週末パウダー予報(2/20~2/23)、日本一滑る気象予報士が「降雪エリア」をズバリ予測!

この週末は3連休、どこに滑りにいくべきか?!「日本一滑る気象予報士」兵頭哲二がこの連休にかけてのパウダーを予測する。

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今週末の概況

昨夜から今日にかけて冬型の気圧配置となり、久しぶりにまとまった雪となり、山沿い中心に20~30センチほど降りました。ただ、この週末はほとんど雪が降ることはなさそうで、この雪は貴重な雪となりそうです。週末は先週末と同じかそれ以上に高い気温となり、雪解けが進みそうです。BCエリアでは雪崩などに注意。また、今週末は3連休ということで月曜日にかけての予想を見ていきましょう。

2月20日(金)にかけて

20日(金)は全国的に高気圧に覆われるでしょう。北海道も吹雪は止んで穏やかに晴れる見込みです。19日の今夜は、新たな積雪は期待できませんが、今日雪の降ったところはまだそれほど気温が上がっていないと思うので、20日の朝は締まった圧接バーンが気持ちいいでしょう。サイドに残りパウがあるかもしれません。

【北海道エリア】

2/19日(木)は石狩や後志で20センチほど雪が降りました。今夜はもう新たな雪は期待できないでしょう。明日の20日(金)は晴れ気温が上がるため、朝は締まった雪室となる一方、日中は標高の低いボトムエリアでは気温0度近くなり、緩んでくるところもあるでしょう。南部では午後雪の降る所がありそうです。

【東北エリア】

高気圧の県内に入るため、20日(金)は晴れそうです。青森や秋田などは夕方に一時、雪や雨が降る所があるでしょう。今夜、雪が降ることはなさそうです。朝はしっかり締まった雪質となり、グルーミングバーンが気持ちよさそうです。一方日中はボトムエリアはプラス気温になる可能性があります。雪質を求めるなら、標高の高いエリアを狙いましょう。

【湯沢エリア】

20日(金)は晴れるでしょう。朝の雪質は締まっているでしょう。日中は昼頃から気温がプラスになってくるため、午後は一気に雪が緩みそうです。昼休憩で撥水性のあるワックスを塗布するとよさそうです。

【信越エリア】

20日(金)、朝は締まった雪ですが、日中は晴れて気温が上昇するでしょう。ボトムは日中プラスの気温となりそうですが、標高の高いトップエリアは日中でも0℃以下の可能性があり、比較的良い状態で滑ることができそうです。

【上越エリア】

20日(金)は晴れるでしょう。朝は締まった雪質となりそうです。日中気温が上がってきます。標高の低いところはプラスの気温となるでしょう。白馬のトップ付近などは0℃以下の可能性もあり、比較的安定した雪質で滑走が楽しめそうです。

【その他エリア】

20日(金)、朝は冷え込みにより、アイシーなコンディションとなる一方、日中は気温上昇し5℃以上となる所もある見込みです。しっかりと湿雪に合わせたワックス選択をしましょう。

2月21日(土)にかけて

高気圧が日本の東へと移動し、南からの暖気が北海道まで流れ込みます。このため、北海道でも気温がプラスとなるところがあるでしょう。全国的に晴れる見込みです。

【北海道エリア】

晴れたり曇ったりでしょう。朝は気温マイナスですが、日中はボトムエリアを中心に気温がプラスとなるでしょう。春スキーの様相です。

【東北エリア】

ボトムエリアを中心に、前日、雪が緩んだところではアイスバーンとなるでしょう。朝イチの滑走は事故に注意しましょう。しっかりとエッジを研いでおくことをお勧めします。日中は気温がトップエリアでも東北南部でプラス、東北北部で0℃前後となるでしょう。しっかりワックスを調整しましょう。

【湯沢エリア】

引き続き、高気圧に覆われ晴れるでしょう。前日雪が緩んでいますので、朝はアイスバーンとなるでしょう。日中はプラス気温となるため、再び雪が緩むでしょう。ワックスチョイスを間違えないように。

