今やスタンプひとつで気持ちを伝えられるほど、モバイル端末でのコミュニケーションは進化した。しかし、スキー場で仲間と連絡を取り合うとなると事情は別だ。「グローブを外す→スマホを取り出す→電波を探す→発信→応答を待つ」という手間は相変わらず。滑走中の着信には気づきづらく、早く滑りたいのに仲間が見つからない、電池切れが心配、といった不便さは残ったままだ。ヘルメットの隙間にスマホを挟んだ“自作ハンズフリー”に挑戦して、結局落としてしまった…という苦い経験がある人もいるだろう。
音楽を聴くにもイヤホンがずれて気になる、操作のたびにスマホを取り出す、周囲の音が遮断され危険が増すなど、雪山ならではの悩みを、実は今も多くのスキーヤー・スノーボーダーが抱えている。
そんな“雪山コミュニケーションの課題”を一気に変えようとしているのが、世界85カ国で展開する、モーターサイクル用通信機器のパイオニア、Cardo(カルド)だ。バイクツーリングの世界で磨かれた革新的な技術が、ついにスノーシーンにも到来した。

Cardoとは?


インスタグラムで20万超のフォロワーを持ち、バイク業界では知らぬ者はいない存在。その実力を一度体感すればファンになるユーザーも多い、優れた製品を次々と生み出してきたイスラエル発のブランドだ。
同社がバイク用インカムで培ってきた先進技術をアウトドアフィールドに応用して開発したのが、「PACKTALK OUTDOOR(パックトーク アウトドア)」。バイクツーリング用インカムとして世界シェアNo.1、年間100万台以上の販売を誇り、スマートフォン不要のハンズフリー通話を実現している。そしてこの製品のすごいところはそれだけではない。
Cardoは何がすごいのか
15人で、10時間話せる“DMC”

最大の特徴は、従来のBluetooth通信の常識を超えたDMC(ダイナミックメッシュコミュニケーション)。
これにより、最大15人が最大1000m離れていてもクリアにつながり、会話が途切れても圏内に戻れば自動で再接続される。煩わしいペアリング操作は不要で、常時ON。ボタンを押す必要も、待つ必要もなく、まるで隣にいるかのように自然な会話を楽しめる。
ファミリーでの滑走、グループレッスンやガイドツアーなど、あらゆるシーンで活用できる汎用性の高さも魅力だ。会話を楽しむのはもちろん、危険回避や緊急時の情報共有にも心強い。
連続通話時間は最大10時間。もしもの時も20分の充電でさらに2時間使える。
圧倒的なノイズキャンセリング性能
時速100kmを超えるスピードの中でも、普段の会話と変わらないクリアな音声を実現するため、ハードウェア・ソフトウェアの両面で高度なノイズキャンセリング機能を搭載。強風や風切り音、周囲の騒音に左右されることなく、高品質な通話が可能となっている。
動画は、エクストリームパフォーマンス集団「Soul Flyers」が、Cardoのインカム「PACKTALK BOLD」(旧世代シリーズ)をヘルメットに装着して、モンブラン山頂の上空からウイングスーツで飛ぶ様子。
業界最強クラスの防塵・防水仕様

雨や雪の中で、スマホを濡れないようにかばいながら通話する必要はもうない。
本体は –20℃まで対応し、IP67規格を取得。
精密な電子機器でありながら、雨・雪・泥といった過酷なアウトドア環境に耐えうるタフさを備えている。
あらゆるアクティビティに対応

冬だけでなく、山や川、湖、海など、オールシーズンのアウトドアで活躍。MTB、ランニング、サーフィンといった多様なアクティビティにも対応する。
カラーは合わせやすい ブラックとホワイトの2色展開。
空気抵抗を抑えた流線形のフォルムを採用し、手のひらに収まるコンパクトサイズで、グローブをしたままでも操作がしやすい。
取り付け場所の自由度も高く、ヘルメットはもちろん、ゴーグル、バックパック、ウエストベルトなど、好みのスタイルに合わせて自由に装着できる。
上質なサウンド体験としても

