
'23-24 ブランドの注目・ラインナップのトピックス
環境にやさしい「ハイブリッドコア2.0」登場!
'23-24シーズンより、新たな芯材となるハイブリッドコア2.0が登場した。圧倒的に環境にやさしい作りのコアを開発、'23-24シーズンは段階的にNEWモデルとなるALL MOUNTAINカテゴリーのSPEED 4X4、E-CROSSの一部モデルに採用される。順次フリーライドスキーにも搭載予定だ。
新しくユニークな構造を持つ「ハイブリッドコア2.0」とは、コアに使われる木材の層を2方向だけでなく、3方向に展開することで、グラスファイバーなどの補強材の役割をコア材単体で担うことが可能になった。これまでの優れた滑走性はそのままに、環境負荷の大きい部材を25%以上削減することに成功。
自然を題材にモノ創りをする企業の姿勢として、環境に対して責任ある製品計画を考案しない限り、スキーの未来はないとディナスターファミリーは考えている。今後3年間で生産するスキーの45%をハイブリッドコア2.0を搭載したエコデザイン仕様にスイッチしていく計画だ。環境的な観点から、スキーの未来を見据えた取り組みに注目したい。

NEWモデルとなるALL MOUNTAINカテゴリーのSPEED 4X4、E-CROSSの一部モデルに採用。順次フリーライドスキーにも搭載予定。 環境的な観点から、スキーの未来を見据えた取り組みとなる。
フリーライドカテゴリーは’22-23より継続
本能的な自由への欲求によって冒険心を駆り立てられた滑り手たちが、自分だけのラインを追い求めるためのDYNASTARのフリーライドラインが「M-LINEシリーズ」。’23-24シーズンは、【ALL MOUNTAIN FREERIDE】【FREERIDE PROGRESSIVE】【FREERIDE TRADITIONAL】【TOURING】と新しい名称で4つのレンジから構成される。山を堪能するためにカスタムメイドされたスキーたちだ。スキー’23-24シーズンは’22‐23シーズンからの継続で展開する。

M-Freeシリーズは、フランスの名だたるビッグマウンテンスキーヤー、リチャード・パーミン監修のもとデザインされた、パワフルで機敏な動きが可能なモデルだ。ウッド素材の性能と軽く滑らかなポリウレタン素材を融合し、最高のスノーフィーリングを実現したハイブリッドコアテクノロジーを搭載、プログレッシブフリーライドモデルだ。ウエスト幅は118・108・99・90がある。スペック的にディープなパウダーからオンピステまで対応できる。

M-Proシリーズは、あらゆる種類の雪へのハイスピードカーブとランディングに対応。滑走性にこだわるカービング好きな滑り派に人気が高い。ウエスト幅は108・99・90・85と4タイプ。

パワフルかつ敏捷な滑りを叶えるツアースキーが「M-Vertical88」だ。ウッドを使ったハイブリッドコアは、軽量で登行にも威力を発揮し、滑走時はスムースなフィーリングをもたらしてくれる。

「M-Cross 78」はウエスト78㎜というカービング系のフリーライド派に向けた1台。もともとアルペンに強いDYNASTARのレーシングテクノロジーも活かされ、スキークロスをやるスキーヤーにピッタリだ。

BRAND features
1963年、フランス・モンブランの麓の町、サランシェで強い意思を持つふたつのファクトリーがコラボレーションして「細ひげ」のシンボルと共に誕生したDYNASTAR。その後わずか3年で世界選手権でメダルを独占、1992年アルベールビル、94年リレハンメルオリンピックでM・ジラルデリ(LUX)、D・コンパニョーニ(ITA)、K・A・オーモット(NOR)などレジェンドスキーヤーがDYNASTARスキーでアルペンレース界を席巻。アスリートは常にファミリーとして活動し、開発原点から雪上テスト、マーケティングまですべてを共有し、本物のスキーを全世界へ供給してきた。
その後、カービングスキーにも一早く取り組み、近年はFWTをスポンサーしたり、世界最高峰のフリースキーヤーを監修に迎えての開発など、フリーライドのカテゴリーにも力を入れ、進化の一途を辿っている。
BRAND info
DYNASTAR(ディナスター)
取扱い/GROUPE ROSSIGNOL 株式会社
記事が見つかりませんでした。