’24-25プロショップが推す「BC(バックカントリー)バックパック」は?

バックカントリーで使うバックパックはセーフティギアほか数ある必携アイテムをしっかり収納できて、かつ登行や滑走にも干渉しない、など重要ポイントがある。多くのプロダクツを比較検討できて、自ら雪上で試したり、ユーザーからのフィードバックを蓄積しているプロショップのスタッフは、良質を見極める力が高い。そこで、’24-25季のニューモデルから「強くオススメしたいバックカントリーバックパック」を教えてもらおう。目利きたちが高評価をつけたモデルがいい人、ぜひ参考に!

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BCA STASH PRO 40 UL

Stash Pro 40-UL

容量:40ℓ
Features:
・サイドスタッシュポケット
・専用のシャベル/プローブコンパートメント
・ロールトップ開閉
・サイドアクセスジッパー
・内部サポートフレーム
・複数の取り付けポイントを備えたコンプレッションストラップ
・Aフレーム&ダイアゴナルスキーキャリー& 垂直スノーボードキャリ
・ヒップベルトポケット×2
・BC Linkラジオ&ハイドレーション対応

胴体サイズ: M/L: 17-21" / 43.1 - 53.3 cm
Color:White(Black 全2色)
¥46,200

◆公式サイト:https://elevateoutdoorcollective.com/

バックカントリー用ザックには珍しい超軽量タイプのザックで、X-PACという軽量高耐久の素材を使用していて、その重さは驚異の1,166gです! 生地はペラペラ(笑)ですがしかし、背中からショルダーハーネスやウエストハーネスのフィットが優れているためある程度の重量を背負っても安定感があります。BC以外にもアイスクライミングや通年のアルパインクライミング、通常の縦走登山などに軽量のアルパイン向けザックをお探しの方にはオススメです。

レビューワー
石井スポーツ神田本館
Staff 下山 真さん


BCA |STASH 30

STASH 30

容量:30ℓ
Weight:1,490g
Size:18ー21インチ / 45.7 - 53.3 cm
Color:Tan, Black, Green(全3色)
\ 30,800

◆公式サイト:https://elevateoutdoorcollective.com/

バックカントリー向けに設計されているバックパックで、これ1つあれば1dayのバックカントリーはOK。背面がすべて開く点は、使い勝手が良いです。2層構造になっているので、濡れた物と濡れていない物を区別して収納できます。ヘルメットもしっかりホールドすることができ、30リットルというサイズもちょうど良く感じています。

レビューワー
TRUNKBASE
オーナー/丹野幹也さん


D_b_ |Snow Pro Backpack 32L

Snow Pro Backpack 32L

容量:32ℓ
Weight:1.64㎏
Size:32×60×28㎝(幅×高さ×奥行)
Color:Black Out, Midnight Teal(全2色)
\ 41,800

◆公式サイト:https://www.lpdb.uplnd.com/

背負ったときのシルエットが、BCザックとは思えないほどクリーンです。アバランチポケットが一番手前でセンタージッパー式なのでシールが格納できて便利です。背面に3つのポケットや取り外し可能なゴーグルポーチがついているなど、細かい部分にも気が利いています。

レビューワー
UPLND
Staff/村井 俊介さん


Haglöfs|Sensate Pro 32

Sensate Pro 32

容量:32ℓ
Size:S/M, M/L
Weight:1,277g
Color:True Black, Habanero/Blaze Orange
¥27,500

◆公式サイト:https://haglofs.jp/

フィット感とバランスの良いニューモデルのバックパック。バックサイドアクセス可能で作業がスムーズ。スキー、スノーボード、スノーシューと、すべて対応です。下部サイドからのアクセスにより、シールやアイゼンを別室に収納可能。

機能のディテールは、ウエストハーネス左側にジップ付きポケット(個人的には両サイドに欲しかった…右側ギアループを使わない方は代用の収納バッグを取り付けても良いと思います)、ヘルメット用ネットやピッケル、ポールなどを固定するトグルやベルトなどがあります。

もちろんプローブやショベルの収まりも良く、出し入れしやすい構造です。必要なものはほぼ揃っていながら、シンプルで作業効率も良い、理想的なバックパックだと思います。

レビューワー
Narrows
Staff/伴 隆郎さん

自由な動きのために最適化されたフリーライドバックパック。必要なギアを収納できるようにデザインされており、持ち運びの快適性を向上させています。フィット感があり、最適な重量配分を維持するように作られています。カスタマイズ可能なサイドコンプレッションストラップ付き。

メインコンパートメントには、ジッパー付きでアクセス可能なバックパネル。フロントコンパートメントは、アバランチポケット。フリース裏地のゴーグルコンパートメント。収納可能なヘルメットネット。サイドからアクセスするアイゼンポケットなど、盛りだくさんです。

レビューワー
UPLND札幌
Staff/渡邊健太さん


NORRØNA|lofoten 30L Pack

lofoten 30L Pack

容量:30ℓ
Weight:1,412g
Color:Arednalin(Indigo Night Blue 全2色)
¥39,600

◆公式サイト:https://www.full-marks.com/norrona

大きすぎず小さすぎずなサイズで取り回しもよく、初めてのバックパックとしてもオススメできるバッグです。 背負っていてとにかく楽。 バックパック下部にシールを収納するスペースがあるのもポイントの一つです。 '24-25シーズンのカラー展開は2色、ネイビーとオレンジ。 オレンジが新色ですが、少しくすんだオレンジで、意外とどんなウェアでも合わせやすいかと思います。 当店のスタッフでも使用率高めなバックパックです。

