今から100年以上前、当時の野沢温泉村は近隣から湯治客が訪れる程度で、冬は豪雪で村が埋まるような状況だった。雪のせいで村で仕事ができず、出稼ぎに出たりと「雪」は邪魔モノだったという。そんななか、日本にスキーが到来し徐々に認知され始め、当時の野沢温泉村の人々は「これからは雪を観光資源にしていこう！」と立ち上がったのだ。そうして1923年に野沢温泉スキー倶楽部（現：クラブ）が発足。スキーによる村おこしを全国に先駆けて行った。
翌年には野沢温泉スキー場が開業し、その後クラブは全国から人が集まるよう大会を開催し、運営も行った。また、スキークラブは選手の育成を創立時から現在に至るまで、スキーを通じた人間育成を100年間続けている。
そんな100年の歴史とクラブに関わる人々の想いがつまった記念映像「circulation」が公開。スキークラブで学んだ子どもたちは世界へ、または大人になって次の世代のために指導運営の立場に変わる。この循環が巡り巡ってより良いスキークラブ、そして野沢温泉村を作っているのだ。
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野沢温泉スキークラブ
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