’24-25 プロショップが推す「スキーポール」は？

さまざまなブランドを横断的に見て、雪の上でも自ら試したり、ユーザーからのフィードバックを蓄積しているプロショップのスタッフは、良質を見極める力が高い。ハードギアのなかでは一番後回しにされがちなポールこそ、目利きのチカラを借りるのもいい。そこで、’24-25季のニューモデルから「一番オススメしたいスキーポール」を教えてもらおう。

KANG ｜BAMBOO FREERIDE

◆公式HP／https://www.full-marks.com/kangpoles/

リサイクル可能な材料を使っていて環境に配慮がされている。 デザインも良く、グリップがとても長いため、ハイク時に高さを変えて握れて便利。

KOMPERDELL｜CARBON CLOUD Bamboo Vario

◆公式HP／http://www.igrek-okumura.jp/

おしゃれなデザイン性とカーボンの軽さでカッコ良く、バンブーシャフトでクラシカルな雰囲気も纏った、使いやすいポールです。 本革を使った握りやすさと、使うたびに手に馴染むグリップ、伸縮部分は保持力もある。さまざまなシーンで活躍できるポールです。

LINE ｜PAINTBRUSH

◆公式HP／https://elevateoutdoorcollective.com/

伸縮機能と変更可能な2つのバスケットと、シンプルで握りやすいグリップ。1本あればあらゆるコンディションに対応できる万能さが魅力です。

LINE ｜VISION

◆公式HP／https://elevateoutdoorcollective.com/

アルミとカーボンを使った伸縮ポール。ポール下部はアルミで、上部はカーボンになっている。95㎜のパウダーバスケット、長さは103.5～145㎝までの調整でき、ゲレンデもバックカントリーもこれ1本でこなせる。握りやすいグリップにも注目。

POLEFREAK｜FAT BLAST

◆公式HP／https://kumonostore.thebase.in/items/79364652

一人のポール職人が並々ならぬこだわりで生産販売する、知る人ぞ知るポールブランド「POLEFREAK（ポールフリーク）」。 この「FAT BLAST」はいわゆるアルミの引き抜きで製造され、抜群のバランスと軽量化で持つことにステイタスを感じます。

その上、早期受注に限り「曲げ加工」にも対応してくれます。希望を言えば希望通りに曲げてくれます。 パウダーバスケットや本革のストラップなど心くすぐるオプションもカラーバリエ―ションありで用意されているので、かなりパーソナルなモデルに仕上げることができます！

SINANO｜FAST BC カーボン

◆公式HP／https://sinano.co.jp/

驚きのコストパフォーマンス！　伸縮のカーボンポールでは業界でもかなりお得なお値段になっています。安いからと侮れません。超軽量アルミとカーボンの組み合わせで軽量化しつつも、日本人に合った独自のTグリップで重心が手元に近く、ポールを少ない動作で操作できるので、雪山での素早いバランス保持動作が簡単です。

Tグリップは手の平に荷重をかけやすく、キックターンも容易にできます。パウダーバスケットはサイズも大き目で、初心者から上級者までどんな人が使っても納得するポールです。Mt.Peaks店長も八甲田で使って、その性能に感動していました！

バックカントリーで使いやすい特徴的なT字グリップ。雪山でも簡単に調節可能なレバーロック採用。アルミ+カーボン素材の組合せは重心を手元近くに置くことで、スイングが軽くなり、操作が容易です。

SWIX｜SONIC R1

◆公式HP／https://swix.jp/

とにかく軽くて丈夫なカーボンポールです。グリップにマルチハンドルを採用しているストックは重量感もそうですが、ウェイトバランスがイマイチな印象のストックが多いです。
でも、「SOINIC R1」はゲレンデで使うストックと同様のフィーリングを提供してくれます。

上下段カーボンシャフトの使用モデルは実は数が少ないのが現状ですが、sonicR1は上下段カーボンシャフト。それにより、ストックを付いた際の衝撃吸収性能が抜群に良いです。ペイントに使う塗料まで最小限に留め、軽量化に努めているのも重要ポイントの一つです。

特殊な形状のパウダーリングのおかげで物質抵抗、空気抵抗を抑えられている影響も軽さを感じる要因にあるかもしれませんね！　
ストックワークにてタイミングを取るスキーヤーには、かなりオススメしたいストックです。