’22-23シーズンも終盤にかかり、メーカーによる来季’2023-24シーズンのニューモデルがお披露目される展示会が各所で開催されている。今回は、スケートやモトクロスなどストリートから雪山まで浸透してきた注目のヘルメットブランドbernの話題を「SNOW SPORTS合同展示会」(2月14~15日開催@パシフィコ横浜)で聞いてみた。
パーツを付け替えて通年使えるマルチさがbernの強み
USAでストリートカルチャーが盛んなボストン郊外で2004年に誕生したヘルメットブランド「bern」(バーン)。
一目見ればすぐにbernとわかる独自のフォルムは、bernのファッションへのこだわりと優れたテクノロジーに裏付けられた機能美からくるものだろう。安全性の追求とともに、bernはデザイン性と高いフィット感を融合したヘルメットを展開している。
日本においては特にスノーボーダーに熱く支持されているbernだが、最近はスキーヤーの間にも利用者がどんどん増えている。もともとbernはスノーに特化しているわけではなく、四季を通じてスケートボードやBMX、自転車などのスポーツシーンにヘルメットを届けてきたブランドだ。
bernの他のヘルメットブランドとの一線を画す大きな特徴は、付け替え可能なアクセサリー類が豊富にあること。自転車などに使っているオールシーズン用のヘルメットをすでに持っている方が冬向けに使いたいという場合は、別売りの耳当てなどのパーツアイテムを購入すれば一年を通して使えるというのが、bernの特徴であり大きなメリットだ。
耳当て(イヤーフラップ)のあるもの、耳当てはないが内部にベンチレーション(ベントカバー)がつけられるもの、ゴーグルクリップあり・なしなど、グレードが複数あり、選べるようになっている。
手持ちのサマーモデルを手軽に冬仕様に!
’23-24シーズンのイチ押しは「HENDRIX」
’23-24シーズンに向けてイチ押しはHENDRIX(ヘンドリック)シリーズ。HENDRIX CARBONとHENDRIXの2モデルがあり、低重心でMipsを搭載、デザインもクールでとても評判がよい。
冬仕様にするためのセットもあって便利。自転車にもヘルメット着用が法的に努力義務化となったことで、一年中ヘルメットは必要になる。bernヘルメットが一つあれば、普段は自転車用に、雪山に行くときはパーツを装着して、冬バージョンに変身させればよい。なんと便利なことか!
▼bern説明動画(長谷川さん)
公式サイト:https://bernjapan.com/
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