’24-25プロショップが推す「アルペン経験者に合うファットスキー」

コンマの世界でスピードと戦っているアルペンスキーヤーは、総じてスキー技術が高い。氷のようなレースバーンにもひるまず、ストイックにタイムを追求する強いメンタルを解き放てば、フリースキーも高次元で楽しめるに違いない。けれど、ディープパウダーで気持ちよく滑るには、どんなファットスキーがいいのか? そんなときはプロショップだ。雪上で多数のモデルを試乗でき、豊富な知識を統合して多面的な評価できるから、プロショップのアドバイスには説得力がある。’24-25シーズン、フリーライドにも触手を伸ばそうという現役&元アルペンスキーヤーたちに、その技術力が発揮できるスキーを教えてもらおう。

※表示価格はすべて消費税込みとなっています

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ATOMIC| MAVERICK 105 CTI

MAVERICK 105 CTI|D=132.5-104-121.5mm (178cm)|L=170、178、185cm|R=18m (178cm)|¥117,590

◆公式サイト:https://atomicsnow.jp/

悪雪やグルーミングバーンでもしっかりとパフォーマンスを発揮するスキーです。TITANIUM LAYERが入ってるため、板が暴れにくくハイスピードで斜面を駆け抜けるスキーヤーにおすすめです。

レビューワー
秀岳荘 北大店
Staff/登山・スキーマネージャ― 小路口稔さん

KASTLE|PARAGON 101

PARAGON 101|D=135-101-122mm|L=169, 176, 182, 190cm|R=16.4m (176cm)|¥160,600

◆公式サイト:https://www.kaestle.com/jp/

ウッドコアのセミサンドウィッチ+TITANALで、フリースキーといえどもそれなりのGRIP感と滑走安定性は、基礎・アルペンスキーヤーにも納得いく滑りかと思います。それに加えて、センター100mm、TOP幅135mm+ダブルロッカーは抜群の浮力と操作性を確約します。KASTLEスキー独自のホローテックの振動吸収も随所で機能している感じがあります。

レビューワー
Xraeb sports(クレブスポーツ)
Staff/山田岳人さん

LINE| OPTIC 104

OPTIC104|D=132-104-123mm|L=159,166,171,178,185,190cm|R=19m avg(180cm)|¥137,500

◆公式サイト:https://lineskis.com/ja-jp

LINEの「BLADE」に搭載されている「ガスペダルメタル」というメタルテクノロジーが入っているフリーライドスキーです。程よい張りがあって、ハードなバーンにも対応できます。板の踏み込み方がわかっているアルペンスキーヤーの方なら、軽快に扱えるでしょう。

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TRUNKBASE
オーナー/丹野幹也さん

ROSSIGNOL|SENDER FREE 110

SENDER FREE 110|D=139-110-133 (176)|L=168, 176, 184, 191cm|R=19m(176cm)|¥151,800(税込)

◆公式サイト:https://rossignol.co.jp/

フリースキーヤーさんにとっては硬めに感じるスキーですが、アルペンスキーヤーさんなら問題なく滑ることが可能でしょう!足元のチタンプレートがしっかりとしていてエッジグリップ感があり、あらゆる雪質の中でキレのあるターンが可能です。どっしりとして安定感のあるスキーなので、走破性が高く、またスピード感のある滑りが可能です!

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PAPASU
オーナー/池田俊也さん

SALOMON|QST BLANK

QST BLANK |D=138-112-127(186cm)|L=178, 186, 194cm|R=17m(186cm)|¥132,000

◆公式サイト:https://salomon.jp/

SALOMONのファットスキーといえば「BLANK」です。最近ではサロモンステーションが増えたこともあり、多くのスキー場で見かけることが増えました。浮力、操作性共に高く、キャンバーもあるのでパウダーだけでなくゲレンデでのクルージングも問題なくこなせます。一見太さに驚きますが、乗ってみると扱いやすいスキーなので、これからファットスキーが欲しいレーサーの方であれば楽々乗りこなせる1台です。

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Mt.Peaks
Staff/星倭人さん

板自体非常に強いのですが、しなやかにたわみ、スキーをたわませることに長けているレーサーにとっては、この一台で何でもできるスキーではないかと思います。ほんとに何でもできます! 板自体が非常に強い仕様なので、合わせるブーツとビンディングは経験のある、滑りに長けている専門スタッフと選ぶといいでしょう。基礎スキーヤ―編でも僕がディレクショナルスキーをおススメしなかった理由は、「型」にはまらず、より遊び心をもって雪と対峙してほしいから。ここでもあえてフリーライドモデルをチョイスしました。

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石井スポーツ ヨドバシ甲府店
Staff/甘利祐貴さん


VAN DEER-Red Bull Sports |FREERIDE 98

FREERIDE 98 | D=138-98-120mm(180)|R=18m(180)|L=164, 172, 180, 184 \237,600 

◆公式サイト:https://vandeer-redbull-sports.com/

マルセルヒルシャーのお気に入りモデルの1台で、厳選された素材と数々の”魔法”によりパウダーでの浮力、ハードバーンでのグリップ力、操作性と安定性も抜群のスキー。レーススキーと同様にウッドコア材から製造工程まで、レースルームで仕上げられています。ゲレンデ近くでのオフピステ・スキーやオンピステでのフリーライディングに最適な、スキーヤー絶賛のオールマウンテンフリーライドスキーです。

レビューワー
Xraeb sports(クレブスポーツ)
Staff/山田岳人さん

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