週末パウダー予報(1/9~1/11)、日本一滑る気象予報士が「降雪エリア」をズバリ予測

この週末、どこに滑りにいくべきか?!「日本一滑る気象予報士」兵頭哲二がこの週末のパウダーを予測する。

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今週末の概況

皆さん、年初めからいい雪が降って、充実した正月のスノーライドを楽しめたんじゃないでしょうか? 今週末の天気ですが、毎日楽しみ方が変わるそんな週末になりそうですよ。週末パウダー予報をチェックして、楽しい週末にしてくださいね!

日本付近は冬型の気圧配置となっています。日本海側は山沿いを中心に雪や吹雪となっていて、1月9日(金)の朝にかけて日本海側は新雪が期待できそうです。日中は移動性高気圧によって次第に雪は止むでしょう。

1月10日(土)は高気圧通過、低気圧接近前の局面となり、北海道や東北北部などを除き、広く晴天になる見込みです。初心者や家族連れでも楽しみやすい状況となるでしょう。ただ、低気圧に向かって吹く南寄りの風が次第に強まるでしょう。標高の高いエリアでは風の影響でゴンドラやリフトの運行に影響する可能性があります。

土曜日の夜は低気圧や前線の通過で一時雨の降る所が多いため、バーン状況の悪化が心配です。日曜日になると一転、強い冬型の気圧配置となり、西日本から北日本の広い範囲で雪や猛吹雪となる見込みです。輪島の上空5000m付近にはー39℃以下の非常に強い寒気が流入する見込みで、発達した雪雲の帯「JPCZ」が発生。東北から北陸付近を指向する可能性があり、大雪となる恐れがあります。リフトやゴンドラの運行状況に加え、交通機関の乱れや立ち往生などの交通障害に注意してください。

1月9日(金)にかけて

1月8日(木)の夜も冬型の気圧配置、寒気の影響が続きますので、1月9日(金)の朝にかけてある程度、新雪が積もるでしょう。日中は高気圧が張り出してくるため、雪は次第に止むでしょう。晴れ間の出る所もある見込みです。

【北海道エリア】

今日、1月8日(木)は札幌周辺で大雪となりました。今夜もニセコやサッポロエリア中心に雪が続き、朝にかけ10センチ程度積もるでしょう。1月9日(金)の日中は雪は止んでくる見込みですが、西寄りのやや強い風が残る見込みです。標高の高いエリアは吹雪や地吹雪の可能性がありそうです。

【東北エリア】

1月8日(木)の今夜は日本海側を中心に降雪が続き、10センチ程度雪が積もるでしょう。1月9日(金)の朝も冷えていますので、サラッとした軽いパウダーを楽しむことができそうです。日中は雪は弱まる見込みですが、上空の風は残るため、標高の高い日本海側のエリアは雪が降る所があるでしょう。風もやや強く標高の高いエリアは10m/sくらいの風になる所もあるでしょう。

【湯沢エリア】

1月9日(金)の朝にかけて雪が降り、10センチから20センチ程度積もりそうです。しっかりとパウダーを楽しめるでしょう。日中は雪は止み、日の差す時間帯もあるでしょう。風も収まり、快適に滑ることができそうです。

【信越エリア】

1月9日(金)の明け方にかけて雪が降るでしょう。サラッと積もる程度になりそうです。雪は軽そうです。日中は雪が止み、晴れ間が出てくるでしょう。風も弱く、気持ちよく滑ることができそうです。

【上越エリア】

1月9日(金)の明け方まで雪が降るでしょう。サラッと積もる程度になりそうです。日中は晴れ間が広がるでしょう。風もなく、快適に滑ることができそうです。

【その他エリア】

近畿北部や山陰はさらった雪の積もる所がありそうです。1月9日(金)は晴れる所が多いでしょう。

1月10日(土)にかけて

1月9日(金)の夜からは北海道や東北北部で雪の降る所がありますが、温かい空気が入るため、降っても湿った雪となり、あまり積雪が大きく増えることはないでしょう。日本海を低気圧が発達しながら進み、南風が強く、季節外れの暖かい空気が流入、1500m付近の0℃線は東北北部まで北上するでしょう。日中は北海道や東北北部で雪や雨、夜は本州から南は雨が降る見込みです。