世界的オーディオブランド「JBL」と共同開発したサウンドシステムを搭載し、直径40mmのスピーカーサイズからは想像できない程の、パワフルでクリアなサウンドを実現。雪山の静寂やライディングの高揚感を一層引き立てる、高解像度の音質が楽しめる。
「ヘイ カルド ミュージック」と声をかけるだけで再生できるヴォイスコマンドは、音楽の操作はもちろん、電源のオン/オフ、音量調整、SiriやOK Googleの起動にも対応。完全ハンズフリーで、滑走中もストレスなく操作できる。
スマートフォンとペアリングすれば、Apple MusicやSpotifyを楽しみながらインカム通話が可能。
さらに、Cardo独自のプレイリストもSpotifyで公開されているので、気になる人はぜひここからチェックしてほしい。
専用アプリで、常に最新版へとアップデート可能

「Cardo Connect(カルド コネクト)」アプリは、取扱説明書がなくても直感的に操作できるほどシンプル。
初めてでも迷わず使い始められ、アプリ経由で新機能の追加やアップデートが可能なため、一度購入すれば常に最新バージョンへアップデートできるのも嬉しい。
ナビアプリの音声も同時に聞けるため、スキー場へ向かう車内でも仲間と予定を話したり、立ち寄りスポットを共有したりと便利に使える。雪の中で前を走る車を見失っても、迷う心配はない。
実際に使ってみた
テストしたのは12月。6〜7名のグループでの使用。以下、編集部員コメント。
「まず驚いたのは、想像以上にクリアな音声。当日は荒天で視界に頼れない状況だったが、仲間の声がしっかり届き、状況を確認できる安心感は大きかった。全員同時の接続でも通信は安定していて、滑走中に途切れることもなかった。操作もシンプルで、すぐに使い始められる。
撮影時にはチームの息合わせが肝心だが、滑り出しのタイミングやライン取りなどの連携も取りやすく、風切り音がほとんど入らないため距離を感じさせない。リアルタイムでのコミュニケーションが求められるシーンに、とても適したデバイスだと感じた。
唯一の注意点は、マイクの感度が高すぎて独り言まで拾ってしまうところ。笑」

声で寄り添う、雪山での活用法
雪山という非日常のフィールドでは、不便さだけでなく、誰もがどこかに不安を抱えている。
「一緒に滑ろう」と言っても、いざ滑り出せば全員が同じペースで動けるわけではなく、意思疎通ができずに困ったり、心細さを感じたりする場面は多い。しかしCardoがあれば、そんな“雪山あるある”の悩みを解消し、スキー場での体験をより自由で、より楽しく、そして効率的にしてくれる。

レッスンシーンで
これまで、コース上部で転んで動けなくなった生徒がいれば、インストラクターは斜面を駆け上がるか、誰かの助けを待つしかなかった。Cardoなら、離れていても声で落ち着かせ、的確なサポートができる。
また基礎練習では、コーチの声が後ろ姿と共に遠ざかってしまい、何を指しているのか理解しづらいというのは“あるある”だが、動きの意図やフィードバックがリアルタイムで届くことで、上達スピードが格段に上がる。


バックカントリーで
ツアーグループの最後尾になると、ガイドの説明が聞こえづらく、合流した頃には面白い話が終わっていた、なんてことも少なくない。さらに深雪でスタックしても誰にも気づかれず、置いていかれるという不安も。Cardoなら、常につながっている安心感があり、安全面でも大きなメリットをもたらす。

用途に合わせた各モデル
PACKTALK OUTDOOR(パックトーク アウトドア)
▼スペック
最大通信距離(ユニット間):1000m
最大通信距離(グループ):5000m ※5人以上の場合
最大通話時間:10時間
連続待機時間:10日間
サイズ:約 44mm × 88mm × 25mm
重量:49.5g
青空の下、お気に入りの曲を聴きながら滑っていると、開放的な気分になり思わぬ本音がこぼれてしまうかも。そんなときは、「ヘイカルド マイクをミュート」を忘れずに。
Information
株式会社アーキサイト(Cardo 国内販売代理店)
〒110-0006 東京都台東区秋葉原5-9
公式サイト:https://archisite.co.jp/products/cardo/outdoor/
Instagram:https://www.instagram.com/cardo_outdoor/
Youtube:https://www.youtube.com/@cardooutdoor/videos
X:https://x.com/CardoJapan





