スキーギアレビュー LINE,K2,MARKER|丹野幹也編

ライダーがこの冬使い倒した愛用のギアについて、インプレッションを語ってもらおう。
今回は山形蔵王をメインに活動し、プロショップも運営する丹野幹也が愛用するギアだ。

丹野幹也 37歳

20代の頃は国内外のフリースキーシーンコンテストを転戦しながらTLSPの撮影活動を行う。その後、ハーフパイプ競技に転向しWカップや世界選手権に出場。
現在は、バックカントリーにもフィールドを広げ撮影活動を行っている。
2013年にスキーショップTRUNKBASEを立ち上げ、スキーの楽しみや魅力を伝えるため、ショップ運営と自身のスキー活動に日々奮闘中。

Instagram:@mikiyatanno84

丹野幹也のセットアップ

スキー①:LINE BLADE OPTIC 104 178cm(132-104-123)’22-23モデル
ビンディング①:MARKER JESTER 18 PRO 解放値13で設定 ’21-22モデル
スキー②:LINE VISION 118 183cm(152-118-138)’22-23モデル
ビンディング②:MARKER JESTER 16 解放値13で設定 ’21-22モデル
スキー③:LINE VISION 108 183cm(142-108-128)’21-22モデル
ビンディング③:MARKER DUKE PT16 解放値で13 ’21-22モデル
ブーツ:K2 DIVERGE SC 120 ’22-23モデル

各ギアの評価とレビュー

スキー①レビュー

LINE BLADE OPTIC104

●硬さの印象を5段階で(★1=ソフト←→★5=ハード)
ノーズ:★★★★☆
センター:★★★★☆
テール:★★★★☆

●適したシーンを5段階で
Powder:★★★★☆
Grooming:★★★★★
Hard pack:★★★★★
park:★★★☆☆
Moguls:★★☆☆☆
Touring:★★★★☆

●よく使う状況
シーズン初めから春シーズンまで、1シーズンを通してどんな雪の状況でも使用する。

●レビュー
LINEスキー、VISIONモデルとBLADEモデルをたして2で割ったようなモデル。BLADEに採用されているメタルテクノロジーがVISIONに入ったようなイメージ。
パウダーからハードパックのいかなる状況でも対応する事のできるフリーライドモデル。パワー伝達もよく、どんな雪でも安定感を求めるスキーヤーにオススメです。


ビンディング①レビュー

MARKER JESTER 18 PRO

●印象を5段階で
パワー伝達感:★★★★★
信頼感:★★★★★
使い心地:★★★★★
軽量感:★★★★☆

●適したシーンを5段階で
Powder:★★★★★
Grooming:★★★★★
Hard pack:★★★★★
park:★★★★★
Moguls:★★★★☆
Touring:★☆☆☆☆

●よく使う状況(時期、場所、コンディションなど)
BCエリア以外のすべてのフィールド。

●レビュー
セパレートビンディングは板をしっかりたわませられるし、ホールドが良く力の伝わりも非常によい。
なんといってもビンディングを信頼してしっかり踏み込んでいける。ジャンプ、滑りにおいて安心感がある点が気に入っています。


スキー②レビュー

LINE VISION 118

●硬さの印象を5段階で(★1=ソフト←→★5=ハード)
ノーズ:★★★☆☆
センター:★★★★☆
テール:★★★☆☆

●適したシーンを5段階で
Powder:★★★★★
Grooming:★★★★☆
Hard pack:★★★☆☆
park:★★☆☆☆
Moguls:★☆☆☆☆
Touring:★★★★★

●よく使う状況
シーズン前半からハイシーズン中によく使用する。ゲレンデでも滑るが、主に非圧雪バーンが多い。

●レビュー
太いスキーなのにとても軽い。そのうえ、ノーズの浮きもよく扱いやすい。軽さを求めると安定感がなくなっていくスキーが多いが、カーボンやグラスファイバーをミックスさせる事で安定感を落とす事なく保持している。
滑走性能を重視していて、軽さを求めているスキーヤーにオススメ。自分は全体的にバランスがよい点が気に入っています。


