もはや想像ができないほどの難易度の高いトリックが放たれるミラノ・コルティナ五輪の舞台。その背景には選手たちのハイパフォーマンスをサポートするギアの存在がある。トップ選手たちはどのようなギアを使っているのか?
世界トップレベルの選手が使っているスキー
「スロープスタイルは、1本のランに大きなジャンプとレールなどのジブアイテムが混在します。前提としてジャンプのランディングの衝撃に耐えうる強さがあり、ジブトリックを軽やかにこなす操作性の高さが、スキー板には求められます。さらにバターの動きが入ってくるので、選手によってはバターを使うときにノーズの柔らかい板を使ったり、太めのものをチョイスしたりもありますね。それでもみんなだいたい90㎜前後くらいのパーク向きのモデルを選んでいるように思いますね」
とは、現在、全日本フリースタイルスキーチーム・ハーフパイプ/スロープスタイル/ビッグエアの津田健太朗ヘッドコーチの話。今回、2月10日に開催された男子スキースロープスタイルの決勝戦で、メダルを競った選手たちがどんなスキーで戦っていたのか、見てみよう。
まずはリザルトがコチラ。

北京五輪ビッグエア金メダリストのバーク・ルード(BIRK RUUD)が、前回スロープスタイル王者のアレックス・ホール(ALEX HALL)との直接対決を制し、銀メダルに退けて頂点へ。世界王者の貫禄を見せつけた。銅メダルは、初出場ながら昨シーズンのX-Gamesスロープスタイルを制した若き才能、ルカ・ハリントン(LUCA HARRINGTON)が獲得。

▼スロープスタイル当日のハイライト映像
決勝に残ったライダーたちの使用スキーをチェック!
今大会のスロープスタイルは、コース上部に設けられたジブセクションの難易度がなかなか高く、決勝に残った12名の選手でさえ苦戦したコースだった。そんな厳しい戦いを支えた選手たちのスキーは?気になるニューモデルの詳細は、またじっくり紹介するとして、まずは選手たちが「どのブランドの何のモデル」に乗っていたのかに注目してみよう。
使用ギアと一緒に選手たち自身のInstagramの投稿も見てみると興味深い。生の言葉から大会の雰囲気や彼らの心情がよく伝わってくる。
バーク・ルード(Birk Ruud/NOR)
VÖLKL|Revolt 90 ['26-27モデル]

アレックス・ホール(Alex Hall/USA)
FACTION|Studio 2 ['25-26モデル]

ルカ・ハリントン(Luca Harrington/NZL)
VÖLKL|Revolt 86 ['26-27モデル]

アンドリ・ラゲットリ(Andri Ragettli/SUI)
VÖLKL|Revolt 90 ['25-26モデル]

ジェスパー・チューデル(Jesper Tjader/SWE)
HEAD|OBLIVION 84 ['25-26モデル]

セバスティアン・シャルベ(Sebastian Schjerve/NOR)
VÖLKL|Revolt 90 ['26-27モデル]

マティ・スヴァンサ(Matej Svancer/AUT)
FACTION|Prodigy 1 Matej ['25-26モデル]

ベン・バークレイ(Ben Barclay/NZL)
ATOMIC|Bent Decode['26-27モデル]

コナー・ラルフ(Konnor Ralph/USA)
LINE|TOM WALLISH PRO ['26-27モデル]

キム・グブザー(Kim Gubser/SUI)
LINE |TOM WALLISH PRO ['26-27モデル]

マック・フォアハンド(Mac Forehand/USA)
FACTION| Prodigy 3 Capsule ['25-26モデル]

トルーモド・フロスタ(Tormod Frostad/NOR)
FACTION|Prodigy 2 ['25-26モデル]


