VAN DEER-Red Bull Sports (ヴァンディア-レッドブルスポーツ)【'24-25 NEW!】– 最新モデル&カタログ|ブランド紹介 –

'24-25 ブランドの注目・ラインナップのトピックス

マルセル・ヒルシャーによる時代の最先端スキー・日本上陸!

マルセル・ヒルシャー

VAN DEER-Red Bull Sports すべてのスキーに刻印された「67-12-8-7-2」という数字。実は、ワールドカップ通算67勝、 種目別優勝12個、総合優勝8回、世界選手権優勝7回、オリンピック金メダル2個という、マルセ ル・ヒルシャーが打ち立てた前人未到の記録だ。15年に渡り世界トップに君臨し続けたマルセル・ヒルシャーが、その類まれな才能とギアに対する一切の妥協のないプロフェッショナルな情熱をかけて自ら開発したスキー、それが「VAN DEER-Red Bull Sports」だ。

2022年のブランド設立から、瞬く間に世界で話題となりW-Cupや世界選手権で存在感を放ってきた「VAN DEER-Red Bull Sports」だが、これまで日本には入ってきていなかった。それが2024年の2月に新潟・湯沢のクレブスポーツが正規国内販売を手掛けることが発表され、スノー業界は湧き立った。3月には試乗会も開催され、すでに日本のユーザーにも、その性能や乗り味がお披露目されたのだ。

プロダクトのディテール

では、そのディテールはどのようなスキーか? 公開された「VAN DEER WORKBOOK 2024」カタログから、プロダクトの説明を紹介しよう。

FREERIDE 98

FREERIDE 98 | D=138-98-120mm(180)|R=18m(180)| W=@2,000g |L=164, 172, 180, 184 \237,600  (税込)

FREERIDE 98はオールラウンドなフリーライド・スキー。 コーデュロイからディープなバックカントリーまで対応するこのスキーは、マルセル・ヒルシャーお気に入りの1本だ。パウダーでは浮力を発揮し、ハードパックではグリップ力を発揮し、ツリーでは操作性に優れ、スピードに乗ると安定する。 嵐の日のサーフィンのようなフィーリングを実現する。適度なチップ&テールロッカーが特徴で、FREERIDE 98の構造は、ポプラウッドコア、チタンとカーボンのダブルラミ ネート、フルABSサイドウォール、レースエッジ、P-Tex レースベースなど。マルセルのハイエンドなレースルーム・ フィニッシュと、他には語らない、いくつかのマジック・タッ チを加え、インバウンズのハイク・トゥー・テレインだけで なく、アウトオブバウンズのディープな日にも使えるスキー に仕上げた。

FREERIDE 108

FREERIDE 108 | D=148-108-130mm(180)|R=18m(180)| W=@1,600g |L=164, 172, 180, 184 \237,600  (税込)

FREERIDE 108は、どんな地形でもビッグラインを描くビッグマウンテン・スキーヤーのためのファットなフリーライドスキー。マルセル・ヒルシャーが開発したスキーの中で最も幅が広く、最もエキサイティングなスキーのひとつ。コントロールしやすく、空中では軽く、スピードに乗ると安定し、 パウダーでは非常に浮力がある。深雪でのサーフィンとスメアリングターンのための素晴らしい浮力を提供し、チョップでの チャージを可能にする。サーフィンのようなティップ&テールロッカーが特徴で、ポプラのウッドコアをチタンとカーボンの ダブルレイヤーで補強し、フルABSサイドウォール、レースエッジ、P-Texレースベース、そして未公開のいくつかの要素を含む、他のラインナップと同じ「ウィニングライン」レシピ に従って作られている。マルセルは完璧でないものは認めないため、このファットには本物のレースルーム仕上げが施されている。

H-POWER 78

H-POWER 78 | D=122-78-105mm(175)|R=18m(175)| W=@2,315g |L=167, 175, 183, 191  \308,000  (税込)

