白馬エリアのスキー場まとめ|フリースキーを進化させる発信地 HAKUBA VALLEY 

白馬のオモシロさが広がり続けている!
この山にして、この進化あり

日本が世界に誇る北アルプスの白馬連山。その険しくも美しい山岳地帯には、四季を通じて国内外から多くの登山愛好家やスキーヤー・スノーボーダー、そして観光客が引き寄せられる。

北アルプスの山麓に南北約30kmに渡って広がる10のスキー場は「HAKUBA VALLEY」という名称で、一大山岳リゾートを構成している。そのスケールは日本一とも。

Photo/Hiroya Nakata Skier/Tadahiro Yamaki
提供:BRAVOSKI

冬期は北アルプスを越えて入り込む寒気が、壮大な山岳地形に豊富で良質なパウダースノーを積もらせる。白馬に魅せられ居を移してしまう人や、いわゆる「スキーバム」が今も少なくない。また、白馬はニセコと並ぶインバウンドの中核。世界中のスキー・スノーボードファンたちを魅了する、その訳は?

そこに居ることそのものがPlesure(喜び)
白馬エリアの温泉・食・そして「おもてなし」

白馬エリアに外国人が多く訪れるのは、「滑り」以外にも理由がある。

白馬は6つの源泉を持つ温泉郷。天然水素温泉の白馬八方温泉をはじめ、白馬三山の大パノラマが望める露天風呂など、日帰りでも利用できる温泉が10近くもあり、スキーヤーたちの癒しスポットとなっている。

そして白馬は食の魅力もたっぷり。山の幸と日本海からの海の幸を使ったグルメなど、郷土料理が楽しめる美食処としても満足度が高い。おまけに外国人が白馬を高く評価しているのは、その「おもてなし」だ。白馬村には多様性を寛容に受け入れる独特の文化があるため、誰が訪れても居心地がいい。


【HAKUBA VALLEY 10スキー場】
共通パスで10の個性を味わい尽くそう

白馬エリア(大町市・白馬村・小谷村)が包む10スキー場の総称がHAKUBA VALLEY。「世界で10本の指に入るスノーリゾートを目指す」というビジョンを掲げ、ひとつのスノーリゾートとして新たな価値と魅力を生み出している 。いくつの山を滑ったことがあるだろうか。どのようなスキー場が連なっているのかチェックしてみよう。

国内外のパウダーハンターを魅了する白馬の“JAPOW”
白馬コルチナ|HAKUBA CORTINA 

Photo/Wataru Sugimura Skier/Tatsuya Tayagaki
提供:BRAVOSKI

南北に延びる HAKUBA VALLEY のなかで最北端に位置し、他のスキー場よりも10~20cmは多く雪が積もるという白馬コルチナ。日本海から流れ込む寒気が北アルプスを越え、まず最北にあるコルチナに雪を落とすからだ。パウダーヒット率が高いうえ、パウダーライディング向けの急斜面が豊富なのも特長。

フレッシュスノーが降った翌朝にはバックパックにヘルメット、ファットスキーを手にした本気のパウダーハンターたちが数多くリフト前に列を作る。最近ではJAPOWを求めて白馬コルチナにやって来る外国人スキーヤーも増加の一途をたどっているという、まさに世界的なパウダーパラダイスなのだ。

ベースから左右2本の尾根に挟まれたコースレイアウトに7本のリフトが架かる。16のコースの多くはホテルグリーンプラザのあるベースに合流できるため効率よく回せる。ディープ&スティープのパウダーライディング、ツリーエリア、上級者向けのハードバーン、北アルプスの絶景、温泉と、白馬コルチナの楽しみは尽きることがない。

トップ標高
1,402m
最長滑走
3,500m
標高差
530m
最大斜度
42°
コース数
16本
リフト
6本
ゴンドラ
-基
ロープウェー
-本

◆公式HP/https://www.hgp.co.jp/cortina/ski/index.html

■白馬コルチナおすすめ映像


マイペースにパウダーを楽しむ実は穴場
白馬乗鞍温泉|HAKUBA VALLEY

隣の白馬コルチナと同じサイズ感ながら、実は穴場なのが白馬乗鞍だ。熾烈なパウダー競争を避けたいローカルたちは、コルチナに集まる海外組をはじめとしたパウダーフリークを横目に、白馬乗鞍でマイペースにパウダーを楽しむのが定番。
自己責任エリアの充実度ではコルチナに負けていない。

スキー場は左右の2エリアに分かれ、横に広がるコースレイアウト。9本のリフトに9コース。なかでもゲレンデ全体の8割が中・上級者向けというから、滑り応えも上々だ。白馬エリアの中では比較的のんびり落ち着いている雰囲気が心地よい。

トップ標高
1,300m
最長滑走
2,500m
標高差
600m
最大斜度
38°
コース数
12本
リフト
9本
ゴンドラ
-基
ロープウェー
-本

◆公式HP/https://www.hakunori.com/


本気のパウダー開放で絶大なポテンシャル
つがいけマウンテンリゾート|HAKUBA VALLEY 

HAKUBA VALLEY のなかでもビックスケールの栂池高原。標高1,704mの山頂から山麓まで標高差約 900m。4kmを超えるロングのグルーミングバーンで駆け下りることができる。

