フランス発祥のアルパインブランドとして1世紀以上もの間、幅広いアイテムをリリースしてきたミレー。スキーウエアのラインナップも充実し、独自開発した防水透湿性素材「ドライエッジ」を使用するなど、雪山という過酷な環境下にも対応する製品を数多く手がけている。
スキーウエアのフラッグシップモデルとしては、これまで「スノーバシン」が展開されてきた。それが来季から新たに上位機種「グランモンテ プロ」がリリースされ、今後はこのモデルがフラッグシップという位置づけとなる。さらに環境に配慮したゴアテックス素材を使用した「コズミック ゴアテックス 3L」も新たに登場。2つの新たなモデルに注目してみよう。
4WAYストレッチ素材とプリマロフト採用の新しいフラッグシップモデル|グランモンテ プロ

サイズ=XS、S、M、L、XL|カラー=全4色
¥78,100

サイズ=XS、S、M、L、XL|カラー=全2色
¥40,700
圧雪斜面から不整地のようなハードなシーンまで使用することを想定し、機動性と快適性を追求。生地は動きに追従する4WAYストレッチ素材を使用し、優れた防水性と透湿性を兼ね備えたドライエッジを採用。中綿を封入しており、その中綿には濡れても保温力を損なわないプリマロフトシルバーを使用するなど、細部にわたるまで品質が高い。



ジャケット背面にはストレッチメッシュ裏地が使われ、動きやすいうえに通気性も提供。パンツは背面がハイウエストになっているため雪や冷気が入りにくく、膝は立体裁断になっておりダイナミックな動きもストレスフリーだ。ヨーロッパブランドだが、パンツは日本人の体型に合わせたカッティングになっているから丈が長すぎないというのもうれしい限りだ。
次世代のゴアテックスePEメンブレンを使用したフリーライドモデル|コズミック ゴアテックス 3L

サイズ=XS、S、M、L、XL|カラー=全2色
¥93,500

サイズ=XS、S、M、L、XL|カラー=全2色
¥78,100
近年、自然環境や人体への影響を考えて脱フッ素化の動きが活発になっているが、スキーウエアにもPFASフリー(フッ素化合物を減らすまたは廃止した)製品の開発が進んでいる。ゴアテックスには「ゴアテックスePEメンブレン」という次世代の防水透湿性素材が登場し、ミレーのスキーウエアにもこの新素材を使用したモデルが展開されている。そのひとつが「コズミック ゴアテックス 3L」のジャケット&パンツだ。


フリーライドスキー向けにデザインされたこのモデルは3層構造のシェルウエア。表地には環境に配慮したリサイクルポリエステルを100%使用し、裏地の縫い目はフルシームシーリングと防水性もばっちり。立体裁断によるスムーズな動きと着心地のよさなど、フリーライドの滑走スタイルを考慮した設計になっている。


ジャケットはラグランスリーブになっており、腕が上がりやすく滑走時の大きな動きも快適。ハンドポケットやチェストポケット、中綿入りのセキュリティポケットなど収納性が高く、すぐ取り出したい小物などを入れておくのに重宝する。また、パンツの大腿部にはスマートフォンやビーコンを収納できる止水ジッパーポケットを装備。高い保護性と運動性、快適性が揃った「コズミック ゴアテックス 3L」は、ゲレンデユースからハイク&ライドを繰り返すようなスタイルまで幅広いシーンで活躍してくれる。
Information
MILLET(ミレー)
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