史上初開催FISフリーライド世界選手権。出場枠を勝ち取った日本人ライダー5名

自然の斜面を自由に滑り、その技術と創造性を競うフリーライド。
FWT(フリーライド・ワールド・ツアー)を中心に世界的に盛り上がりを見せているこのカテゴリーが、2022年のFIS(国際スキー・スノーボード連盟)との統合を経て、大きな転換期を迎えている。
その歴史的な第一歩となるのが、アンドラのピレネー山脈オルディノ・アルカリスで2月1日〜6日に開催されるFISが初めて開催する世界選手権だ。

今大会は、シーズンを通したポイント制のFWTとは異なり、一発勝負で世界王者を決めるナショナルチーム戦。
厳選された世界66名のなかに、実力主義の選考を勝ち抜いた5人の日本人選手が名を連ねている。
将来のオリンピック種目化も見据えたこの大舞台で、未知の斜面へ挑むライダーたちに迫る。

INDEX

出場への経緯。選ばれし5人のライダーたち

Photo by ©Freeride World Tour / D.Daher

2026年2月、アンドラのオルディノ・アルカリスで開催される史上初の「FISフリーライド世界選手権」は、フリーライド競技として新たな歴史を刻む大舞台だ。FIS主催となれば、一般メディアへの露出が増え、世間の注目度も上がってくる。FWTが日本に上陸して約10年。ゆっくりと浸透してきたこのシーンが、広がりを見出す機会でもある。
その今大会には、厳格な選考プロセスを経て世界中から66名が選出されている。

日本からは、「大陸別代表枠(グループ2)」として、男子スキーの勝野天欄、男子スノーボードの吉田麻人、女子スキーの笹田知里、女子スノーボードの木下花菜の4名が選出されている。さらに、各国の競技レベルを考慮した「NSA(ナショナルスキー協会)推薦枠(グループ3)」により、男子スキーの星野洸我が出場権を獲得した。

大会は一発勝負のワンラン形式。5名の日本人選手は、日本代表を背負い、世界王者の称号を懸けた極限の滑りに挑む。
以下が出場選手たちのプロフィールだ。

SKI Men 勝野天欄 Tenra Katsuno

2000年11月15日

ホームゲレンデ:Niseko Tokyu Grand Hirafu

スポンサー:Salomon, Niseko Tokyu Grand Hirafu, Mammut Japan, The POW BAR

【大会への意気込み】

世界選手権とても楽しみです!

各国からトップの選手たちが集まります。雪や天気のコンディションが良ければより多くの素晴らしい滑りが見られると思います!

Instagram:@tenra_katsuno123

SKI Men 星野洸我 Koga HOSHINO

1998年2月25日

ホームゲレンデ:石打丸山スキー場

スポンサー:Faction,Arcteryx,Phaenom 

Dragon,BCA,Stance Markern,Lollipop,Season Xraeb sport

【大会への意気込み】

絶対勝ちます。

よろしくお願いいたします。

Instagram:@hoshinokoga

Snowboard Men 吉田麻人 Asato YOSHIDA

1986年1月12日

ホームゲレンデ:ルスツリゾート

スポンサー:Rome sds、ANDSOX、OYUKI、Drops Surf

【大会への意気込み】

フリーライド競技初の世界選手権でアジア代表として自分の滑りが出来るように頑張ります。

応援よろしくお願いします。

Instagram:@asato_yoshida

SKI Women 笹田知里 Chisato SASADA

1993年11月5日

ホームゲレンデ:HAKUBA VALLEY

スポンサー: K2 SKI, Anon Japan, LADE.SNOW, Permanent Union/Fullmarks, ABS-airbag Japan

【大会への意気込み】

アンドラ、ピレネー山脈という未知の山で、そして大舞台で滑れることを素直に嬉しく思います。3年前に初めてチャレンジャーに出場してから、海外の大会に毎年挑戦してきたことが、一つ実を結びました。そんな自分を認めつつも、満足はせずに、しっかり自分の滑りをしたいと思います。

Instagram:@chisato.sasada

Snowboard Women 木下 花菜 Hana KINOSHITA

2006年1月24日

ホームゲレンデ:Mt.T by星野リゾート(旧 谷川岳天神平スキー場)

スポンサー:DEATH LABEL、686、DEELUXE、UNION、sweet protection、willow braincap、bmz、root j factory、ムラサキスポーツ イオンモール高崎店

【大会への意気込み】

2年前のジュニア世界選手権に続き、人生2度目の世界の舞台です。アンドラの山の景色や大会の空気感の中、スノーボードを楽しみつつ自分自身のライディングができるよう、万全の準備をして挑んできます。

Instagram:@87_kinoshita

Information

FIS Freeride World Championships
Andorra 2026 by Mammut

日程:2026年2月1日(日)〜6日(金)
会場:オルディノ・アルカリス(アンドラ)
URL:fis-ski.com/freeride
InstagramFBXYouTube

INDEX