H-POWER 78 は、オンピステでもオフピステでも、山のあらゆるシチュエーションに対応、時期も選ばずシーズンを通していつでも活躍する一台。レーシングスキーのように、特にハードパックで優れたパフォーマンスを発揮するのが特徴だ。あらゆるターンで安定したエッジ ホールドを提供するのは、2 つの Titanal レイヤーを備えたポプラ材のウッドコア、フル ABS サイドウォール、レース エッジ、P-Tex レース ベースといった、レーシングモデルと同様の作りにある。仕上げも本物の Race Room 仕上げを採用しているというから驚きだ。

十分な強度がありながら非常に機敏に動き汎用性が高いため、新雪が降り積もったサイドカントリーのパウダーにも躊躇なく飛び出せる。H-POWERラインはワールドカップのテクニックを惜しみなく投入しているとあって、グルーマーでもサイドカントリーでも自由自在にオールラウンドに滑走が楽しめるマルセルの自信作だ。

世界最先端の技術を誇るチューンナップマシン「Jupiter-X」による革新的な「V-Edge」仕上げ

VAN DEER-Red Bull Sportsのスキーの特筆すべき点は、スキーそのものの高いクオリティだけでなく、すべてのモデルにおいて世界最先端のチューンナップ技術を持つマシン「Jupiter-X」「V-Edge」によって仕上げられていることだ。Jupiter-Xは、オーストリアのウィンターシュタイガー社が開発した、全自動チューンナップマシン。エッジ角調整・滑走面研磨・ストラクチャー加工・ワクシングから仕上げ加工まで、すべての工程をコンピューター制御し、誤差なく精密に全自動で行う驚異の万能マシンだ。

Jupiter-Xの持つ多彩な機能のなかでも際立つのが「V-Edge」。これは、トップ、センター、テールのベ ースエッジとサイドエッジを可変角度で精密に変えられるというもの。VAN DEER-Red Bull Sportsは、この革新的チューンナップテクノロジーをスキー開発段階で取り入れ、各モデルに極秘パターンの「V-Edge」が施されている。

こちらの画像を見てほしい。このようにスキーにつけられているQRをJupiter-Xに読み込ませると、各モデルに合わせたV-edgeが施されるのだ。しかし、設定数値などは表示されず秘密のまま、というなんともスペシャルな仕掛けだ。

このようにVAN DEER-Red Bull Sportsスキーには、マルセルヒルシャーの比類なきこだわりが詰められているのだ。

マルセル・ヒルシャーが6季ぶりに現役復帰!

なんと、先日、マルセル・ヒルシャーが6季振りにオランダ代表として現役復帰することが発表された。'24-25シーズンにワールドカップの舞台でVAN DEER-Red Bull Sportsで活躍するヒルシャーからも目が離せない。マルセルの復帰を報道したオーストリアのTVメディアの動画を見てみよう。



BRAND features

W-CUPシーンで15年という長きに渡り世界の頂点に君臨し続けたマルセル・ヒルシャーが、2022年に創立したスキーブランドVAN DEER-Red Bull Sports。
「最高の素材を持っていなければ決して勝つことはできない」と、ヒルシャーは言った。「あなたに勝ってほしい。できるだけ速く滑ってほしい。そして、自分の限界に挑戦し、新境地を開拓してほしい」と。

そんな思いから、ヒルシャー自身が情熱的に開発に取り組み、勝利の実績から導いたスペックをデザインし、雪上でテストを重ね、完成したスキーが「VAN DEER-Red Bull Sports」。ヒルシャーが「スキー板」といわずに、一台一台を「DEERS(ディアーズ)」と愛情を込めて呼ぶことに、その思いが強く表れている。すべてのDERRSは、ヒルシャーが表彰台の頂点に立つために使用したのと同じレースルーム仕上げで、一台一台手作りで調整されている。


BRAND info

VAN DEER-Red Bull Sports (ヴァンディア-レッドブルスポーツ)

URL:https://vandeer-redbull-sports.com/

取扱い/クレブスポーツ