さまざまなブランドを横断的に見て、雪の上でも自ら試乗したり、ユーザーからのフィードバックを蓄積しているプロショップのスタッフは、良質を見極める力が高い。そこで、’24-25季のニューモデルから「一番オススメしたいビンディング」を教えてもらおう。気になるモデルは複数あれど「コレ!」という決め手がない人、専門家が高評価をつけたものがいい人、ぜひ参考に!
※価格はすべて税込み表示です
ATOMIC|SHIFT2 13 MN
SHIFT2 13 MN
DIN=6-13
Weight=920g (1/2pair)
¥104,500
◆公式HP/https://atomicsnow.jp/
「SHIFT」がリニューアルされました。ウォークモード時にブーツを装着するときに開くウィングが従来よりも広くなり、履きやすくなりました。つま先下のAFDの機構がアルミ製のマイクロアジャスタブルAFDパワーブロックになって、より細かい調整が可能になり、力の伝達も良くなりました。クライミングサポートの高さが従来よりも4㎜高くなりました。…というように機能面がアップデートされたことでより性能がアップして、使い勝手が良くなったと思います。
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秀岳荘 北大店
Staff/登山・スキーマネージャ― 小路口稔さん
「SHIFT」は、滑走時は普通のアルペンビンディングと同じく前後ともコバを押さえるので、保持力には定評がありますが、その割に軽量です。ハイクモードではテックピンが使えるので、スムーズで軽快な動きで歩けます。BCとゲレンデの兼用使いの方には最適なビンディングですね。 ’24-25季は、耐久性の向上とヒールサポートが4mm高くなる等の改良がなされています。
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石井スポーツ神田本館
Staff 下山 真さん
ATOMIC・ARMADA・SALOMON|SHIFT2 10MN
DIN=4-10
Weight=915g (1/2pair)
¥93,500
◆ATOMIC公式HP/https://atomicsnow.jp/
◆ARMADA公式HP/https://armadaskis.jp/
◆SALOMON公式HP/https://salomon.jp/
革新的なPINTECHビンディングの「SHIFT」がアップデートです! モードチェンジのアクションが多いのが難点と言えば難点なのですが 、滑走時の安心感と歩行時の軽量感が利点のSHIFTビンディング。'24-25季は主にトウピースがアップデートされ、よりブーツのホールド力とスキーに対する一体感が増しました! 実際に滑走しましたが、前モデルにも増して安心感が半端なかったです。
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サンワスポーツWEBSPORTS
Staff/大口 晋司
DYNAFIT|ST ROTATION 10 BINDING
ST ROTATION 10 BINDING
DIN=4-10
Weight : 599g
Stopper Size : 90, 105, 120 mm
¥96,800
◆公式HP/https://rexxam.com/dynafit/
「ST ROTATION 」はマウントハイトが非常に低く、ピンテックタイプの金具の中ではスキーとの一体感を強く与えてくれるビンディングです。またローテーションシステムによるブーツの追従性能、解放精度は言うまでもありません。
近年では海外のランディングシーンでもこのビンディングを見るまでになってきています。それだけ多様性に長けたビンディングと言っていいでしょう。滑り手の思惑に応じて解放強度を10(ST ROTATION 10 BINDING)と14(ST ROTATION 14 BINDING)から選べる点も嬉しい点ですね。
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石井スポーツ ヨドバシ甲府店
Staff/甘利祐貴さん
DYNAFIT |RIDGE BINDING
RIDGE BINDING
DIN : 4-12
Weight : 410g
stopper size : 75-94,95-108,109-125mm
¥96,800
◆公式HP/https://rexxam.com/dynafit/
ウォークモードにするとき、ヒールピースを180度回転させるとき、若干硬くて力を入れて回していましたが、このモデルはそれ程力を入れずに回すことができます。女性にも扱いやすくなりました。解放値も4から12とレンジが広く、エントリーからエキスパートまで使用できるビンディングです。
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秀岳荘 北大店
Staff/登山・スキーマネージャ― 小路口稔さん
G3|ZED12
ZED12
DIN : 5-12
Weight : 358g
¥75,900
◆公式HP/https://www.caravan-web.com/brand_g3/
G3の「ZEDシリーズ」は、軽量ツアービンディングのジャンルの中では扱いやすさに定評があります。ヒールリフターも2段あり、別売りオプションのブレーキも用意されています。超軽量化されたなかにも必要最低限の機能が詰め込まれています。ブーツサイズが変わっても広い調整幅があるので、安心です。
