KÄSTLEが'26-27シーズンに向けて発表した「TRANSCEND」は、ブランドの歴史上、初となる本格ツインチップスキーだ。アルペンレースでの伝統と実績を背景に、ついに投入された最強フリーライド・ウェポン。その実体は?
ケスレ初のツインチップフリーライドモデル「TRANSCEND(トランセンド)」

KÄSTLEとが初めてリリースするツインチップモデル「TRANSCEND(トランセンド)」。パフォーマンス性と遊びごころを高い次元でクロスオーバーさせた、ブランドの新時代を象徴するフラッグシップだ。
これまでのKÄSTLEといえば、MXやFX、ZX、PARAGONに代表される「高速域での安定感」「正確なエッジグリップ」「ディレクショナルな乗り味」が代名詞だった。そのDNAを残しながら、より自由で遊び心のある滑りを実現するために開発されたモデル、それがTRANSCENDだ。
開発チームによると「従来のKÄSTLEよりも幅広いスキーヤーに受け入れられる、よりプログレッシブなシェイプを目指した」という。従来のKÄSTLEが精密な操作性と高速域でのハイパフォーマンスを追求したコンペティション仕様とするのなら、TRANSCENDは高性能と遊びやすさを融合したフリーライド仕様とでもいうべきか。
KÄSTLEらしからぬ乗り味を支えるテクノロジー

北米のテストライダーたちが共通して語っているのが、「KÄSTLEらしい安定感を持ちながら、KÄSTLEらしからぬ圧倒的な自由度」という点。それを実現した背景には、言わずもがな確かな技術力がある。
軽快な操作性と反発力を確保しながら、フリーライドスキーとして必要な剛性感を持つ「ツインコア」をベースに、安定感をもたらす「パワーゾーンチタン」構造を採用。全面メタルではなく、足元中心にチタナールを配置した。
これにより、足元の確かな安定感と強いエッジグリップで、高速域でもスキーがバタつかない落ち着きと直線性を確保。それでいてトップとテールはしなやか、バターやオーリー、スラッシュなどもしやすい軽妙な操作性を実現している。さらに、耐久性に優れた「アーモクラッド・サイドウォール」や「ホローテック 2.0」をフル装備した。
その乗り味は、ケスレらしい芯のある安定感を保ちながら、トップとテールのルーズな感覚は遊び心あふれる自由度の高い仕上がり。どんな斜面や地形にも対応し、ジャンプなどのアクションも含めて、自由自在な操作性が魅力だ。
ラインナップは「114」「104」「98」の3タイプで展開。
TRANSCEND114

TRANSCEND104

TRANSCEND98


Kästleライダー新保龍登によるインプレッション
Kästleライダーの新保龍登は、「TRANSCEND104」についてこのようにコメントしている。

「待望のツインチップが登場しました!
待ちに待ったスキーで乗る前から楽しみにしていましたが、実際に乗ってみた感触は、パウダー良し、ゲレンデ良し、パーク良しの三拍子揃った遊び心のあるオールラウンドスキーといったイメージです。
板の特徴としては、トップは柔らかくテールにかけてしっかりとした印象でした。テールも硬すぎず、しっかりたわみも出るため、ビッグエアのランディングにも耐えられ、かつ豪快なカービングススキーもできる。自分にとって過去最大級の満足度で、すでに昨シーズンから愛用中です!
Transcend 104は、センター幅が104㎜と、パウダー向けといわれるファットスキーのなかでは中間くらいの太さになるので、汎用性が高く、1本のスキーでバックカントリー(BC)、パウダー、パーク、ゲレンデまで、バラエティに楽しみたい方にもってこいの1本です。長年、世界のW-CUPなどトップシーンで培ってきたKastleレーシングの技術がしっかりと詰め込まれていて、間違いない操作性と安定性を持つため、どんなコンディションにも対応できるんです。
そのぶん、重量は軽い!ということでもなく普通くらいの印象。するとBCのロングハイクよりもゲレンデクルージング、パウダーライド、パークメインで、たまにライトにBCに行く方にはちょうど良くて、すごくおすすめです!」
Information
Kästle
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