KÄSTLE 6月1日より新たに始動

オーストリア発の「KÄSTLE(ケスレ)」が、日本国内における総代理店を2026年6月1日付でSPALANT.(スペーレン)株式会社へ移管し、新体制でのブランド展開をスタートした。
1924年創業のケスレは、独自の「Hollowtech(ホローテック)」テクノロジーや高い滑走性能で知られ、日本でもレーシング志向のコア層を中心に根強い支持を集めるブランド。近年はアルペンスキー・ワールドカップにも復帰し、チームアスリートたちの躍進によって、そのプロダクトのクオリティは実証済み。「強いケスレが戻ってきた」ことでグローバルにブランド強化を進め、再び大きな注目を集めている。
今回の代理店変更は、日本市場でのさらなる成長を見据えた戦略的な体制刷新。ケスレによれば、⾼いネットワークと専⾨性を持つSPALANT.㈱が担い手になることにより、流通網の拡大や製品供給の迅速化、マーケティング活動の強化を狙い、国内スキーヤーに向けてより充実したラインナップとサービス提供を目指すという。
SPALANT.社と浦木健太氏

今回、日本総代理店を担うSPALANT.株式会社は、単なる輸入商社ではない。全日本スキー技術選手権で初優勝を果たした奥村駿選手が所属するスキー専門企業として知られ、近年はオリジナルポールブランド「SILVERRATIO(シルバーラティオ)」の開発・販売をはじめ、移動教室型のスキースクール事業、子どもたちへ初めてのスキー体験を提供する普及活動、さらには企業向けスポーツリラクゼーションプログラムなど、スキーを軸にした幅広い事業を展開している。
日本の競技シーンやアスリートの現場に近い立ち位置でスキーと向き合ってきたSPALANT.がケスレの日本展開を担うことで、単なる販売網の拡大だけでなく、ブランドやプロダクトの魅力を伝える活動にも期待が高まる。また、ユーザーにとって気になるアフターサービスや保証対応についても、備えは盤石だ。これまで販売された製品についても継続してサポートを提供、ユーザーが安心してケスレを使い続けられる体制が整えられている。

加えて注目したいのは、これまで日本市場でケスレブランドの展開を牽引してきた㈱エクスパンダの浦木健太氏が、引き続き本国担当としてブランドに関わる点だ。
代理店窓口は変わるものの、本国とのダイレクトな連携体制は維持されるため、本国からのフレッシュなプロダクト情報やブランド情報の発信、ユーザーサポートの継続性にも安心感と期待感が持てる。
ケスレにとって今回の代理店変更は単なる窓口変更ではない。日本のスキーシーンを深く理解する人々とタッグを組み、ブランドとユーザーの距離を縮めるための新たなスタートと言えそうだ。ケスレが仕掛ける第2章、100年以上の歴史を持つオーストリアの名門を日本の雪山にいかに定着させるか。そのチャレンジにも注目していきたい。

Information
SPALANT.株式会社(スペーレン)
〒108-0073 東京都港区三⽥3丁⽬9-11 Randl Takanawa
Tel:03-6435-4166
kaestle@spalant.co.jp