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石井スポーツ神田本館
Staff 下山 真さん
LOOK|PIVOT2.0 15 GW
PIVOT2.0 15 GW
DIN/ISO:6-15
Weight :1,250g
\60,500
◆公式HP/https://rossignol.co.jp/
唯一のターンテーブルタイプのビンディングとして、フリースキーヤーからモーグラーまで幅広い人気の「LOOK PIVOT」シリーズのNEWモデルです。 基本的な性能はそのままに細部にわたり使いやすく改良されています。 今までのPIVOTビンディングのちょっとした不満が解消されている!
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PAPASU
オーナー/池田俊也さん
「PIVOT」が「PIVOT2.0」にアップデート!ヒールのアームが湾曲したことにより、ブーツのスムースな脱着が可能。さらにブーツとの密着度が高まり操作性が向上。また、アジャストメントレンジが20mmに変更。今までにないブルーの配色によりシンプルなスキーに合わせやすい色になりました。他にもヒールにメタルパーツを使用することで耐久性が向上しています。
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Mt.Peaks
Staff/星倭人さん
MARKER|DUKE PT 13
DUKE PT 13
DIN : 4-13
Weight=1300g (1/2pair)
¥107,800
◆公式HP/https://elevateoutdoorcollective.com/
滑走モード時はほぼ「GRIFFON13」と変わらず、硬く締まったバーンでも滑りを妥協する必要が一切ありません。一般的なテックビンディングの一番の弱点は滑走時の信頼度の低さなので、滑りメインでバックカントリーも行く方は「DUKE PT」シリーズを選んでおけば間違いないでしょう。
ピン対応ブーツでもしっかりと滑走重視のものも多くありますし、板もスピードに強いタイプとなれば、よりビンディングとのバランスが重要になってきます。 デメリットとしてよく挙げられる、1段階のクライミングサポートですが、緩斜面からある程度の急斜面の登行までなら特に問題なし。使用していてそんなに気になるポイントではないと思います。
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Narrows
Staff/伴 隆郎さん
MARKER|DUKE PT 16
DUKE PT 16
DIN : 6-16
Weight=1350g (1/2pair)
¥118,800
◆公式HP/https://elevateoutdoorcollective.com/
正直、「DUKE PT 16」のモードチェンジは少し手間ですが、テックビンディングの中で滑走時の安定感はズバ抜けています! 安心してレールに入れる唯一のテックビンディングだと思います。
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UPLND
Staff/村井 俊介さん
MARKER |JESTER 18 Pro
JESTER 18 Pro
DIN : 8-18
Weight=1105g (1/2pair)
¥69,300
◆公式HP/https://elevateoutdoorcollective.com/
板の性能を最大限発揮するには、セパレートのビンディングが一番。トゥピースは横バネで、よりスキーの中心にウエイトバランスがくるようになっている。ヒールピースも斜め方向からブーツを押さえているため、ホールド感が良い。ハードなライディングやパークジャンプにも向いている。しっかりとブーツをホールドしているという安心感を感じられる点が良い。
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TRUNKBASE
オーナー/丹野幹也さん
MARKER|GRIFFON13
GRIFFON13
DIN : 4-13
Weight=1030g (1/2pair)
¥49,500
◆公式HP/https://elevateoutdoorcollective.com/
エキスパート向け。軽さ、ブーツ保持力の信頼度は◎。カラーバリエーションも’24-25季は6色展開となり、板とのコーディネートも楽しめます。
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Alpen Outdoors FLAGSHIP STORE札幌発寒店
Staff/スキーエキスパートアドバイザー 伊藤浩之さん
軽すぎず重すぎず、カラーバリエーションも豊富なシリーズです。ブレーキ幅も90、100、110、120と選べて、中級者からエキスパートまで、 どんなスキー、どんな人にも合わせやすいビンディングです。
レビューワー
Xraeb sports(クレブスポーツ)
Staff/山田岳人さん
もう説明の必要はないでしょう! 「GRIFFON」は多くのフリースキーヤーから支持されているフリースキー向けビンディングですね。保持性・解放性などビンディングとしての性能の高さ・カラーバリエーションの豊富さなど、デザイン性の良さが人気の理由でしょう。解放値の設定で「JESTER」や「SQUIRE」を選ぶのも良いですね!