【北海道エリア】

1月9日(金)の夜からは気圧の谷の影響で多少雪が降りますが、あまり積もらないでしょう。1月10日(土)の日中は雪が降る見込みですが、北海道としては湿った雪が降りそうです。普段より柔らかく、滑走性の高いワックスを使うのがおススメです。南斜面は風もやや強く10m/s前後になる所がありそうです。

【東北エリア】

1月9日(金)の夜、東北北部は湿った雪の降る所があるでしょう。みぞれとなるかもしれません。1月10日(土)の日中は東北北部は雨や雪が降る見込みです。ゲレンデ状態は悪くなってしまいそうですね。東北南部は気温が上がりますが、日中は良く晴れるでしょう。雪が緩みそうですので、滑走性の高いワックスがおススメです。夜は雨が降るでしょう。

【湯沢エリア】

1月10日(土)は、晴れるでしょう。朝は冷え込むため、圧雪バーンは雪が締まって気持ちよさそうです。日が高くなると気温が上がるため、雪質が悪化しそうです。南寄りの風が次第に強まるため、標高の高いエリアは午前中のうちに楽しみましょう。

【信越エリア】

1月10日(土)は、こちらも晴れるでしょう。日中は気温が上がるため、特に南向きの斜面は雪質が悪化しそうです。雪質の良さを狙うなら北側斜面のゲレンデを狙いましょう。

【上越エリア】

1月10日(土)は、晴れるでしょう。朝は圧雪バーンのカービングが気持ちよさそうです。日中は次第に雪が緩んでくるでしょう。新潟県側のエリアは南からの吹きおろしの風が強く吹く可能性があります。

【その他エリア】

1月10日(土)の日中はおおむね晴れるでしょう。西日本では南寄りの風が強く吹く見込みです。リフトの運行状況など注意してください。

1月11日(日)にかけて

発達した低気圧は沿海州へと進み、寒冷前線を通過して日本付近は強い冬型の気圧配置となるでしょう。1月11日(日)へと日付が変わる頃までは雨の所が多いですが、朝には全国的に雪に変わる見込みです。

全国的に暴風が吹くためリフトが止まるスキー場も出てきそうです。JPCZが形成され、朝は東北北部を指向する予想です。日中次第に南下し、北陸地方を指向するでしょう。JPCZが当たる地域はドカ雪となるため、視界不良による滑走中の事故などにも注意してください。また、スキー場への行き帰りは事故や交通障害などにも注意してください。

【北海道エリア】

1月10日(土)は、夜の間は平地では雨の混じる所があるでしょう。1月11日(日)の日中は猛吹雪となる見込みです。リフトやゴンドラが止まったり、動いてもなかなか楽しめないかも知れません。

【東北エリア】

1月10日(土)の夜の間は雨が降るでしょう。標高の低いエリアはザラメ、標高の高いエリアはアイスバーンとなりそうです。1月11日(日)は、日中はドカ雪となる所があるでしょう。視界不良や猛吹雪によりリフトのストップなどもあるかもしれません。

【湯沢エリア】

1月10日(土)の夜中に雨から雪に変わるでしょう。1月11日(日)の日中は雪が降り続く見込みで、エンドレスパウダーとなりそうです。朝いちばんはゲレンデコンディションは悪そうですが、降雪により回復してくるでしょう。

【信越エリア】

1月11日(日)は、志賀高原など標高の高いエリアは、雨にならず、コンディションが保たれそうです。日中は雪が降ったり止んだりでしょう。比較的コンディションよく楽しめそうですが、西風が強まるとリフトが止まることがあるかもしれません。

【上越エリア】

1月11日(日)は、西寄りの風が強く吹き付けるため、ゴン降りとなるでしょう。風も強いため、ゲレンデオープンが難しいスキー場も出てくるかもしれません。出発前にゲレンデ情報を確認しましょう。

【その他エリア】

1月11日(日)は、九州や太平洋側のエリアも含め雪が降るでしょう。風も強いため、オープンできないゲレンデもあるかもしれません。また、道路情報などもよく確認して、事故や交通障害などに巻き込まれないようご注意ください。

最後に

1月に入り、ようやくまとまった雪が降るようになってきましたね。来週にかけて雪の降る日が多いですが、その先は少し雪の降り方は落ち着きそうです。パウダー狙いの方は来週までの期間を存分に楽しみましょう!

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