スウェーデン発、北欧の極地へのエクスペディション（探検）を追求するアウトドアブランドKlättermusen（クレッタルムーセン）。’23-24シーズンのウエアの話題を個展で聞いてみた。
ユーザーの「あったらいいな」に応えてラインナップ全体を強化
北欧・スウェーデンの厳しい自然環境や極地へのエクスペディション（探検）で培ってきた経験と、人間工学によるデータから生み出される機能的なデザインで、地球上の様々な冒険家のチャレンジをサポートするKlättermusen（クレッタルムーセン）。ひと口に北欧発のブランドと括れない独自の世界観と卓越したデザイン性、ウエア・バックパック・アクセサリー等、幅広いラインナップが魅力。
’23‐24スノーシーズンに向けての展開として、全体的にラインナップの充実が図られた。エンドユーザーが「ここ欲しいよな」という部分を、ニーズに応えて強化した。例えば薄手のシェルや、これまでなかったインナーのインサレーションなどが新たに登場。北欧のブランドというバックグラウンドもあり、厳しい冬の気候を意識した厚手のタイプのものが、これまでどうしても多かったが、多様化する雪山の楽しみ方やユーザーの志向に合わせて、ラインナップを拡充している。
「Skirner（スカ―ナー）」デビュー！
Color：Amber Gold, Rosin Green, Grape, Raven 全4色 ¥110,000
その主力となる新作アイテムのひとつが「Skirner（スカ―ナー）」というというシェルジャケットだ。メインファブリックにKlättermusen独自のメンブレン、完全防水クータン３レイヤーを採用。これは「耐水圧20,000mmを発揮する防水メンブレンで、際立つ防水性に加えて、柔らかな風合いでゴワつきもなく、強度にも優れている。さらに軽いのも特徴。
バックパックやハーネスなどによる摩耗に備えて、肩と下半身にはデュラコート補強も施されている。レイヤリングのこともしっかり考えられていて、着丈が長く、シルエットもゆったりめ。Klättermusenのアイコニックなディテールのデザイン性が光る。バックカントリー滑走にはもってこいの待望の薄手のシェルはシーズンを通して汎用性も高く、ファンには待望の一着だ。
定番の看板モデル「Brage 2.0 Jacket」には新色が登場！
Color：Warm Sand, Merlot, Mustard, Ravenの全4色 ￥132,000
Klättermusenを代表するバックカントリー向けのメインモデルがシェルジャケットの「Brage2.0」（ブラーゲ2.0）だ。’23-24シーズンも継続品番だが、新たにご覧のようなクリーム色「Warm Sand」が登場した。
ナチュラルなアースカラーで、年齢や性別関係なく誰にでもしっくりと馴染みそう。使われているファブリックのクータン3レイヤーは、実は100%リサイクル素材でできているのだが、いかにもサスティナブルな雰囲気が香るカラーリングで、年齢やジェンダー、スキーヤー・スノーボーダーに関係なく大ヒットしそうだ。
2.0がバージョンアップした「Atle 3.0 Jacket」
Color： Amaranth Red, Olive, Dove Grey, Raven 全4色 ¥110,000
Klättermusenはスイスなどのヨーロッパアルプスやヒマラヤのアルパインエリアより、北極などへの誰もやっていないエクスペディション（探検）という方向性を追求するブランドのため、必然的に極地でも耐えられる完全防水の極厚手のダウンジャケットが開発されてきたという経緯がある。すると、さすがに日常生活の街ではちょっとオーバースペックであろう…という視点から、タウンユースでも使いやすい、このAtle（アトレ）というアイテムがプロデュースされた。
「Atle 3.0 Jacket」は、アルパインクライミング用に開発されたインサレーションにも使える軽量なダウンジャケットで、その「Atle 2.0 Jacket」がバージョンアップしたもの。最高品質の 800 フィルパワー ホワイトグースダウンのみを使用、保温性は抜群で、着ている感じがしないくらい軽い。パッカブル機能でコンパクトになり、持ち運びに便利。
その機能性に加えて、ご覧の通りのデザイン性。ジッパーのちょっとカーブしたラインといい、襟のあつらえといい、なんとも高級感あふれる光沢のある質感といい、全部がお洒落だ。
公式サイト：https://sputnikshop.jp/collections/klattermusen
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