ゲレンデは上部にツリーランエリアが拡がりバックカントリーエリアへのアクセスもできる。下部は日本随一の大きな面積を誇るワイドな緩斜面が広がる2部構成。その間を、中斜面のロングコースがつないでいる。全体でゴンドラ1本・リフト18本で10コースを持つ。

「TSUGA POW DBD」は、パウダー愛好家なら外せない。ゴンドラで上がった上部にある「ツガパウ」エリアが滑れるシステムで、自然のままのエリア内で起こりうる危険や滑る際の注意などのレクチャーを必ず受けて、腕章を受け取ってからでないと滑れないようになっている。バックカントリーの安全知識や自己責任を知るという意味でも、バックカントリー入門者には絶好の体験機会が得られるスキー場だ。

トップ標高
1,704m
最長滑走
4,900m
標高差
904m
最大斜度
35°
コース数
10本
リフト
18本
ゴンドラ
1基
ロープウェー
‐本

◆公式HP/https://www.tsugaike.gr.jp/

■栂池高原おすすめ映像


自然地形がそのまま残る遊べる地形の宝庫
白馬岩岳スノーフィールド|HAKUBA VALLEY 

Photo/Shin Otsuka Skier/Kazuya Furuse、Noriko Fukushima
提供:BRAVOSKI

岩岳は八方と栂池に挟まれてスポットライトが当たりにくいが、実は白馬のローカルたちが密かに通うゲレンデの筆頭でもある。フリーライディングには絶好の地形であること、白馬エリアでは唯一北アルプスに向かって滑れる斜面があること、そしてパウダー競争率が低いことが大きな理由だ。

自然地形のおもしろさをそのままに残したゲレンデ設計が岩岳をとても魅力的にしている。大きなボウル、うねりのある尾根や沢などは非圧雪でフレッシュスノーが降った後は最高のパウダーエリアになる。非圧雪コースは年々拡大を重ね、現在は7コースにまで広がった。また、山頂から山麓までのロングコースでは壁の当て込みも遊べる。

さらには、クオリティの高いモーグルバーンも常設されている。降雪があってもなくても楽しめるコースがバッチリ揃っている岩岳。知らない・行かないと損をする。

トップ標高
1,289m
最長滑走
3,800m
標高差
539m
最大斜度
35°
コース数
26本
リフト
8本
ゴンドラ
1基
ロープウェー
-本

◆公式HP/https://iwatake-mountain-resort.com/winter

■白馬岩岳スノーフィールドおすすめ映像


パウダー・地形・グルーム・コブ、すべてが一流
白馬八方尾根|HAKUBA VALLEY

本気で滑りを追求したいなら、やはり八方の右に出るスキー場はそうはない。標高差は国内屈指の1,071m、 ゲレンデトップから4方向の尾根にコースが延び、 その大半が滑り応え十分の中急斜面。トップからボトムまでピカピカに圧雪されたグルームバーンを1kmもカッ飛ばすことができるなんて、八方くらいなもの。アルペンレーサーになった気分で高速カービングに磨きをかけたい。

八方が白馬の雄とされるのは、他にも斜面の向きや起伏などのバリエーションが実に豊富なため。パウダー、コブ、地形、となんでも一流のクオリティで揃っている。

非圧雪のフリーライディングエリアとしてゲートが設けられている「Omusubi」は、超上級者向けの非圧雪のディープパウダースポット。1月上旬~3月上旬のコンディションの良い日にパトロールチェックの上、開放される限定エリアだ。面ツルにたっぷり積もった極上パウダーに浸れるとっておきの場所だ。

トップ標高
1,831m
最長滑走
8,000m
標高差
1,071m
最大斜度
35°
コース数
14本
リフト
20本
ゴンドラ
1基
ロープウェー
-本

◆公式HP/https://www.happo-one.jp/

■白馬八方尾根おすすめ映像


白馬イチのパークを有する北向きゲレンデ
Hakuba47 Winter Sports Park|HAKUBA VALLEY

HAKUBA VALLEY のスキー場のなかで最も北向きなのがココ。ゲレンデが標高820m~1,614mにあり、斜面の多くは北東面を向いているので雪質も上々。ゲレンデはコンパクトサイズながら、コース外で設定された会員制のツリーエリアを含め、広い範囲で滑走が可能だ

尾根沿いのロングランや上部の急斜面、ツリーライディングゾーン、コブ斜面……多くのスポットがフリースキーヤーたちを引きつけてきたが、Hakuba47の最強の武器は「47PARKS」だろう。リフト1本分まるごとパークで、全長600mには30以上のアイテムがびっしり。リフト脇にレイアウトされていることからも、そのビジュアルの迫力は圧巻そのもの。プロライダーを育て白馬のパークシーンを牽引してきたが、いまなお文句なしの番長的存在だ。

