スキーギアレビュー 4FRNT,TECNICA,MARKER|中西太洋編

ライダーがこの冬使い倒した愛用のギアについて、インプレッションを語ってもらおう。
今回は北海道を中心に滑り、映像や写真作品を残す中西太洋が愛用するギアだ。

中西太洋 43歳


I am a skier.  映像、写真作品の撮影やイベントなどを中心に、札幌エリアを中心に滑っています。
instagram>taiyonakanishi

中西太洋のセットアップ

スキー①:4FRNT Renegade 191cm(138-122-131)’21-22モデル
スキー②:4FRNT HOJI 4-LOCK 184cm(128-112-120)’21-22モデル
ブーツ:TECNICACOACHIS 130 ’21-22モデル
ビンディング:MARKER KING PIN 13 ’21-22モデル

各ギアの評価とレビュー

スキーレビュー

①4FRNT Renegade

●硬さの印象を5段階で(★1=ソフト←→★5=ハード)
ノーズ:★★★☆☆
センター:★★★☆☆
テール:★★★★☆

●適したシーンを5段階で
Powder:★★★★★
Grooming:★★★☆☆
Hard pack:★★☆☆☆
park:★★☆☆☆
Moguls:★☆☆☆☆
Touring:★★★☆☆

●よく使う状況
時期:1月〜3月
場所(斜面、コース、スキー場、山域など)北海道全域のバックカントリーエリア
コンディション:パウダー

●レビュー
特徴:初速の速さ、とにかく速いスキーです。
操作感:太さ、長さの割に扱いやすく、タイトなツリーランでも問題なくハイスピードで滑れます。
乗り味:深いパウダーの中でも減速することなく板が走ってくれます。
重量感:長さ、太さを考えると軽いスキーだと思います。
お気に入り点:北海道のハイシーズンのディープなコンディションでも、ファーストターンからトップスピードで入っていけます。パウダー専用機であることは間違いありませんが、バックカントリーで遭遇する、クラストや湿雪など様々なコンディションにも対応することができます。深いパウダーの中をハイスピードに自由なラインで滑りたいスキーヤーにオススメです。

②4FRNT HOJI 4-LOCK

●硬さの印象を5段階で(★1=ソフト←→★5=ハード)
ノーズ:★★★☆☆
センター:★★★☆☆
テール:★★★★☆

●適したシーンを5段階で
Powder:★★★★☆
Grooming:★★★★☆
Hard pack:★★★☆☆
park:★★★☆☆
Moguls:★★★☆☆
Touring:★★★★☆

●よく使う状況
時期:12月〜6月
場所(斜面、コース、スキー場、山域など)テイネハイランド、ルスツリゾートなどのスキー場と北海道全域のバックカントリーエリア
コンディション:ALLコンディション

●レビュー
特徴:軽くて扱いやすい。
操作感:以前のモデルよりテールが硬くなり、ターンの後半まで強く粘ってくれます。
お気に入り点:バックカントリーエリアはもちろんスキー場内のグルーミングや午後の荒れたバーン、オフピステエリアまで全てのコンディションをこれ1本でこなせます。板の軽さは登坂時はもちろん、オフピステで凹凸を使ったターンの切り替えのしやすさにも影響しています。
1本で様々なコンディションに対応したスキーヤーの方にとくにオススメです。
グラフィックなどそのほか:HOJIが考案した、4-LOCKシステムがとにかく秀逸です。テールにPOMOCA専用、シール固定用の穴があり、登坂時にシールがずれたり剥がれたりするのを防ぐだけでなく、シールが通常よりも短くて済むので軽量化することができる。待機時にスキーをテールから雪面に差し込んでもシールが剥がれません。こまかいことだけど山の中で、細いストレスから解放されるのは本当にありがたいです。


ブーツレビュー

TECNICA COACHIS

●硬さの印象を5段階で(★1=ソフト←→★5=ハード)
ロワーシェル:★★★☆☆
アッパー:★★★☆☆

●適したシーンを5段階で
Powder:★★★★★
Grooming:★★★★☆
Hard pack:★★★★★
park:★★★☆☆
Moguls:★★★★☆
Touring:★★★★☆

●ウォークモード機能の使い心地
ウォークモードは付いているが使用しない。滑走時に戻し忘れなどのトラブルを避けたいため

●よく使う状況(時期、場所、コンディションなど)
オールシーズン、オールコンディション

●レビュー
10年以上TECNICA 一筋です。年々進化し、ここ数年はもう求めることがないくらい信頼しています。
ウォークモード切り替えレバーがアップデートされたが、使用しないため使い勝手は分かりません。
荒れたバーンでも板にしっかり力を伝えられる縦横に剛性がありハイスピードで突っ込んでも常に思った通りに板に力を伝えられるので不安を感じません。
適度な柔らかさがあるため、パウダー内でも柔らかい動きが出せるバランスの良さが気に入っています。テックビンディングを使用し、山やスキー場様々なシチュエーションで使いたい方にオススメです。



ビンディングレビュー

MARKER KING PIN 13

●印象を5段階で
パワー伝達感:★★★★★
信頼感:★★★★★
使い心地:★★★★☆
軽量感:★★★★★
登高モードチェンジの操作感:★★★★★
ヒールリフターの操作感:★★★★★

●適したシーンを5段階で
Powder:★★★★★
Grooming:★★★★☆
Hard pack:★★★☆☆
park:★★★☆☆
Moguls:★★★☆☆
Touring:★★★★★

●ウォークモード機能の使い心地コメント
レバーひとつで簡単にウォークモードとアルペンモードを変えられる

●よく使う状況(時期、場所、コンディションなど)
12月ー6月、全てのコンディション

●レビュー
このモデルになりホールド感が向上。誤解放がなくなり、安心して様々な雪質で使用できるようになりました。
トゥーピースの雪詰まりもなくなり、雪山でのストレスがなくなりました。セパレートタイプの方が伝達性が高いと言われるが、自分にはこれで全く問題なく使えます。
バックカントリーメインで時々ゲレンデの方には得にオススメです。


Photo / Yasushi Shimanuki

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