を向上し疲労も軽減する。
全11モデルのうち7モデルにシングルBOAを搭載し、ウィメンズで85~105、ユニセックスモデルで100~130のフレックス展開となっている。

EDGE 120 HV GW BOA
サイズ:25.0-28.5cm
フレックス:120/110
カラー:Anthracite-speedblue
¥103,400
Information
HEAD(ヘッド)
公式サイト:https://www.head.com/ja_JP/ski.html
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取扱い/ヘッド ジャパン(株)