シャモニーガイド協会や白馬山案内人組合との絆から生まれた注目のアイテム群がこれだ|MILLET

アルパインブランドとしておよそ100年の歴史を持つミレー。実績と経験のもとで生まれるギアはどれも洗練されたものばかり。老舗ブランドとしてフィールドの最前線で活躍する今季のラインをチェックしよう。

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ガイド協会との絆から生まれるアイテム

ミレーの歴史は常にアルパインクライミングとともにある。
アルピニストの歴史と伝統を継承する街”シャモニー”のガイド協会公式パートナーとして、ミレーは多くの登山家たちをサポートしている。
協会と多くの所属ガイドが、厳しいフィールドのもと製品テストを行うパートナーシップも結んでいる。彼らの経験から得る知見を存分に引き出し、そこに最新テクノロジーを融合させることで、ミレーらしい製品を生み出し続けているのだ。

あらゆる環境で滑ることを前提としたプロフェッショナルな製品が揃う Photo/HIROYA NAKATA

’21季の製品ラインナップ

そうしたバックボーンをもつブランドのラインナップは必然的に、山岳エリアでの使用を想定した製品が中心になる。バックカントリーツアーに最適な「メイジュ」、バックカントリーやパウダーでの滑走を想定した「ニセコ」、雪山のあらゆる場所で快適に過ごせる「アラーニャ」。この3つのカテゴリーで雪山のでアクティビティをカバーする。

<MEIJE> ガイドや滑り手の要望を応えたハイエンドモデル

シャモニーのガイドやサポートライダーのフィードバックを受け、改良を重ねて生まれたモデル。ミレー独自開発の3層構造による防水透湿素材ドライエッジ™3Lを使用することで、長時間のバックカントリーツアーにも対応する透湿性と、登行や滑走時にも動きを妨げないストレッチ性を実現している。

左)MEIJE 3L JKT XS-L | 全2色 | 49,000円
右)MEIJE 3L REMOVABLE BIB XS-L | 全2色 | 49,000円

フルシームされた防水透湿3レイヤーシェル。ストレッチ性に優れあらゆる滑走シーンで最高のパフォーマンスを発揮する。ジャケットのチェストポケットを左右に大きく配置し、バックパックを背負った状態でも、ハイクアップ用のシールやグローブ、ゴーグルなどを収納しやすいようデザインしている。

ビブは背中から雪が侵入するのを防ぐため胸元まで覆っている。取り外し可能で、シーンによって有無の選択ができるのもうれしいポイント。両サイドには長いベンチレーションジッパーを配置し、裾は高い耐久性のあるコーデュラナイロンを採用した。

<NISEKO> ゲレンデでパウダーを満喫したいならこの一着

中綿にプリマロフトを使った、保温性に優れるモデル。表地には防水透湿性に優れ、耐久性の高いゴアテックス素材を採用。ゲレンデ内のみならず、厳冬期のツアーでもマルチに活躍する一着だ。

左)NISEKO GTX JKT XS-L | 全2色 | 59,000円
右)NISEKO GTX PT XS-L | 全1色 | 46,000円

中綿にプリマロフト化繊綿を封入し、パウダースカート、脇下ベンチレーション、サイズ調節可能な3Dフードを装備。雪山のあらゆるシチュエーションで快適に過ごせる機能が備わる。チェストポケットのなかにゴーグルワイパーが付き、左腕にはスキーパス用のポケットを配置するなど、細かな使い勝手のいい仕様が特長。

<ALAGNA>全天候型で活躍するフラッグシップモデル

ミレー独自の防水透湿素材ドライエッジ™ストレッチ2層を用いたモデル。パンツは男女ともにジャパンフィット仕様。保温性の高さとストレッチ性を生かし、あらゆる斜面を快適に滑れるよう開発されている。ゲレンデやゲレンデアクセスのバックカントリーエリアなど、幅広く活躍できる一着だ。

左)ALAGNA STRETCH JKT XS-L | 全4色 | 49,000円
右)ALAGNA STRETCH PANT XS-L | 全4色 | 33,000円

通気性と保温性に優れたプリマロフトを中綿に採用。そのうえで高い衿元やパウダースカート、袖口インナーカフなども完備冷気と雪の侵入を防ぐため、徹底した工夫がなされている。
パンツの裏地には起毛素材を使い、さらに温かく過ごせるよう設計。伸縮性に優れる生地を採用しているので、ゲレンデはもちろんパウダーのなかでもスキー操作がしやすい。

OTHER GOODS

汗冷えを感じさせない DRYNAMIC MESHシリーズ

左)ドライナミックメッシュショート 3/4 スリーブクルー S-XXL | 全3色 | 5,300円
右)ドライナミックメッシュ 3/4 タイツ S-XL | 全3色 | 4,900円
ほかショートスリーブ、ノースリーブ、ボクサーパンツタイプあり

バックカントリーツアーやアクティブな滑走のシーンで有効なドライアンダー。ベースレイヤーの下に着用することで、汗をそのまま、ベースレイヤーに吸い上げさせる。汗が直接肌に触れず、汗冷えの心配をなくしてくれる。
いまやバックカントリーツアーなどではマストと言えるアイテムだ。

白馬山案内人組合が監修 HAKUBA 38+

HAKUBA 38+ W31H64D18cm | 1,590g | 25,000円

およそ100年の歴史をもつ白馬山案内組合が監修したバックパック。
無駄を省いたアルパインシェイプデザインの本体には軽量で耐久性の高いコーデュラナイロンを採用。通気性と快適性、軽量性をも考慮した背面システム「X-LIGHTER BACK」や、クライミングハーネスに干渉しにくく、取外し可能なハイウエストベルトなどを搭載し、無駄を省きながらも厳しい環境に耐え抜く快適性が垣間見える。
多様なループやアタッチメントを駆使すると、ユーザーの工夫次第で幅広い用途に応えてくれる。

ミレーの全製品はコチラ
https://www.millet.jp/

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