スキーギアレビュー VECTOR GLIDE,K2,MARKER|川口徹編

ライダーがこの冬使い倒した愛用のギアについて、インプレッションを語ってもらおう。
今回は北海道やカナダでのビッグマウンテンを中心にフィルミング活動を行う川口徹の愛用スキー、ブーツ、ビンディングだ。

川口徹 37歳
20代の頃から国内外のフリースタイルスキーコンテストに出場しながら仲間と"mighty jamming film works"などで映像を残す。 撮影をきっかけにバックカントリーに入るようになり、雪山や自然に魅せられフィールドは世界中の山へ。 現在は"Heart films"との撮影を続けている。 THE NORTH FACE Athleteとして活動しVECTOR GLIDEのスキー制作などに携わりながら、北海道で持続可能なスノーライフを送っている。

川口徹のセットアップ

スキー:VECTER GLIDE FLOWVER 180cm(140-117-135)'22-23モデル
ブーツ:K2 MINDBENDER 100 '21-22モデル
ビンディング:MARKER KING PIN 13 '21-22モデル





各ギアの評価とレビュー

スキーレビュー

VECTER GLIDE FLOWVER

●硬さの印象を5段階で(★1=ソフト←→★5=ハード)
ノーズ:★★☆☆☆
センター:★★★★☆
テール:★★★☆☆

●適したシーンを5段階で
Powder:★★★★★
Grooming:★★★☆☆
Hard pack:★★☆☆☆
park:★☆☆☆☆
Moguls:★☆☆☆☆
Touring:★★★★★

●よく使う状況
厳冬期のパウダーコンディションから春のザラメシーズンまでのバックカントリーで主に使用しています。

●レビュー
雪山にある自然の地形に合わせて流れるように滑ることをできるサーフィーライクなスキーです。 自由度の高い操作性と、軽量化された構造で誰もが気持ち良く滑ることが出来るプロダクト。


ブーツレビュー

K2 MINDBENDER 100

●硬さの印象を5段階で(★1=ソフト←→★5=ハード)
ロワーシェル:★★★☆☆
アッパー:★★☆☆☆

●適したシーンを5段階で
Powder:★★★★★
Grooming:★★★★☆
Hard pack:★★★☆☆
park:★★★★☆
Moguls:★★★★★
Touring:★★★★★

●ウォークモード機能の使い心地
シンプルな構造な作りなので操作も簡単ですしトラブルも少ないと思います。

●よく使う状況(時期、場所、コンディションなど)
オールシーズンこのブーツで滑走しています。

●レビュー
柔らかいフレックスのブーツを選んでいます。 足首が使え操作性が良いのと、ブーツのラスト幅がわりとワイドに設定されているので履いていて楽に感じます。



ビンディングレビュー

MARKER KING PIN 13

●印象を5段階で
パワー伝達感:★★★★☆
信頼感:★★★★★
使い心地:★★★★☆
軽量感:★★★★★
登高モードチェンジの操作感:★★★★★
ヒールリフターの操作感:★★★★★

●適したシーンを5段階で
Powder:★★★★★
Grooming:★★★☆☆
Hard pack:★★☆☆☆
park:★☆☆☆☆
Moguls:★☆☆☆☆
Touring:★★★★★

●ウォークモード機能の使い心地コメント
ビンディング自体がとても軽量な作りなので雪山を軽快に歩くことが出来ます。

●よく使う状況(時期、場所、コンディションなど)
バックカントリーで使用しています。

●レビュー
とても軽量なところが気に入っています。操作性が良くバックカントリーの中で動きが速く、 ピンビンディングとしての信頼度が高いため安心して使用できます。



川口が滑走するFLOWVERのプロモーション映像
INDEX