2024年12月岩岳のゴンドラが生まれ変わる!新ゴンドラリフト導入決定

さらなるオールシーズンマウンテンリゾートの充実を目指す

「HAKUBA MOUNTAIN HARBOR(白馬マウンテンハーバー)」の開業を皮切りに、ウィンターシーズンのみならずグリーンシーズンでも多くの集客を集める⽩⾺岩岳マウンテンリゾート。世界基準のマウンテンリゾートの実現に向け、この度新ゴンドラの導入が決定した。

現在稼働している岩岳のゴンドラリフトは1986年から35年以上にわたって運行。2021年グリーンシーズン(2021年4月29⽇〜11⽉14⽇)においては、コロナ禍にも関わらず過去最高の13万4000人もの来場者が訪れた。2013年のグリーンシーズンでは約2.5万人から5倍以上の集客に成功している。しかし、老朽化に伴う振動や騒音の多さ、混雑時の輸送力不足が課題となっていた。そこで総額21億円もの投資を行い、新ゴンドラリフトの建設へと踏み切る。

 

新ゴンドラリフトは現存ゴンドラリフトの真横に設置予定で、線路延長は既存ゴンドラリフトとほぼ同様となる。新ゴンドラは日本ケーブル社の「UNIGタイプ」となる予定で、ゴンドラ内の空間も広がり、快適性もアップ。スキーやスノーボードも持ち込める他、マウンテンバイクも2台積み込みが可能だ。乗降場と搬器には段差がなく、バリアフリーにも対応している。
搬器の4面は強化樹脂ガラスで覆われ、360°のパノラマビューを楽しめる。輸送スピードも大幅にアップし、既存のゴンドラリフトと比べて1分以上短縮され、混雑時でも輸送力不足が解消される見込みだ。リフトの支柱も少なくなるため、揺れの軽減や静粛性も大きく向上する。

新ゴンドラリフトは既存のゴンドラリフトの運行を続けながらの建設となり、新ゴンドラリフトが完成後解体される予定だ。

ゴンドラオーナー制度の導入も検討中

新ゴンドラリフトの建設にあたり、より岩岳の熱烈なファンを増やすため、ゴンドラリフト搬器の「オーナー制度」も検討中だ。オーナーになると、搬器などに自分の名前が掲載され、複数年分のシーズンパスや一部施設での特別割引宿泊などのサービスを提供予定だ。詳細については公式ホームページにてアナウンスされるので、要チェックだ。

 

■Information

白馬岩岳マウンテンリゾート
〒399-9301 長野県北安曇郡白馬村北城12056

公式サイト:https://iwatake-mountain-resort.com/

公式SNS:InstagramFacebookTwitterYouTube

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