豊富な専門知識に加えてさまざまなブランドを横断的に見られる分析力、雪の上でも自ら試乗したり、ユーザーからのフィードバックを蓄積しているプロショップのスタッフは、良質を見極める力が高い。そこで、’25-26季のファットスキーのニューモデルから「自信を持ってユーザーにおすすめできる逸品」を教えてもらおう。
ANIMA｜BLACKCROWS
◆公式HP／https://www.hasco.co.jp/black-crows/
昨今のパウダーは水分量が多いことが多く、軽いスキーでは突破力が足りないことがしばしば……。そこで登場するのが「anima」。決して軽くはないスキー（2,150g/176.6cm)ですが、ある程度の重量があることで重パウも難なく突破していきます。ゲレンデやパックされたバーンでもしっかりとした安定性があり、スウィングバランスも申し分ないです。
バックカントリーも視野に入れるのであればビンディングはDPSがオススメ！ DPS F-15EVOのフリーライドスペーサーはしっかりとスキーに圧をかけることができるので、「anima」とのマッチングは最高です！
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Mt.Peaks
Staff／星 倭人さん
ARV112｜ARMADA
◆公式HP／https://armadaskis.jp/
伝説の名機「JJ」の魂を搭載した、完全なるファットスキーと言っても過言ではない！ 走破性を重視、新たに112mmのウエスト幅でフルモデルチェンジを果たしたこの板は、パウダーフリークに必須となる新たな名機となること間違いなし‼︎ 縦に落としていきたいフォールラインも、ツリーランで小刻みに森と戯れるときも、いつも一緒にいたい唯一無二の相棒となってくれる★
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CYCLE COMMUNICATION NATURAL
Staff／辻星子さん
I (イ) RO(ロ)｜WAPAN
◆公式HP／https://wapanskis.com/
特徴的なコスメティックが目を引きがちですが、実はしっかりと作られていて、滑ってみれば操作性の良さと安定感に目を見張ります。（イ）はその太さならではのディープパウダーでの浮力！ うって変わってピステバーンでの扱いやすさ！ よくできています!! (ロ)は(イ)をさらにオールマイティーに仕上げたスキーでまさにオールマウンテンスキーです!!
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サンワスポーツWEBSPORTS
Staff／大口 晋司さん
MAVERICK 105CTI｜ATOMIC
◆公式HP／https://atomicsnow.jp/
チタンとカーボーンシートが内蔵されているため、かなりしっかりとしたスキーです。それによって荒れた斜面では抜群の安定感があり、パウダーシーンでもスキーがたわみすぎることがないので、アグレッシブなスキーヤーにぜひお勧めしたい1台です。
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秀岳荘 北大店
Staff／登山・スキーマネージャ― 小路口稔さん
わたしもイチオシです！
12月から3月頃までの本州の雪質で対応できるモデルです。ATOMICの他モデルより重量は増しますが剛性もあり、振動の少ない安定した滑走を楽しめます。ストレスのない滑りを楽しむのに最適な板です。
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石井スポーツリンクス梅田店
Staff／柳田泰成さん
MINDBENDER 106C｜K2
◆公式HP／https://elevateoutdoorcollective.com/brands/k2-skis?lang=ja
操作感のよい扱いやすいファットスキー。ゲレンデとパウダーを1本で遊べるスキーの代表的なモデルだと思います。パワフル過ぎないフレックスとカーボンの軽快な反発で、少し長めのサイズを選んでも、簡単な操作で整地もパウダーもアグレッシブな滑りが楽しめます。
ポイントは、カービングのキレもあって浮力もある105mm前後のウエスト幅と、カービングが楽しみやすい中回り的なラディウスがあること。このポイントを押さえてもらうと、この板に限らず近い感覚で楽しめる板が多いように思います。
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OFF-1 (オフワン）
Staff／高木啓次さん
REVOLT 104｜VÖLKL
◆公式HP／https://elevateoutdoorcollective.com/brands/volkl-skis?lang=ja