【信越エリア】

晴れるでしょう。日中、標高の高いエリアもプラス気温になる可能性があります。雪質を求めるならなるべく標高の高いところがおすすめ。そろそろ湿雪用ワックスの出番です。

【上越エリア】

朝はアイスバーン、日中は晴れて雪が緩むでしょう。この先、この繰り返しになりますので、エッジを研いで、ワックスを切り替えておきましょう

【その他エリア】

晴れて気温が上昇します。西日本では夜間もプラス気温のままのところも出てきそう。雪解けが一気に進みそうです。滑走エリアが縮小するところも出てきそうですね。出発前にゲレンデの情報を確認しておきましょう。

2月22日(日)にかけて

日本の東の高気圧の縁を回って、暖かく湿った空気が流れ込み、西日本中心に雨の降るところがあるでしょう。東日本や北日本は引き続き晴れる見込みです。上空1500m付近の0℃線は北海道まで北上する予想です。

【北海道エリア】

さらに暖気が北上し、北海道でもプラスの気温となる見込みです。晴れるところでは日中ゲレンデ内で5℃前後となるところもあり、雪が緩むでしょう。

【東北エリア】

22日(日)、朝はアイスバーン、日中はプラス気温となって雪が緩みそうです。東北南部ではトップエリアでも7~8℃くらいまで気温の上がる可能性があります。雪解けにより雪の薄いところが出てくるかもしれません。

【湯沢エリア】

晴れるでしょう。朝はアイスバーンで、日中は春雪、ザラメ雪になりそうです。気温も10℃を超える所もあるでしょう。

【信越エリア】

朝はアイスバーン。日中は雪が緩むでしょう。朝は飛ばしすぎ要注意です。

【上越エリア】

こちらも朝はアイスバーン、日中は気温10度を超えてシャバ雪となりそうです。花粉などの汚れ対策も考えた方がいいでしょう。

【その他エリア】

気温が高く、完全に春雪です。特に西日本では雨の降る所もある見込みです。ウェアの撥水対策も忘れずにしておきましょう。

2月23日(月・祝)にかけて

午前中、気圧の谷や前線が北日本から東日本を通過する見込みです。北海道や東北では南寄りの強風が吹き、一時、北海道まで上空1500m付近で3℃の暖気が流れ込む見込みです。

【北海道エリア】

南から暖かい空気が流れ込み気温が上昇、朝にかけて雨が降る可能性があります。また南寄りの風が強いでしょう。昼頃からは前線が通過によって、風向きが西寄りに変わり、雨から雪に変わる所もありそうです。風は引き続き強いでしょう。荒れた天気となるため、スキー場のオープン情報を確認しましょう。

【東北エリア】

前線が通過する、23日(月)明け方から昼前にかけて南寄りの風が強く吹き、強風によるリフト停止などの可能性があります。スキー場のリフト運航情報に注意してください。午後は風は西寄りに変わる見込みです。未明から朝にかけては雨が降るでしょう。昼前は雪に変わりそうで午後にかけて、雪の積もる所もある見込みです。

【湯沢エリア】

午前中、雨が降るでしょう。午後は雪に変わりそうです。ただ降っても湿った重い雪で、気温もあまり低くないためそれほど積もらないでしょう。

【信越エリア】

おおむねくもりで、明け方から朝に弱い雨や雪の降る可能性がある見込みです。23日(月)は日曜日ほど気温は上がらない見込みです。

【上越エリア】

明け方から昼前に雨の降るところがあるでしょう。その後は曇りとなりそうです。雨で雪解けが進みそうです。

【その他エリア】

曇りや晴れるところが多いでしょう。日曜日ほどではないものの、10℃くらいまで気温の上がるところもありそうです。また、西日本中心に日曜日の夜から黄砂が飛ぶ可能性があります。黄砂対策も忘れずに行ってください。

最後に

ミラノ・コルティナ2026冬季オリンピックもいよいよ佳境ですね。スノーボード勢の快進撃はすごいなと思います。また、応援していたモーグルの堀島選手が金メダルこそ逃したものの、モーグルとデュアルモーグルで銅と銀の2つのメダルを取ったことがうれしいです。最後まで攻め抜いた滑りにしびれました。

さて、今回をもって、これまで定期便でお届けしてきた週末パウダー予想は最終回となりました。いつも見てくださった皆様、ありがとうございました。皆さんのスノーライフのお役に立ったならうれしいです。

この先、2月いっぱいは目立った寒気の南下はなさそうです。冬が終わっていく気配を感じますが、シーズン後半も気持ちを切り替えて楽しんでいきましょう。僕もまだまだ滑りに行きますよ!

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