工業王国ドイツ発の名門ブランドとして常に革新的なテクノロジーを生み続けてきたVÖLKL(フォルクル)。フリースキーでも存在感たっぷりのシリーズを展開しているが、ユーザーからのリクエストやスキー業界のトレンドを受けた、’25ー26シーズンの「イチオシ」モデルがコレだ。
シリーズのなかでも’25ー26シーズンは「MANTRA 88」に注目!

オンピステ・オフピステを問わず、あらゆる雪のコンディションや地形を自在に滑れる「オールマウンテン・フリーライド」カテゴリーの中心的存在であるMANTRAシリーズ。1本でシーズンを通して、さまざまなシチュエーションを縦横無尽に走破できる万能性が魅力で、根強いファンを集める人気シリーズだ。
なかでも、‘25-26シーズンのラインナップのなかで、VÖLKLスタッフがイチオシというのが「MANTRA88」だ。
2004年の登場以来、20年以上の月日を費やして進化を続けてきたこのシリーズ。現在のMANTRAにはVÖLKLが誇る各種のテクノロジーが搭載されている。MANTRA88のウエスト幅は88mm。昨今、世界的にもニーズが高まり注目されており、オンピステでのカービング性能を意識したウエスト幅80~90mmというレンジを捉えたスペックも加味して、「イチオシ」とするのがその理由だろう。
そのテクノロジー
操作性と安定性を高い次元でバランスをとっているMANTRA88は、オンピステでの軽快なターンからハイスピードでのカービングも自由自在。オフピステのパウダーにもひるむことはない。このオールマイティ性能を支える3つのテクノロジーが「Tailored Carbon Tips」「Tailored Titanal Frame」「3Dラディウスサイドカット」だ。
Tailored Carbon Tips(テイラードカーボンチップ)

カーボン繊維を“刺繍”のようにミリ単位で配置する技術により、フロント部分に力の流れに沿ってカーボンファイバーを埋め込んだ。これによりシャベルの反応が軽く俊敏になり、小さな力でターンに入りやすく、ダイレクトな操作感を得ることができる。
Tailored Titanal Frame(テイラードチタナールフレーム)

スキーの長さに応じてチタナールのフレーム幅を調整。長いサイズでは剛性高く、力強い滑りや安定感を生み、短いサイズなら軽快で取り回しが良い。加えて、ビンディング下には薄い第2のチタナール層も搭載し、強度と敏捷性を両立している。
3D RADIUS(3Dラディウス)

スキーのトップ・センター・テールそれぞれに異なる3つのターン半径(ラディウス)を持たせた構造にすることで、さまざまな雪質や地形、スピードレンジに対応できる万能性を実現する。
トップは最も大きめのラディウスでターン導入を容易にし、センターは小さなライディウスで、足元でクイックに切り替えができ、テールはトップよりは緩ながら、大きめのラディウスでテールロッカーを使いながらうまくスムーズにターンを仕上げていくことができるのだ。
EOCジャパン、プロダクトの浅野さんが動画で説明してくれた。
Information
VÖLKL (フォルクル)
公式サイト:https://elevateoutdoorcollective.com/brands/volkl-skis?lang=ja
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