トップ標高
1,614m
最長滑走
6,400m
標高差
794m
最大斜度
32°
コース数
8本
リフト
5本
ゴンドラ
1基
ロープウェー
-本

◆公式HP/https://www.hakuba47.co.jp/winter/


根強いファンを持つ総合ゲレンデ
エイブル白馬五竜|HAKUBA VALLEY

ゲレンデ上部は 11月下旬から5月連休明けまで滑れる長いシーズンが特徴的。ゲレンデレイアウトは、「アルプス」「とおみ」「いいもり」の個性豊かな3つからなり、モーグルコース、パーク、キッズゲレンデなどの専用エリアがある。

ゴンドラで一気に上がるとアルプス平ゲレンデから望む景色は抜群。ゲレンデ脇の非圧雪やコブが楽しめるコースや、降雪後は全面が非圧雪になるコースもある。下部のワイドバーンのとおみゲレンデはナイター営業もあり。ゲレンデ上部ではHakuba47と連結しているので、そちらとも合わせてバリエーションを楽しめる。

トップ標高
1,676m
最長滑走
5,000m
標高差
926m
最大斜度
35°
コース数
15本
リフト
13本
ゴンドラ
1基
ロープウェー
-本

◆公式HP/https://www.hakubaescal.com/winter/


楽しみがコンパクトにギュッと揃っている
白馬さのさか|HAKUBA VALLEY 

長野市や松本市方面から白馬村に入ると、一番近くてアクセスがよく、風に強くリフトが止まらないといわれる白馬さのさか。 リフト5本とコンパクトサイズながら、いろいろな楽しみが凝縮されていて、気軽に仲間とちょっと遊びに行ける感覚。初中級者を連れて行くにはドンピシャのスキー場といえそう。

一番人気のレイクダウンコースは 、青木湖に滑りこむような1.5kmの絶景クルージングができる。 フラットな中斜面に人工コブを配置した、難しすぎないモーグルコースは、常設コースとしては日本の草分け的存在。また、ワンコと一緒に楽しめるゲレンデ(第3クワッド側)があります(有料・誓約書要)。

※第3クワッド側駐車場へは積雪路となるため、4WDスタッドレスタイヤ装着車かタイヤチェーンが必要

トップ標高
1,676m
最長滑走
5,000m
標高差
926m
最大斜度
35°
コース数
15本
リフト
13本
ゴンドラ
1基
ロープウェー
-本

◆公式HP/https://sanosaka.jp/


家族で行っても安心してフリーライドできる
鹿島槍|HAKUBA VALLEY 

センターハウスを中心にボウル状の地形で、開放感あるノースとウエストの上部ゲレンデと、中網湖まで滑り降りる中網ゲレンデの3部構成のレイアウト。ウエストMt.は北斜面のため良質な雪に恵まれることも多い。上部は38度もの急斜面、下部は爽快なクルージングが楽しめる、鹿島槍の看板コース「5A・B・Cコース」に沿って、ツリーランエリアも開放されている。フリースタイルパークは中綱ゲレンデ下部にあり。

’22季には、魅力のサービスが登場!リフトの通常運行開始(8:30)より前に滑れるファーストトラック滑走、さらにはゲレンデトップ部分の第10リフトエリアでのパウダーキャットツアーの運行がスタートするのだ。

鹿島槍はファミリーにも優しいスキー場。’22季には日本最大級のスノーチュービングコース『Tubers High』 を備えたスノーアクティビティパークが中央エリアに新設された。140mのロングムービングベルトを備えて機能性も万全。キッズパークは500円で遊び放題、託児所もあるので子連れスキーヤーにとってはありがたい。お一人様ならゲレンデ内に宿泊施設があり、ドミトリーなら素泊まり2,000円から利用できて便利。

トップ標高
1,550m
最長滑走
5,000m
標高差
720m
最大斜度
38°
コース数
12本
リフト
7本
ゴンドラ
-基
ロープウェー
-本

◆公式HP/https://www.kashimayari.net/snow/


初心者・ファミリーに優しい「最高のデビューゲレンデ」
爺ガ岳|HAKUBA VALLEY

爺が岳_公式HPより

鹿島槍に向かう途中の左手に現れるローカルスキー場。リフト4本のゲレンデの大部分は広くて見通しの良い緩斜面なので、初心者やファミリーに最適。最新の人工降雪機を導入し、滑りやすくて安心、安全に楽しめる。

ここにはハイスピードで飛ばす上級者もいないので、のんびりと安心して楽しめる。幼児向けのちびっこ専用エリアもあり、子連れファミリーの雪遊びの休日にはもってこいだ。スノーモービル体験もあり。

トップ標高
1,350m
最長滑走
3,500m
標高差
440m
最大斜度
35°
コース数
13本
リフト
5本
ゴンドラ
-基
ロープウェー
-本

◆公式HP/https://www.jiigatake.com/


※2021年12月末時点での情報です。詳細は各スキー場の公式HPをご参照ください。

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