アルペングループ “メンバーズ限定”の「NEWモデルSKI試乗受注会」とは?

アルペングループは、ウインター用品の豊富な品ぞろえと、様々な会員限定サービスにより、熱心なスキーヤーから人気を集めている。そんなアルペンが開催するスキー試乗会の特徴は、ニューモデルを試した直後に、エキスパートアドバイザーとの接客・商談を経て、特別価格で商品を購入できること。今年も各地で開催されており、3月15日㈯にしらかば2in1スキー場にて開催された試乗会に参加してきたので、その様子をレポートしよう。

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上級者の買い方

会場となったのは、長野県しらかば2in1スキー場。首都圏から近く、雪質の良さと晴天率の高さが評判。

ザラザラとした硬めの雪質

早朝のゲレンデが閑散としている時間帯にもかかわらず、レストハウス横のイベントスペースはスキーヤーの密度がやけに高く、静かな熱気を帯びていた。いち早くニューモデルのスキー板を試すべく、スキーヤーたちが集まっていたのだ。

コンパクトながら充実のラインナップ

というのも、アルペンの試乗会は会員限定の先着順受付。特別価格で購入できるチャンスを逃すまいとスキーヤーは真剣そのもの。今回主催のアルペン諏訪インター店、スキーエキスパートアドバイザーの松本さんによると、最近は上級モデルが店頭に並ぶことは少なくなっており、人気のモデルは4月には完売してしまうこともあるという。お店ではなく雪上で吟味してすぐに予約、それが上級者の買い方なのだそう。

万全のチームワーク

アルペンスタッフの皆さんは、スキーヤーが板を選ぶとすぐにセッティングを済ませ、威勢の良い声と共に送り出す。1人で何台乗るのかというくらい現場の回転は速く、今回の取材の目的でもあるアンケートを依頼するのは容易ではない雰囲気だった。スキーヤーとメーカースタッフの間に余計な会話はなく、聞かれたことには的確に返答し、それ以外は黙々と試乗機のメンテナンス。試乗会でエッジのチューンナップまで行っているのを初めて見た。

埋まった板を掘り起こしながらの試乗

フリーライド系と比べ基礎スキーの試乗会は、会話ひとつ、選択ひとつ、無駄なく合理的。道具と対話しながら淡々と技術を磨く、自分との戦い。松本さんは試乗会を試合に例えていたが、流れとしては、午前中を予選として大体の目星をつけ、ランチタイムに仲間と情報を共有して体制を整え、午後が決定戦。

出場レーンでスキャンを行う

アルペンの試乗会では運営体制もしっかりしており、メーカースタッフが現地に来ることができなかったブースは、アルペン社員がカバーしていた。各メーカーに取材協力を依頼しに回った際には、「アルペンさんの応援に来ているので問題ないですよ」と、ショップとメーカー間の協力体制が整っているのを感じた。セキュリティ対策にも抜け目がなく、盗難やトラブル防止のためバーコードスキャンで出入場を管理していた。

スキー以外も充実

アルペン試乗会では、板だけでなく板や小物の展示を行っている会場もある。レストハウス二階の一角がショップのようになっており、更衣室も完備。気になっていた物をまとめて試すことができる。

室内で温まりつつウェアもチェック
小物類も充実
着脱のサポートまで

プロは諦めない

昼過ぎにはみぞれ雪が降りだし過酷な条件となっていたが、熱心なスキーヤーの試乗速度は落ちることなく、スタッフも最終貸出時間ギリギリまで「これがラストになると思いますが、この一台で良いですか?」と、ベストな選択のサポートをし続けていた。

板が見えなくなるほどの降雪
貸出終了5分前でもスキーヤーが途絶えない

終日現場で取材を行う中で、特に丁寧な対応をされていた、アルペンアウトドアーズ フラッグシップストア新宿店の水原さんにコメントをいただいた。

アルペンの試乗会は2か月間にわたる長期間、様々なスキー場で開催されるため、同じ板でも異なる条件での乗り比べができます。早期受注会のさらに前に、実際に試して特別価格で買える特別な機会です。個別カウンセリングや特典ポイントなども含めたサービスを、会員であれば無料で受けられますのでぜひ試乗会へ!アルペンアウトドアーズ フラッグシップストア新宿店でもお待ちしております!

水原 俊介(みずはら しゅんすけ)

スキーエキスパートアドバイザー
全日本スキー連盟 公認スキー指導員
全日本スキー連盟 公認B級検定員

アルペンアウトドアーズフラッグシップストア新宿店
〒162-0022
東京都新宿区新宿三丁目23番地7号
TEL:03-5312-7682
https://www.instagram.com/alpentokyo.alpenoutdoors.fs/

雪上での試乗が終わっても、試合はまだ続いていた。今度は室内で、アルペン各店の‘‘スキーエキスパートアドバイザー’’による商談会だ。※会場によっては屋外の場合もあり。板のインプレッションからプライベートな話まで、スキー談義はひときわ盛り上がっていた。

4~5名のエキスパートが対応

ユーザーは満足感とともに帰宅し、スタッフはフィードバックを試乗会の改善につなげていく。プロの本気の仕事ぶりにはとても感心した。

主催の松本さん、真剣に相談に乗る

アルペングループの強み

アルペンは現在、定番商品から人気商品までを揃えた「ウインター取り扱い店舗」と、専門知識と加工技術を持つアドバイザーが常駐する「ウインターエキスパート店舗」「バートン取り扱い店舗」の3店舗を展開している。

その中でも、専門知識を持つアドバイザーが常駐している店舗が「ウィンターエキスパート店舗」。
パウダーやパークなど、地域特性に合わせた商品ラインナップとアドバイザーが配置されており、各種加工サービスが受けられるほか、上位モデル・限定モデルをはじめ、人気ブランドや話題商品など豊富な品揃えが魅力。
アドバイザーは、商品知識だけでなくスポーツデポ・アルペンで取り扱う全てのスキー板・スノーボードに試乗し、実際の滑走フィーリングを確認しているため、ニーズに合わせた的確なアドバイスが可能だ。

今後の試乗会情報

この後も4月の後半まで、長野と北海道の2会場で3回の試乗受注会が予定されている。特別価格で購入できる上、アルペンポイントもプレゼントされるチャンス。ぜひ一度参加してみては。

【Information】

株式会社アルペン
〒460-0002
愛知県名古屋市中区丸の内二丁目9番40号 アルペン丸の内タワー
公式サイト:https://store.alpen-group.jp/corporate/


しらかば2in1 スキー場
〒384-2309
長野県北佐久郡立科町芦田八ケ野八子ケ峰2021-1
公式サイト:https://whitebirch.co.jp/shirakaba2in1/

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