ICELANTICの美学が宿る新コレクション「TORRENT」&「TEMPEST」がゲレンデを変える

ICELANTICから2026-27シーズン、待望のニューモデルが登場する。ブランドの魂である独創的なグラフィックとともに、新たな自信作「TORRENT(トレント)」&「TEMPEST(テンペスト)」が意味するメッセージを紐解こう。

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ICELANTICが「オールマウンテン」に全力投球する理由

アーティスティックな比類なきデザインに象徴される、こだわり抜いたプロダクト。すべてのグラフィックは創立時からアーティストであるトラビス・パーの作品だ。毎シーズン、テーマが設けられていて、その世界観には引き込まれないではいられない。

'26-27シーズンのICELANTICが掲げるテーマは「シンプルであること」。モノや情報が溢れる現代において、ブランド創設者のベン・アンダーソンは「Less is More(シンプルであるほど豊かになれる)」という考えを大切にしたいという。

その結果、'26-27シーズンはラインナップをあえて絞り込み、ブランドが最も得意とする「フリーライド」と「オールマウンテン」の2カテゴリーに集中する。

「TORRENT」&「TEMPEST」の1台で一日中ゴキゲン

シンプルの美学を追求するうえで、特に注力したのが「やっぱりメインはゲレンデ」というスキーヤーに向けた新しいモデルの開発だ。どんな雪質や斜面でも、この1台で一日中ゴキゲンに滑り倒せる。そんなオールマウンテンスキーを形にしたのが、'26-27発表されたニューモデル「TORRENT」と、そのレディース向け「TEMPEST」なのだ。

TORRENT

TORRENT88|D=132-88-116|R=16m(176)|L=166,171,176,182,188cm|¥146,740
TORRENT 96|D=137-96-121|R=17m(176)|L=166, 171, 176, 182, 188cm|¥150,590
TORRENT 102|D=141-102-124|R=18m(176)|L=171, 176, 182, 188cm|¥150,590

TEMPEST

TEMPEST 88|D=132-88-116|R=13m(162)|L=150, 155, 162, 169cm|¥146,740
TEMPEST 94|D=135-94-119|R=13m(162)|L=155, 162, 169, 176cm|¥150,590
TEMPEST 100|D=139-100-122|R=14m(162)|L=162, 169, 176cm|¥152,570

そのテクノロジーと性能

数年の歳月をかけて作り上げられたこの2モデルTORRENT」&「TEMPESTには、ゲレンデのあらゆる状況で滑る楽しさを最大化するための最新テクノロジーが凝縮されている。

独自の構造と芯材「V12カーボンマトリックス

芯材には、軽量ながら安定感のある「ポプラ&バーチウッドコア」を採用し、スムーズでバランスの取れたフレックスを実現。最大の特徴は、独自の「V12カーボンマトリックス」を組み合わせた点。

これにより、力強い反発力とクイックなレスポンス、そして高い精度が加わり、圧雪バーンからコブ、荒れた雪面まで、スムーズで軽快な乗り心地をもたらす。

操作性を極めたディレクショナル・ロッカー

プロファイルには「ディレクショナル・ロッカー」を採用。スムーズなターン開始と安定性を両立させ、スピードに乗った状態でも確かな手応えを感じながら、思い通りの精密なターンを描くことができる。

グラフィックに込められた「古の知恵」と美学

ICELANTICのスキーを語る上で欠かせないのが、アーティスト Travis Parr による美しいアートワークだ。ニューモデルのデザインテーマは、深い原生林に宿る象徴的な2つの樹木。

TORRENTが纏うのは、ブリッスルコーンパイン(イガゴヨウマツ)。5,000年以上生き続ける「不屈の精神」と「古の賢者」の象徴だという。どこか日本をイメージさせる。そして、TEMPESTを彩るのはイチョウ。馴染み深い秋の風物詩だが、実はイチョウは絶滅の危機を乗り越えた「生きた化石」であり、「強靭な生命力」と「再生」の象徴なのだ。

厳しい自然環境に耐え、力強く生き抜く樹木の姿を描いたこのグラフィックは、雪山という粗削りでタフなフィールドでパフォーマンスを追求する骨太な滑り手たちに刺さるだろう。

試乗会でのユーザーレビュー

'26-27シーズンのICELANTIC最大のトピック、ニューモデル「TORRENT&TEMPEST」の実力はいかに? 試乗会場で実際に試したユーザーに話を聞いてみた。

STEEPが3月7-8日に開催した「SKI DIG」試乗会で「TORRENT88」と「TORRENT102」に試乗した相澤功大さん(28)は、このようにコメント。

「TORRENT88は、はじめ硬い板かと思ったけれど、実際に滑ってみたら〝ヤバイ″くらい操作性が高かった。ビックリしたー!

TORRENT102のほうは、板を履いたときから感じる安定性が印象的。滑り始めの取り回し易さがすごく良い。グルーミングや不整地でも不安感がなく、安心できる乗り心地だった。キャンバーが強くて、体重や筋力があるほうが板を踏みやすいと思う。僕は、すごく気に入りました!」

大満足な笑顔でスタッフと一緒に記念撮影。

こちらは、3月11-12日に野沢温泉スキー場による試乗会で「TEMPEST 88」に試乗した宮田孝之さん。「地球を滑るWAX TEM RESCUE WAX」のスタッフさんだ。

「ICELANTICの板は、見るからにしっかりしているので、重たいのかな~と思ったんですけど、乗ってみると非常にスウィングウェイトが軽くて、取り回しやすい。とても扱いやすかったです。しなやかさもあるので、コブ斜面や荒れたところでも楽しめそうです。なんといってもデザインが最高ですね。ザ・日本という感じで、和の雰囲気が素晴らしい! 」

TEMPESTは女性向けと表現されてはいるが、実際はユニセックス仕様。グラフィックの好みで男性が乗ってもまったく問題ない。

Information

ICELANTIC

公式サイト:https://icelanticskis.jp/
公式SNS:Instagram

取扱い:有限会社 仏蘭西屋

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