スキーギアレビュー VOLKL,DALBELLO,MARKER|岡田英光編

ライダーがこの冬使い倒した愛用のギアについて、インプレッションを語ってもらおう。
今回はバックカントリーを中心に、コンペティション、フィルミングなどでさまざまな活動を行う岡田英光が愛用するギアだ。

Hidemitsu Okada

岡田英光 32歳
北海道でバックカントリーシーンをメイン活動中。JAPAN FREERIDE OPEN 2022 3位

岡田英光のセットアップ

スキー: VOLKL REVOLT104 184cm(132-104-122)'22-23モデル
ブーツ:DALBELLO KRYPTON 130 T.I. ID '22-23モデル
ビンディング:MARKER DUKE PT16 '22-23モデル

各ギアの評価とレビュー

スキーレビュー

VOLKL REVOLT104

●硬さの印象を5段階で(★1=ソフト←→★5=ハード)
ノーズ:★★★☆☆
センター:★★★★☆
テール:★★★☆☆

●適したシーンを5段階で
Powder:★★★★☆
Grooming:★★★★★
Hard pack:★★★★☆
park:★★★★☆
Moguls:★★☆☆☆
Touring:★★★★★

●よく使う状況
スネより上の降雪時にはREVOLT121 を。BC、ゲレンデ問わずそれ以外のあらゆる コンディションでこのスキーを使っています。

●レビュー
センター幅104というスペックから想像する乗り味のはるか上をいってます。 この板の1番のポイントは絶妙なロッカーの深さ。パウダーでは浮力を生みノンストレスで滑走することができます。さらにバタートリックもより簡単に。そのロッカーの深さが滑走時のバタつきを生むことはないのでご安心を。僕の大好きなスキーの1台です。ビンディングの取り付け位置はリコメンドです。


ブーツレビュー

DALBELLO KRYPTON 130 T.I. ID

●硬さの印象を5段階で(★1=ソフト←→★5=ハード)
ロワーシェル:★★★★☆
アッパー:★★★★★

●適したシーンを5段階で
Powder:★★★★★
Grooming:★★★★★
Hard pack:★★★★★
park:★★★★☆
Moguls:★★★☆☆
Touring:★★★★☆

●よく使う状況(時期、場所、コンディションなど)
このブーツ以外でスキーをすることはないです。全てのシチュエーションで使っています。

●レビュー
パワフルなライディングを躊躇なくできます。熱成形のライナーはフィット感も保温力も完璧です。テックビンディング使用可能な最強フリーライドブーツだと思います。



ビンディングレビュー

MARKER DUKE PT16

●印象を5段階で
パワー伝達感:★★★★★
信頼感:★★★★★
使い心地:★★★★☆
軽量感:★★★☆☆
登高モードチェンジの操作感:★★★★☆
ヒールリフターの操作感:★★★★☆

●適したシーンを5段階で
Powder:★★★★★
Grooming:★★★★★
Hard pack:★★★★★
park:★★★★☆
Moguls:★★☆☆☆
Touring:★★★★★

●ウォークモード機能の使い心地コメント
もちろん同ブランドのよりハイクアップに特化したモデル「KINGPIN」の方がモードチェンジは素早く行えますが、DUKE PTでもトーピースの脱着にストレスを感じたことはありません。雪詰まりの心配もほぼないです。

●よく使う状況(時期、場所、コンディションなど)
トリックをメインで行うときや、ハードな雪で強いホールド感を必要とするシチュエーションではDUKE PTを使います。

●レビュー
登りはテックビンディングの快適性があって、滑走はJESTERのような最高の滑走フィーリングがあります。

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