※SQUIREは基本形状・性能が変わるので要注意で!
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PAPASU
オーナー/池田俊也さん
MARKER|KINGPIN13
KINGPIN13
DIN : 6-13
Weight=715g (1/2pair)
¥121,000
◆公式HP/https://elevateoutdoorcollective.com/
なんといっても重量と滑走性能のバランスが絶妙です。 雪の中での3D的な動き。ターングリップ。テールスライドコントロール。なにをとっても合格点の出せるフィーリングを持っているビンディングです。 特にお勧めしたいターゲットは、ゲレンデでもカービングターンしたいユーザー。カービング性能の良いパウダースキーに乗っているユーザーは特にお勧めです。
レビューワー
石井スポーツ ヨドバシ甲府店
Staff/甘利祐貴さん
バックカントリーツアーに最適なビンディング。軽量であることはもっともだが、前後のビンディングのウエイトバランスも良い。クライミングサポートも2段あり、登りでストレスを感じることがない。ヒールピースがブーツのコバをしっかり押さえるため、ターン時にゆがみを感じることなく、滑走性能も高い。滑走性能を保ちつつゲレンデとパウダーと両方好むスキーヤーにおすすめ。
レビューワー
TRUNKBASE
オーナー/丹野幹也さん
MARKER|SQUIRE 11
SQUIRE 11
DIN : 3-11
Weight=820g (1/2pair)
¥35,200
◆公式HP/https://elevateoutdoorcollective.com/
「フリースキーがカッコいい‼︎」とスキーを始める若者や女性やアクティブシニアの皆さんが増えているなか、あえて初めてのスキーセットを手にする際におすすめしたいのがコチラ。軽量ながらMARKERが誇る信頼の開放性能と抜群の安定感を備え、怪我しない大人のフリースキーイングに持ってこい♪転んでみたり突っ込んでみたり、どうぞ安心してフリースキーを楽しんでください♡
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CYCLE COMMUNICATION NATURAL
Staff/辻星子さん
SALOMON|S/LAB SHIFT 13 MN
S/LAB SHIFT 13 MN
DIN : 6-13
Weight=920g (1/2pair)
¥104,500
◆公式HP/https://salomon.jp/
バックカントリー向けビンディング。抜群の軽さと安定性でハイク時も滑走時も安心して使えるビンディングです。特に滑走時の安定性とパフォーマンス力が抜群です。
レビューワー
Xraeb sports(クレブスポーツ)
Staff/山田岳人さん
「SHIFT」が待望のアップデート!クライミングサポートが旧モデルより高くなり、登坂が楽になります。また、ウォークモードとスキーモードの切り替え部分がアルミの削り出しになることで剛性、耐久性、パワー伝達が向上しました。新色のパープルも’24-25季NEWモデルのSALOMONの「QST」スキーにピッタリです。
レビューワー
Mt.Peaks
Staff/星倭人さん