'24-25 ブランドの注目・ラインナップのトピックス
山スキー愛好家向けの革新的な「RIDGEビンディング」が誕生!
’24-25季のDYNAFITの筆頭トピックは、新たに開発されたツアースキー用の「RIDGEビンディング」のリリース。パワフルな滑走と登行の最良のバランスを備えたハイエンドなモデルだ。DYNAFITといえばスキーツーリングのカテゴリーで各種の優れたビンディングを展開している山岳フィールドにめっぽう強いというイメージだが、今回デビューした「RIDGEビンディング」はさらに先を行く非常に革新的なモデルだ。
トゥピースはテックピン装着時に履きやすいガイドが搭載。 テールピースは「EASY TURN TECH」なる新しいユニットが新たに開発され、特許も取得済みだ。
「EASY TURN TECH」は、ウォークモードへの切り替えシステム。ヒールの両サイドの白いレバーを引き上げると、固定されていたヒールユニットが前後に180度回し、ブレーキを下げてブレーキを踏めばOKという画期的な仕組みなのだ。ウォークモードのクライミングサポートは2段階だ。また、シール歩行モードでもブレーキが出るようになり、流れ止め防止にもなる。
重量は、ST ROTATIONとRADICALの間の重さになる片足410g。解放値は4~12、ブレーキサイズは94・105・125と、DYNAFITのなかでは久しぶりに120㎜以上のブレーキのリリースで、幅広いユーザーに対応する。
RIDGE BINDING
DIN : 4-12
Weight : 410g
ストッパーサイズ:88mm・98mm・110mm・120mm
Color:Black out / gold
¥96,800
「RIDGEブーツ」も登場!
「RIDGEブーツ」は、登坂スピードと滑走パフォーマンスで妥協ない性能を発揮するファーストクラスツアーブーツ。ブランドアンバサダーであるEric Hoji(エリック・ホジ)と共に開発された。Hojiといえば、4FRNTからシグネチャースキーもリリースされてきた山岳スキー界の伝説的ライダー。Hojiのビッグスケールなパフォーマンスからもわかるように、際立つダウンヒル性能とバックカントリーフィールドでの機動力が徹底的に追求された一足なのだ。
特徴は「FLOATING TONGUE」。登坂中にタングが水平方向に動いてカフ可動域 7度という、足首に自由がもたらされることで、快適で摩擦のない動きを可能にしてくれる。Hoji Lock System と組み合わせることで滑走性においても最高レベルのパワー伝達やコントロール性を実現している。
RIDGE PRO BOOTS M
Flex:120
カフ可動域:70°
ラスト幅:101 mm(size 26.5)
重量:1250 g (size 26.5)
Size: 25-31.5cm
\176,000
BRAND features
1950年、オーストリアで登山靴をベースとする皮革製のスキーブーツの製造を始まりに、プラスチック製シェルを採用する5バックルのスキーブーツを開発。73年にはフランツ・クラマーがワールドカップダウンヒルで優勝し、スキーブーツのブランドとして一躍、その名を世界に轟かせ、アルペンスキー界で黄金時代を築いた。一方で新たなる分野へも挑戦を続け、1980年スキーツーリングブーツ「Tour Extream」、84年にはスキーツーリングの革命とも言われる「TLTビンディング」を発表。さらに1990年には世界初のブーツ、ビンディング、テックシステムを開発。この最軽量のツアービンデイングが世界で脚光を浴び、山岳スキーにおけるDYNAFITの地位を確立することとなった。
高機能を求めるテクノロジーの進化とともに、絶滅の恐れがある「雪豹」をイメージキャラクターとして採用し、ブランドイメージと自然保護をリンクさせる活動を開始。トップアスリートや山岳・バックカントリーガイドなどのプロフェッショナルたちだけでなく、幅広くマウンテンスポーツ愛好者から高い信頼を得ている。
BRAND info
DYNAFIT(ディナフィット)
URL:https://rexxam.com/dynafit/
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