
'25-26 ブランドの注目・ラインナップのトピックス
10年ぶりにフルモデルチェンジした「UBAC」

軽量性と滑走性能を兼ね備えたツーリングスキーとして、多くのバックカントリースキーヤーから支持を集めてきた「UBAC」シリーズ。これまで高く評価されてきた“直感的な操作性”と“登攀に耐える軽さ”はそのままに、誰もがすぐに馴染める自然なフィーリングを実現し、このたび新たな「UBAC」として生まれ変わった。
あらゆるバーンでしっかりとエッジグリップを効かせるため、キャンバーは控えめに、ロッカー形状も抑えた再設計を採用。これにより雪面との接地感が高まり、滑走時の安定感とコントロール性能が大幅に向上している。さらに、足元をやや柔らかく、トップとテールをしっかりと固めた新しいフレックスバランスにより、ターンの導入がスムーズになり、ターン後半までしっかりとエッジが走る。荒れたバーンや不安定な雪面でも対応しやすく、滑り全体のレスポンスが一段と向上している。

UBAC 95|D=129.5-95-114.5mm (173cm)|L=158, 166, 173, 178, 185cm|R=18m (173cm)|¥105,000
ウッドコアには、SLAPシリーズでも採用されているポプラ&パウロニアのミックスコアを使用。ポプラのしなやかさとパウロニアの軽さを兼ね備えることで、軽量性を維持しつつも、踏み応えのある滑走感を実現している。

UBAC 108|D=141.5-108-127mm (180cm)|L=173, 180, 183cm|R=20m (180cm)|¥125,000
トップシートには、摩耗や傷に強い新素材を採用。また、新しいセミキャップ構造を導入し、軽量性を保ちながらもサイドウォールの耐久性とエッジの保護性能を強化している。さらに、ビンディング取付部の補強プレートには、従来のフェノール樹脂に代わりチターナルプレートを採用。力の伝達性と耐久性が向上し、ハードな滑走や頻繁なビンディングの脱着にも対応する設計となっている。
「SLAP」はグラフィックチェンジ

昨シーズンにSLAP 104 Liteのトップシートデザインを手がけたフランス出身のストリートアーティスト、Tommy Knutsによるデザイン。鮮やかで遊び心あふれるスタイルは、滑走中も自宅で立てかけている間もどこかワクワクさせてくれる、そんなグラフィックへと生まれ変わっている。

BRAND features
2002年、フランスのブール・サン・モーリスにて誕生したZAG。創設者は、スキーインストラクター、ハイレベルなスノーボーダーとしてスノーボードブランドNideckerのシェイパーでもあるステファン・ラディゲ。彼の「全てのスキーヤーにスノーボードのあらゆる感覚を体験し、驚くほど簡単にゲレンデでのカービングやパウダーでの浮遊感を味わえるように」というアイデアから、新しいテクノロジーであるロッカーを備えたスキーを開発。2003 年にこのロッカーテクノロジーはISPOブランド賞を受賞し、2008 年にはZAGのノウハウを凝縮したSLAPシリーズの開発で、初のダブルロッカーテクノロジーを発売。
2010年にはフランス最大手ブランドとなるために、シャモニー・モンブランの地に拠点を移設。2016年からは「ZAGREENプログラム」として、環境に配慮した製品作りが進められている。2019年にはワデク・ゴラクがSLAP112を使用し、FWTの最終戦ヴェルビエで優勝を飾るなど、コンペティションの場でも活躍している。
BRAND info
ZAG(ザグ)
URL:https://strandsgear.com/brands/zag/
取扱い/Strands
関連記事
記事が見つかりませんでした。


