逆説的な新感覚スキーARMADA「SHORT PANTS PARADOX」登場!

一般的なゲレンデスキーヤーが使用するオールラウンドモデルは、おおよそ自身の身長より低い長さのスキーを選ぶ。例えば170cmの男性ならば、身長よりマイナス5cm~10cm程度低い長さ。ゲレンデを滑るにはターンがしやすいようにするためだ。
これに対し、フリーライド系のモデルは比較的長め。バックカントリー向けであれば、パウダーを滑るために浮力を得るために長さを出す。長めの板を選ぶ、ということが通例となっていたが、固定概念をひっくり返るかのように登場したのが「SHORT PANTS PARADOX」。

SHORT PANTS PARADOX

SHORT PANTS PARADOX|D=138-112-132mm(176cm)|L=168,176cm|R=21.5m|W=1750g(176cm)|¥104,500

ノーズロッカーは雪面からの抵抗を受け流すように低く抑えられており、テールもロッカーの開始点がややセンター寄りのため操作性がアップ。キャンバーのピークはノーズとテール側に2ヵ所。また、センター位置を大きくセットバックし、ディレクショナル形状は、パウダーの浮力を発生させる構造となっている。

テールにはスミールテックが搭載。3Dの斜角ベースであるスミールテックは、すべての雪の状態で独特の感触を生み出し、どの方向に滑走するにも雪の上を楽に浮かぶことができる。この機能はテールのロッカーと相まって自由度抜群。サーフライクな遊びも楽しむことが可能。

また、ウエスト110mmオーバーでありながらも、やや張りのあるフレックスとキャンバーのバランスによりグルーミングでのターン性能も高い点も特徴の一つだ。

ファットスキーはすでに持っているが感覚の違うスキーが欲しい、または自由に動くテールによるサーフライクな乗り味を楽しみたい、というユーザーにはおすすめの一台だ。

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