レビューワー
SKI SHOP VAIL
Staff/白石 優太さん ウェア・アクセサリー担当

一言では語り尽くせないバックカントリーでの使用を想定した、機能が満載のバックパック。デザイン性、機能性、快適性のすべてが詰まっている文句なしのオススメ商品です。

レビューワー
Xraeb sports(クレブスポーツ)
Staff/山田岳人さん


OSPREY|Soelden32

Soelden32

容量:32ℓ
Weight:1,150g
Size:54×31×28cm(縦×横×奥行)
Color:アーティザンイエロー, ブラック(全2色)
¥26,400

◆公式サイト:https://www.lostarrow.co.jp/osprey/

バックカントリー用バックパックで、短期の小屋泊まりのツアーまで対応可能な容量があります。スキーをバックパックに取り付ける際には、Aフレームとダイアゴナルと2パターンの取り付けができるので、わずらわしさがありません。ヒップベルトは調整可能なので、自分の身体に合った調整ができます。メインコンパートメントとアバランチポケットが別になっているため、緊急時も素早く出し入れすることが可能です。

レビューワー
Mt.Peaks
Staff/星倭人さん


PLUS ONE WORKS|MAKIRI 25 EVO

MAKIRI 25 EVO

容量:25ℓ
Weight:1,380g
背面長: 45cm
Color:Coyote(Black 全2色)
¥33,000

◆公式サイト:https://www.full-marks.com/plusoneworks

日本人の体型に合わせて設計された3DSショルダー ストラップと3DETフレームは、荷物の重量と滑走時の運動の妨げを軽減してくれる。骨盤を包み込むようなフィット感のウエストハーネスとコンプレッションベルトにより、アバランチギアなどの必携品も体の負担を軽減した背負い心地です。

生地は100%リサイクルポリエステル素材ECOPAKの生地を採用し、軽量化を実現しながらも耐摩耗性も安心感がありますね。容量25Lですが、容量以上の収納力と別売りのヘルメットホルダーやモバイルポーチ類など、アクセサリも充実していて、使用者の好み応じたカスタマイズも可能です。

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FULLMARKS札幌店
Staff/伊藤大輔さん


PLUS ONE WORKS|SHUMARI 35 EVO

SHUMARI 35 EVO

容量:35ℓ
Weight:1,700g
背面長: 50cm
Color:Black(Coyote 全2色)
¥36,300

◆公式サイト:https://www.full-marks.com/plusoneworks

前回のSHUMARIから大幅にアップデートされ、さらに使いやすさが向上しました。
背面のパッドやショルダーストラップなど、日本人の体格に合っているため、ぜひ重しを入れて背負ってみていただきたいです!

レビューワー
FULLMARKSトマム店
Staff/瘧師一輝さん


Teton Brose |AMAUTI

容量:25ℓ
Weight:1,040g
Color:BLACK(DESERT, BLACK×STING 全3色)
¥39,600

◆公式サイト:https://www.teton-bros.com/

AMAUTIはイヌイットの女性が赤ちゃんを背負うときに使う伝統的な大きい布を意味しているそうです。このザックを背負ったとき、ショルダーベルトやウェストベルトを締め込んだときに背中に張り付くようなフィット感があります。容量が25Lと少し小さめなので本格的なBCの装備には容量が少ないかもしれませんが、リフトアクセスの滑走や必要最低限の装備のときにおすすめです。

レビューワー
秀岳荘 北大店
Staff/登山・スキーマネージャ― 小路口稔さん

スイスのデザイナー集団と共同開発したTeton BrosのNEWバックパックです。リップストップナイロン採用の1枚の生地からからアウターシェルができており、アウターシェルからショルダーストラップとウェストストラップが伸びていることにより、高いフィット感と背負い心地を実現しています。

アウターシェルとメイン気室の間にスペースを作ることで、クライミングスキンやインサレーションなどのアイテムを収納し、即座に使用することができます。数量限定でパッチが付いている限定アイテムになります。

レビューワー
Mt.Peaks
Staff/星倭人さん


THE NORTH FACE|チュガッチ 28


チュガッチ28

容量:28ℓ
Weight:1,480g
Size:one size
Color:ケイブブルー(1色)
¥31,350

◆公式サイト:https://www.goldwin.co.jp/tnf/

コンパクトで使いやすいバックパック。アバランチギアなどの収納や取り出しもしやすく、スキーも背負える便利なバックパック。迷っている方には特にオススメです。

レビューワー
Xraeb sports(クレブスポーツ)
Staff/山田岳人さん


THE NORTH FACE|チュガッチ35

チュガッチ35

容量:WM/32ℓ,M/34ℓ/38ℓ
Weight:WM/ 約1,555g, M/約1,625g, L/約1,705g
Size:WM, M, L
Color:ブラック(モスグリーン,ミューテッドパイン 全3色)
¥36,300

◆公式サイト:https://www.goldwin.co.jp/tnf/

エントリーユーザかつフリーライドシーンで積極的に使いたいユーザにおすすめしたいザックです。バックアクセスの開口幅の広さ等、パッキングなどに慣れていないユーザーにも使いやすい仕様になってます。また、注目ポイントの一つとしてバックパックの薄さです。ライディング時に生じる「遠心力」「抵抗」を極力抑えることができます。あなたのフリーライディングの強い味方になるでしょう。

レビューワー
石井スポーツ ヨドバシ甲府店
Staff/甘利祐貴さん


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