BCスキー・スノーボード実践者の特性に関するアンケート

東京女子体育大学准教授、日本雪崩ネットワークBSC講師の永井将史さんからアンケート協力のお知らせです。

・調査概要「BCスキー・スノーボード実践者の特性に関するアンケート」
・ウェブサイト:https://sites.google.com/view/bcsrs

調査対象:BCスキー・スノーボードの実践者(登山のみの実践者は対象外です)
実施期間:~令和5年3月19日(日)
回答方法:インターネット上のアンケートフォームにから回答

アンケートを作成している永井さんから、この取組に対してコメントをいただきました。

「バックカントリーを滑り始めてから気づけば20年以上が経ちます。この間、人生をかけて滑り続けるライダーの方や素晴らしいフィールドにゲストを案内し続けるガイドの方、粘り強く雪崩安全教育の普及に取り組む方など、多くの魅力的な方との出会いがありました。

この素晴らしいスポーツのために自分も何か貢献したいと考えていましたが、大学教員になったことで、研究の側面からできることがあると思い着手したのが今回の調査です。海外では2010年頃からBCスキー・スノーボードに関する研究が増え始めて、実践者の特性や行動形態が少しずつ明らかにされています。しかし、日本では雪氷学分野での雪崩に関する研究以外で、BCスキー・スノーボードに関連する研究はほとんど進んでいないのが現状です。

今回の調査だけで分かることは多くはありませんが、まずは日本でもBCスキー・スノーボードに関連する研究が増えていくことが重要です。様々な研究成果が蓄積されていくことで社会的な影響力も増していき、BCスキー・スノーボードの健全な普及に貢献することができるようになると考えています。

今回の調査に一人でも多くの人に協力してもらえることを期待しています」

確かに、ユーザーの特性はまだまだ未知な部分が多いところでしょう。山にそれ相応の雪が積もれば、日本全国がフィールドになり、歩き登ったぶんだけ滑るというスキー・スノーボードの原点とも言えるでしょう。そうした人たちがどんな特性があるのかは、このアクティビティに携わっている人にとっては興味深いものになるに違いありません。
STEEPでもこの活動をサポートしていければと考えています。

 

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