'24-25 ブランドの注目・ラインナップのトピックス
北京五輪の表彰台を独占したID one。モーグル界では敵なしの強さを誇るがゆえに、どうしてもモーグルスキーのイメージが強いが、実はID oneのプロダクトラインはMOGULだけではない。ID oneは「Mogul Ride」「Free Ride」「Technical Ride」「Slow Ride」という4つのライドシリーズを展開している。
テクニカルライン ―ブラックとブルーを基調にカラーチェインジ!
技術・スピードを追求するスキーヤーに向けたテクニカルライン。
基礎スキー1級合格を目指す基礎スキーヤーに提案するTR-TTと、その上のテクニカル・クラウン・デモの滑りにも対応するメタル入りのハイエンドモデルのTR-TTMの2モデルがある。24-25季はカラーチェインジがなされ、ブラックとブルーを基調にカラー展開されている。
モーグルライド ー人気のMR-CEにグラファイトソール(シンプルブラック)を追加
世界のモーグルコンペシーンで戦うアスリートの勝利のためにラインナップされたモーグルライドシリーズ。世界のトップクラスからジュニアまで、モーグルに特化した7機種、さらに各機種に1~3サイズと各サイズに異なるカラーバリエーションもあるという多彩さは、ID oneにしかないものだ。’24-25季は、カラーチェインジに加えて追加されたのは「MR-CE」シンプルブラック。MR-CEと性能は同じで、グラファイトソールの滑走性を体感できる。
フリーライド ー「FR-CC」に長さ182㎝が追加され2サイズ展開に
フリーライドラインはウエスト幅125㎜・98㎜のFR-J POWはじめ、セミファットまで9機種。’24-25季は「FR-CC」に新たに182㎝が追加となった。「FR-CC」は、オールマウンテン仕様で、あらゆるシチュエーションでも安定した滑走が楽しめる一台。ウエスト幅は85㎜ながらバックカントリーでのパウダーやクラスト、アイスバーンでも、足元の安定感に優れていて、操作性も高い。177㎝と182㎝の2サイズになったことで、用途や体格、指向による選択が広がった。
スローライドシリーズ ーカラーチェンジでアップデート
スローライドシリーズは「ゆったりとした時間を味わう大人のためのオールラウンドスキー」。SR-Mが一番柔らかく、次にSR-5、SR-X7と徐々に硬くなっていくが、’24-25季は、やはりカラーが変更となっている。このシリーズのなかでイチオシなのが「SR-NSX」だ。朝いちパウダーに行けて、そのまま大回り・小回りも1日中楽しめるオールラウンドなスキー。ライトウッドコアを採用し、フリーライドのスキーに比べて軽くなっている。柔らかくてとても扱いやすいと評判で、元デモンストレーターの望月氏も絶賛だ。
BRAND features
ブランドネームの由来は 「ID = IDENTITY、ONE = Number ONE = Only ONE」。ナンバーワンを達成すること、そして、ユーザーのオンリーワンになることを ID one の目標と掲げて2000年に創業。日本の職人技とスキーを愛する日本人魂の結晶が生んだピュアジャパンメイドスキー。そのクオリティはモーグルワールドカップやオリンピックで活躍する世界のトップアスリートたちがこぞって使用していることで実証済みだ。上村愛子、ヤンネ・ラハテラ、ミカエル・キングスベリー、などの名選手から今をときめく堀島行真や川村あんりなどのID oneでの活躍は目覚ましい。
しかし、実はID oneはモーグルスキー(MOGULE Ride)だけでなく、山を自由に滑りたい、ゆっくりと滑りたい、オフピステで滑りたい、カービングスキーをしたい、モーグルをしたい、パークで遊びたい、誰よりも速く滑りたい、といったさまざまなスキーライフを快適にサポートするべく、FREE Ride、TECHNICAL Ride、SLOW Ride という、個々のスキーライフに合わせた4つのラインを展開している。良質で品質管理されたナチュラルウッドを使用したウッドコアにこだわり、粘りと天然のバネのある理想のスキーを実現している。