ビンディング②レビュー

MARKER JESTER 16

●印象を5段階で
パワー伝達感:★★★★★
信頼感:★★★★★
使い心地:★★★★★
軽量感:★★★★☆

●適したシーンを5段階で
Powder:★★★★★
Grooming:★★★★★
Hard pack:★★★★★
park:★★★★★
Moguls:★★★★☆
Touring:★☆☆☆☆

●よく使う状況(時期、場所、コンディションなど)
BCエリア以外のすべてのフィールド。

●レビュー
セパレートビンディングは板をしっかりたわませられるし、ホールドが良く力の伝わりも非常によい。 なんといってもビンディングを信頼してしっかり踏み込んでいける。ジャンプ、滑りにおいて安心感がある点が気に入っています。


スキー③レビュー

LINE VISION 108

●硬さの印象を5段階で(★1=ソフト←→★5=ハード)
ノーズ:★★★☆☆
センター:★★★★☆
テール:★★★☆☆

●適したシーンを5段階で
Powder:★★★★★
Grooming:★★★★☆
Hard pack:★★★★☆
park:★★★☆☆
Moguls:★★☆☆☆
Touring:★★★★★

●よく使う状況
シーズン初めから春までのバックカントリーエリア、ゲレンデで使用。

●レビュー
108のセンターウエストだが滑走性能を維持したまま、軽量設計となっている。ゲレンデからバックカントリーまで、なんでもこなせる。その日のコンディションに合わせる事なく、この1本があればOKというオールラウンドな部分が気に入っています。
とてもバランスがよいスキーなのでシーズン中の使用率高めです。


ビンディング③レビュー

MARKER DUKE PT16

●印象を5段階で
パワー伝達感:★★★★★
信頼感:★★★★★
使い心地:★★★★☆
軽量感:★★☆☆☆
登高モードチェンジの操作感:★★★★★
ヒールリフターの操作感:★★★★☆

●適したシーンを5段階で
Powder:★★★★★
Grooming:★★★★★
Hard pack:★★★★★
park:★★★★☆
Moguls:★★★☆☆
Touring:★★★★★

●よく使う状況(時期、場所、コンディションなど)
シーズン中のバックカントリーエリアでの使用率が多い。
山でハードに使用する時など。(ハードバーンを滑ったり、トリックする時など)

●ウォークモード機能の使い心地コメント
トゥピースを外すとキングピンのようになるので、軽く快適に登行できる。
クライミングサポートは1つだが、斜面の緩やかな場所を登っていけばなんら問題はない。
また、ウォークモードに切り替える時に、ヒールピースの切り替え動作がなくブレーキのレバーを上げて踏み込むだけという簡単な点もよい。

●レビュー
バックカントリーエリアでハードに使用する時はこのビンディングで決まり。ビンディングを信頼して力強く踏み込んでいけるし、トリックもOK。
キングピンを使用しているかのような登り心地と、滑走時はセパレートビンディングのJESTERを使っているような安心感があって、自分のライディングを発揮できる。
軽さというより、どんな状況でも滑走性能を重視しているスキーヤーにオススメビンディング。
ゲレンデでも普通のセパレートビンディングみたいに使用できるし、同じセパレートビンディンを使用している感覚でBCにもいける点が気に入っています。


ブーツレビュー

K2 DIVERGE SC

●硬さの印象を5段階で(★1=ソフト←→★5=ハード)
ロワーシェル:★★★★★
アッパー:★★★★☆

●適したシーンを5段階で
Powder:★★★★☆
Grooming:★★★★★
Hard pack:★★★★★
park:★★★★☆
Moguls:★★★☆☆
Touring:★★★★★

●よく使う状況(時期、場所、コンディションなど)
1シーズンを通してこのブーツでどこでも滑る。ゲレンデ、パーク、バックカントリー、すべてのフィールド。

●ウォークモード機能の使い心地
単純な構造で1シーズンを通して故障がなく、ハードに使用しても問題ない。タングを外せば普通の靴のように可動域がひろがり、ロングツアーも快適。

●レビュー
ウォークモード付きブーツであるが、合成が強くねじれやゆがみを感じさせない。自分のようにハードに使用しても故障なく対応してくれるブーツ。
パークでハードに使っても問題なし、ゲレンデもパウダーもバックカントリーも、この一足でなんでもこなせるオールラウンドブーツ。

Photo/main=KeiKarino. portrait=Takahiro Nakanishi

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