スキーギアレビュー BLACKCROWS,TECNICA,MARKER|梶田アレン編

この冬使い倒した愛用のギアについて、ライダー自身がインプレッションを語る。
今回は岩手県の八幡平エリアをベースに、モーグルやビッグエアなどの競技を経て、FWQやJFOといったフリーライドの大会やBCエリアで撮影する梶田アレンが愛用するギアだ。

梶田アレン Aren Kajita

1985年9月13日生まれ。岩手県滝沢市出身。
最寄りのスキー場まで車で15分という環境やスイス人の母の影響で、幼少期からスキーを始め、小学生の頃は父とスノーボードにはまった。中学生の頃にモーグル競技と出会い、国体やジュニアオリンピックなどに出場。高校卒業後、ビックエアなどのフリースキー競技活動を経て、バックカントリースキーの道へ。
近年は、東北のバックカントリーエリア中心に撮影をしながら、FWQやJFOなどのフリーライドの大会に出場している。

近年の大会成績
2019年 FWQ白馬 3STAR 3位
    FWQキロロ 3STAR 3位
2020年 FWQ白馬 3STAR 3位
     JFO白馬 4位
2021年 FWQ白馬 4STAR 3位
    JFO白馬 5位

Instagram:@alain_natural

梶田アレンのセットアップ

スキー:BLACKCROWS NOCTA 190cm(140-122-134)’20-21モデル
ブーツ:TECNICA COCHISE 130 ’20-21モデル
ビンディング:MARKER DUKE PT16 ’20-21モデル

各ギアの評価とレビュー

スキーレビュー

BLACKCROWS NOCTA

●硬さの印象を5段階で(★1=ソフト←→★5=ハード)
ノーズ:★★★★☆
センター:★★★★☆
テール:★★★★☆

●適したシーンを5段階で
Powder:★★★★★
Grooming:★★★☆☆
Hard pack:★★★★☆
park:★★☆☆☆
Moguls:★☆☆☆☆
Touring:★★★☆☆

●よく使う状況
時期:オールシーズン
場所:バックカントリー(八幡平など)
コンディション:パウダー・パックスノー

●レビュー
ラディウスは26m、フルロッカー。まさにパウダーのために作られた板です。カービングからスライドターンまででき、あまり力を入れなくても曲がってくれる操作感があります。僕自身は重くもなく軽くもない印象で、とくにパウダーではフワフワと浮いてるように感覚で乗れます。

気に入っているのは、どんなコンディションでも対応できるところ。ビックターンからスライドターンまで、いろんなスタイルで楽しめる板です。毎年大きな変化がないグラフィックはシンプルなので、誰もが受け入れやすいので、長く使えるデザインだと感じています。


ブーツレビュー

TECNICA COCHISE 130

●硬さの印象を5段階で(★1=ソフト←→★5=ハード)
ロワーシェル:★★★★☆
アッパー:★★★★☆

●適したシーンを5段階で
Powder:★★★★★
Grooming:★★★★☆
Hard pack:★★★★☆
park:★★★☆☆
Moguls:★★☆☆☆
Touring:★★★★★

●ウォークモード機能の使い心地
切り替えのところが紐からしっかりしたものになり、ロック機構が付きました。極寒の環境で使用していると、たまに凍り付いて、切り替えにてこずることがありました。歩行のためのブーツの可動域は十分に持っています。

●よく使う状況(時期、場所、コンディションなど)
時期:オールシーズン
場所:スキー場からバックカントリースキーまですべて。
コンディション:パウダーからシャバ雪まですべて。

●レビュー
ウォークモードを装備したバックカントリーでの使用を想定したツアーブーツですが、アルペンブーツのフィーリングにかなり近い感覚があります。軽くて扱いやすく、バックルやウォークモードの切り替えのレバーなども操作しやすい。標準装備のサーモインナーは足の形にしっとりとフィットしてくれます。フレックスは130ありますが、脱ぎ履きがとれもスムーズにできるのが好印象ですね。


ビンディングレビュー

MARKER DUKE PT16

●印象を5段階で
パワー伝達感:★★★★★
信頼感:★★★★★
使い心地:★★★★☆
軽量感:★★★☆☆
登高モードチェンジの操作感:★★★☆☆
ヒールリフターの操作感:★★★☆☆

●適したシーンを5段階で
Powder:★★★★★
Grooming:★★★★☆
Hard pack:★★★★★
park:★★★☆☆
Moguls:★★☆☆☆
Touring:★★★★★

●ウォークモード機能の使い心地コメント
ツアービンディングのなかでは一番の安心感と操作性が味わえます。ウォークモード時のクライミングサポートは1段だけなので、中斜面の歩行にはいくらか慣れが必要です。無理なく登れるルートファイティングを身につけるのも良いでしょう。

●よく使う状況(時期、場所、コンディションなど)
時期:オールシーズン
場所:スキー場からバックカントリースキーまですべて。
コンディション:パウダーからシャバ雪まですべて。

●レビュー
ツアービンディングのなかでは最も安心感があり、スキーへのダイレクトな操作性が味わえます。滑走時はアルペンビンディングとなんら変わらない乗り味です。軽量なツアービンディングと比較すれば重いですが、そのぶん、しっかりとしたホールド感があり、圧倒的な安心感があります。



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