スキーギアレビュー RIOT SKIS,MARKER,LANGE｜上村俊介編

2022/08/18

ライダーがこの冬使い倒した愛用のギアについて、インプレッションを語ってもらおう。
今回は白馬を中心にジャンルを問わない活動をする上村俊介が愛用するギアだ。

上村俊介　36歳

白馬を拠点にパウダー、地形遊び、パーク、たまにアルペンレースにも参加したりとあまりジャンルに縛られないスキーヤー。ゲレンデ全てを遊び場所と考え、常に格好良い滑りをイメージしながら自由に滑っています。イベントのジャッジやコーチング等も行う事もあります。

Instagram：@syunpimk

上村俊介のセットアップ

スキー①：Riot Skis IMK 178cm（130-100-130）'22-23モデル
スキー②：Riot Skis cypher 172cm（128-97-121）'22-23モデル
ブーツ：LANGE RX110 '21-22モデル
ビンディング：Marker Jester16 解放値9で設定 '19-20モデル

各ギアの評価とレビュー

スキーレビュー①

Riot Skis IMK

●硬さの印象を5段階で（★1=ソフト←→★5＝ハード）
ノーズ：★★★☆☆
センター：★★★★☆
テール：★★★☆☆

●適したシーンを5段階で
Powder：★★★☆☆
Grooming：★★★★☆
Hard pack：★★★★☆
park：★★★☆☆
Moguls：★★☆☆☆
Touring：なし

●よく使う状況
シーズンインからシーズンアウトまで全ての場所（ゲレンデ内）でコンディション関係なしに使用しています。

●レビュー
一台でゲレンデ全てを楽しめる板です。板の形状の割にはかなり軽いと思います。（178cmで3600g）
スピード出してもバタつきもあまり気にならないし、硬いバーンで倒し込んでターンしてもズレにくいし、パークでも使いやすい。
ゲレンデってコースによってシチュエーションが変わるじゃないですか、上から滑ってきたらパウダー、フラットバーン、地形、パーク等、それらを1台で楽しめる板ですね。
特化したシチュエーションが無い分こだわると物足りなく感じるかもしれないですが、単純に気持ちよくゲレンデ内でフリーランを楽しみたいと思う方にはおすすめです。

スキーレビュー②

Riot Skis cypher

●硬さの印象を5段階で（★1=ソフト←→★5＝ハード）
ノーズ：★★☆☆☆
センター：★★★☆☆
テール：★★☆☆☆

●適したシーンを5段階で
Powder：★☆☆☆☆
Grooming：★★★☆☆
Hard pack：★★☆☆☆
park：★★★★☆
Moguls：★☆☆☆☆
Touring：★☆☆☆☆

●よく使う状況
春シーズンからシーズンアウトまで。パークや地形遊びで使用します。

●レビュー
全体的に非常に柔らかく軽めな板なのでバタートリックやグラトリやジブに特化しています。
非常に柔らかい為しっかり踏み込んで倒し込んでいくと板がズレてくると感じるかもしれないです笑　しっかりターンをして気持ちよく滑るより、ドリフトしたりプレスして遊びながら滑り降りてくるイメージですね。
ズラした滑りが得意の板なので引っ掛かりも少なく簡単にノーズやテールプレス等が出来るしバタートリックしながらジブに入る事もやりやすいと感じます。
最近スキーヤーでジバーが増えてきているようにも思うのでジブ好きな方にもおすすめです。もちろん柔らかい板が好きな方や体を倒しこんだプレスをしたい方にも最適と感じます。