ゲレンデからパウダーまで、この一台でどんな日もどんなシチュエーションも80点以上の楽しさを得られます。適度な重量感と粘り気のある硬さで、ハイシーズンはもちろん、春先の重たい雪にも対応。遊びの振り幅も広いので、迷ったときはコレで間違いのない一台です。
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スキープロショップ安曇野
オーナー／藤田竜也さん
SEA 108｜SCOTT
◆公式HP／https://www.scott-sports.com/jp/ja/
日本国内においてあらゆる雪質で快楽を感じやすいスキーだと考えます。12月のシーズンイン～5月末までのシーズンアウトまで、特殊なスキースタイルを除いて、とても使いやすいスキー板です。それを可能にしているのは、フレックスとトーションのバランスですね。
雪質に応じて得られる雪面抵抗の強さは大きく変わります。よって一条件に得意なスキーは他の条件が苦手になる傾向にありますが、「SEA108」は絶妙なバランスを突いてきているスキーです。ビンディングの選択幅もかなり広いです。自身のスキースタイルや使用ブーツとのコンビネーションで選べる点も「SEA108」の汎用性の広さです。
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石井スポーツ ヨドバシ甲府店
Staff／甘利祐貴さん
わたしもイチオシ！
「SEA108」は、雪面との相性バツグン！ トップとテールの“船底形状”がしっかり仕事してくれて、引っかかり知らずで気持ち良くターンがキマる！ しかも、トップ＆テールはしなやか、足元はメタルでしっかり。これがまた絶妙なバランス。 ネーミングもクールで、「SKI EVERYWHERE ANYTIME」＝SEA。まさにどこでも楽しく滑れる最強の相棒です！
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タクトスキーラボ NORD
Staff／梅本真人さん
SENDER FREE 118 OPEN｜ROSSIGNOL
◆公式HP／https://rossignol.co.jp/
走破性の高さ、スキーコントロール性の良さ、安定感のある滑走性能などファット･パウダー系スキーとして満足な性能を有しています。重量があるので苦手な方もいらっしゃるかもしれませんが、逆にこれが滑走性の高さと走破性の高さにつながっていると思います。パウダー内でフワフワ滑るというより、シッカリと滑るイメージのスキーでしょう。
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PAPASU
オーナー／池田俊也さん
UNLIMITED104｜NORDICA
◆公式HP／https://www.tecnica-group.com/
軽量だがしっかり踏めるだけの強さが両立されている。動作をしてからの反応が良く、軽快に動かせる。その半面落ち着きもあるので、小回りから大回りまでサイズ問わずターンをコントロールしやすい。雪質の変化にも影響されにくいので、バックカントリーの難しい雪や地形では頼もしい相棒になってくれます。
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石井スポーツ神田本館
Staff 下山 真さん
VANDEER FREERIDE 108｜VAN DEER-Red Bull Sports
◆公式HP／https://vandeer-redbull-sports.com/
圧倒的な安定感。レーススキーと同様の素材を使ったレースルーム仕上げとなっており、荒れたコンディションでも走破性が高く、どんな斜面でも滑りやすい。１本ロングターンが最高に気持ちいいです！
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Xraeb sports（クレブスポーツ）
Staff／山田岳人さん
VISION114｜LINE
◆公式HP／https://elevateoutdoorcollective.com/brands/line-skis?lang=ja
太いシェイプであるが軽量な「VISON114」。ガンガン踏みこんで滑る男性も、すこしパワーに自信のない男性も、それぞれ扱えるスキーだと思い、選ばせていただきました。ゲレンデやサイドカントリー、バックカントリーでも活躍することは間違いなし。やや強いノーズロッカーがパウダーでの浮力を生み出し、操作性が高い点が良いです。ゲレンデからバックカントリーに挑戦してみたい方へもオススメのスキーです。
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TRUNKBASE
オーナー／丹野幹也さん
