昨年8月にも開催され、多くの来場者で盛り上がった「雪でアソビナ」。今年で10年目を迎えるこのイベントは、50トンもの天然雪をららぽーと海老名に隣接する海老名駅西口の広場で、子どもたちに雪に触れて楽しんでもらおうというものだ。
このイベントの天然雪は、昨シーズンに新潟県長岡市山古志に降り積もった雪。電力を使わない雪国に伝わる方法で貯蔵したものを、イベント前日に丁寧に詰め込んでトラックにて輸送する。
当日は、思い思いに雪に触れて楽しめる「雪の広場」や、特設のスロープでソリ遊びが楽しめる「ソリゲレンデ」が出現。さらに休憩テントには雪を使って冷気を作る雪冷房が設置され、自然に優しい冷房で火照った身体を休ませよう。
「ブースエリア」には協賛企業各社と、ららぽーと海老名の出店店舗のブースが並び、商品の体験コーナーやワークショップ、ウインターリゾートのプロモーション、抽選会などが実施予定だ。
また、イベント前日には「第17回 雪の市民会議 in 海老名」が開催。この雪の市民会議とは、雪がもたらす恵みを知る人々が交流や活動を通して「雪国の未来を考える」というものだ。第7回、第14回開催の東京農業大学を除くと雪国以外では初の開催となる。自然や利雪、教育やまちづくり、雪自慢といった多角的な視点から情報交流・発信を行なっている。(※要事前申込み)
イベント概要
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2024年7月27日(土) 10:00~16:00 ※荒天中止
- 料金
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入場無料
- 会場
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海老名駅西口中心広場
- 主催
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三井ショッピングパーク ららぽーと海老名
- 後援
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海老名市、海老名市教育委員会、一般社団法人海老名扇町エリアマネジメント
- 協力
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株式会社SnowBiz、XGLOO(エックスグローテント)、長岡技術科学大学 雪氷工学研究室、有限会社カツミ商会、有限会社堅昇土建、有限会社昇華園、コカ・コーラ ボトラーズジャパン株式会社、小田急電鉄株式会社、influenza gogo、グルービー合同会社
- 企画運営
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株式会社MoVe
Information
雪でアソビナ
雪でアソビナは、夏に「雪で遊ぶ」という非日常を体験することで、アクティブファミリー層に対してソトで遊ぶことの楽しさを伝え、より多くの人々にウインタースポーツを含めたレジャーに興味を持ってもらうことを目的としたイベント。
2014年から2018年までは、えびな市民まつりのコンテンツの1つとして、2019年からは三井ショッピングパーク ららぽーと海老名の協力により海老名駅西口にて開催。
近年では温暖化の影響を受け、首都圏では積雪が少なくなり、首都圏の子どもたちにとって雪は珍しいものになりつつある。そこで雪でアソビナを開催し、"真夏に天然雪で遊ぶ"といった雪国でも味わえない経験をイベントで体験して、多くの子どもたちがウインタースポーツに興味を持ち、そして日本が世界に誇る雪という資源について楽しみながら学ぶことを目指している。
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