ウェアの洗濯、バックカントリーガイドたちのリアル

スノーウェアは、雪や雨、汗などによって汚れや湿気を含む。放置すると防水性や透湿性が低下し、快適さや耐久性も損なわれてしまう。洗濯はウェアの機能を長持ちさせために欠かせないケアだ。では雪山を仕事場にしているバックカントリーガイドたちは「仕事着」をどの程度、洗濯しているのか。

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ウェアの洗濯の頻度は?

洗濯の際に使用している洗剤は?

ガイドたちに愛用ウェアを洗濯するのに使っている洗剤を聞いてみた。

ガイド洗濯頻度使用洗剤
荒川 智|GRANIX mountain guide  シーズン終了後1回Grangers
佐々木翔平|circle game guide serviceシーズン中の毎月エマール
舎川 朋弘|COLOR SPORT CLUBシーズンに入る前に1回通常の洗濯洗剤
石沢孝浩|IDEHAシーズン中に2回ほどアタック抗菌EX
中野豊和|INFIELDシーズン終了後1回STORM
長井淳|JURINA mountain serviceシーズン中の毎月Grangers
五十嵐和哉|かぐらパウダーステーションシーズン中の毎月中性洗剤
峯岸健一|Kin TouNバックカントリークラブシーズン中に2回ほどそよ風
ウタマロ石鹸
黒田 誠|黒田山岳ガイド事務所使用毎ミヨシの液体石鹸
古瀬和哉|LOCUS GUIDE SERVICE  シーズン中に2回ほどSTORM
古市竜太|マウンテンガイドコヨーテシーズン中に2回ほど通常の洗濯洗剤
中川伸也|Naturesシーズン終了後1回STORM
田中久敬|Nisko Mecca シーズン終了後1回アウトドアウエア用洗剤&撥水剤
中島力|RIKI JAPOW GUIDE Grangers
佐藤真理⼦|Spur 秋田 mountain guideシーズン中に1回と終了後1回Grangers

使用率の高かったアウトドア用洗剤ブランド2選

STORM(ストーム)

アパレルケアキット

雨の多いイギリス発信のアウトドア専用の洗浄&撥水キットでアウトドアギアの性能を引き出すメンテナンスブランド「ストーム」。洗浄と撥水のケアで、スノーウェアを含むアウトドアウエアからシューズやテント、革製品用まで、タイプ別の商品を展開している。

特長は、洗剤と撥水剤を一度に入れて洗濯できる「ワンウォッシュサイクル」。手間による時間と水も節約しながら、ウェア本来の機能を新品に近い状態まで回復させ、長持ちさせることができるという優れモノだ。自宅で気軽にメンテナンスできるのは実にありがたい。

環境汚染の原因となるPFC(過フッ素化合物類)を使用しない地球にやさしい洗剤で、容器もマイクロプラスチック汚染に配慮してアルミボトルを採用。環境に配慮のある点も、ガイドたちに支持されるポイントだろう。

公式HP:https://e-mot.co.jp/storm/

GRANGERS(グランジャース)

左)パフォーマンス ウォッシュ コンセントレート300mL
中)クロージングリペル300mL
右)クロージング 2イン1 ウォッシュ&リペル 300mL

スポーツギアのクリーナー&撥水剤で、アスリートやスポーツシーンで働くユーザーに支持されている「グランジャーズ」。イギリスで誕生し、80年以上の歴史を持つブランドは、現在も研究・開発から生産に至るすべての工程を一貫してイギリス国内で行っている。

過酷な自然環境下での使用にとどまらず、日常生活に使うアイテムのメンテナンスにも有効で、環境や人体にも優しく扱いやすいのが特長。環境に配慮したブルーサイン基準も取得している。ウェア、シューズ、テント、レザーアイテムまで豊富なラインナップを揃える。

グランジャーズの撥水剤は、長年の研究開発から生まれた、フッ素カーボンを含まない独自の撥水成分「アクリルポリマー」を採用。これまでフッ素カーボンを含む撥水剤でしか成し得なかった撥水性と耐久性、透湿性を備えながら、より環境に優しい製品づくりを実現している。

公式HP:https://www.caravan-web.com/brand/grangers/

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