遊び心あふれる進化が止まらないBENTファミリー、ATOMIC(アトミック)|’23-24ニューモデル情報

Photo:辻野 聡

世界で圧倒的な強さを誇るアルペンレースにとどまらず、日本のフリースキーシーンでも児玉毅や小野塚彩那、佐々木悠、佐々木玄などトップライダーを擁し、際立つ存在感を放っているのがATOMIC。今回、’23-24シーズン注目のニューモデルや話題のトピックスを、プロショップVAIL主催の試乗会(3月18~19日開催@苗場スキー場)で聞いてみた。

BENTシリーズの進化が止まらない

’23‐24のBENT FAIMLYのフルラインナップは圧巻

アーティストでありライダーでもあるクリス・ベンチェトラーとのコラボレーションにより設計・開発されてきたシグネチャーモデル「BENT CHETLER(ベンチェトラー)」はすでに14年の歳月を経て、今なお進化し続けている。

100㎜と120㎜の2機種のみだった’21‐22シーズンから、翌’22-23シーズンには真ん中の110㎜という汎用性の高いサイズが登場した。次の’23‐24シーズンには、さらにパークやスロープスタイル向け90㎜と85㎜の細身幅も加わり、アダルトラインナップが5機種、さらに「BENT CHETLER MINI」「BENT JR」が加わり、総勢7機種となる。様々なウエスト幅でラインナップがより充実、引続き’23‐24シーズンも「BENT FAMILY/ベントファミリー」としてさらにパワーアップして展開していく。

BENTの魅力

「BENT 」の魅力の筆頭は「まるで波に乗っているような滑らかな安定性」。トップとテールにはHRZNテック(BENT85を除く)を採用し、スキーの幅や重量を増やすことなく、深雪での浮力を高めるために表面積を10%増加させた。これによってトップとテールにさらに開放感が与えられるため、自然地形に対して滑らかにフレキシブルに対応でき、パフォーマンスが向上するはずだ。

BENTの驚くほどの軽さはお墨付き。そして、トップとテールにロッカー形状を採用していながらセンターにはベントもあり、スキー自体が軽くて非常に柔らかいため、しなった状態で接雪面を多くとりながら、カービング要素もしっかり出せるのも魅力だ。

そして、なんといってもこのグラフィック。ベンチェトラーの手描きのアートワークは、アートを通じた自己表現、というメッセージは一貫しているものの、毎年描かれるアイテムやタッチ、色彩などが巧みに変化し続けている。アートとしても魅力的な作品であることに間違いはない。

いかようにでも滑れる!遊べる!表現できる! このマルチな性能を備えるBENTの威力は、滑り手の想像力とクリエイティビティ(創造性)を十分に発揮させるはず。真っ白なスノーフィールドを前にワクワクする誰をも、クリス・ベンチェトラーに負けない雪上のアーティストにするだろう。

▼BENTシリーズの説明動画


公式サイト:https://atomicsnow.jp/
SNS:InstagramFacebookYou tube

INDEX