ますます多くのユーザーを魅了する「RANGER」 FISCHER(フィッシャー)|’23-24ニューモデル情報をお届け!

シーズンも終盤戦のスプリングシーズン真っ只中だが、この時期、プロダクツの展示会や雪上での試乗会など、メーカーによる来季’2023-24シーズンのニューモデルがお披露目される機会が各所で提供されている。

FISCHERといえば、W-Cupなど世界のコンペシーンの表彰台の常連であることは相変わらずだが、フリーライドラインでは「RANGER」がとても好調だ。今回、’23-24シーズン注目のニューモデルや話題のトピックスを、プロショップVAIL主催の試乗会(3月18~19日開催@苗場スキー場)で聞いてみた。

逸品「RANGER」が’23-24シーズンも継続

RANGERのラインナップ・カラーリングも非常に人気

’22-23シーズンにフルモデルチェンジを果たしたFISCHERのフリーライドラインのRANGER(レンジャー)が、世界的にもユーザーから高い評価を受け、自信作として’23-24シーズンも継続される。ウェスト幅のラインナップは116・108・102・96・90㎜の5モデルと、追加される84㎜だ。

RANGERの優れた性能の秘密は、「シェイプドチタニウム」というチタンのシート。そのチタンはモデルごとに「フレックスカット」という切り込みが見えるように入っている。細い板ほど前後に長く入っていて、センターのフレックスカットは小さくなっている。太くなるほどチタニウムは短くなり、フレックスカットは大きくなる。(※84mmには不使用)

硬いチタ二ウムのシートの長さによって、よりエッジが効き、安定性とカービング性能が出せるようになり、フレックスカットの大きさによってフレックスが柔らかになり、操作性が向上する。板の太さとのバランスで、モデルごとにより柔らかさをコントロールすることで、より扱いやすく、思いのままのライディングを叶えることができる。

ノーズにはロッカー形状を採用、太い板ほどロッカーの反りが強く、細くなるにしたがってロッカーが弱くなっていく。ノーズのロッカーによりターンの導入がしやすくなり、パウダーでは走破性が高まる。センターが100㎜を超えるモデルでは、特にターンの入りは軽やかながら足元からテールへかけてはしっかりとした硬さがある印象で、安定感のあるパウダーライドが楽しめるというわけだ。

一方で、センター90㎜のモデルはチタニウムが一番長く入っていて、グルーミングバーンに強い。アルペンスキーにも劣らないのではというカービング性能が特徴だ。96㎜はこれからパウダーに挑戦したいユーザーにはもってこい。102㎜はサイズバリエーションの中では特に人気が集まるモデル。パウダー・バックカントリー・オンピステまで1台でどんなシチュエーションでも対応できる、とてもバランスのいい汎用性の高さが売りだ。

108㎜・116㎜になるとツインチップ形状になる。フレックスもより柔らかく、ディープなパウダーでも浮力を得て軽快に滑れる。チタニウムの入っていない84㎜はナチュラルな乗り味で、リラックスした滑りに最適だ。

「Ski more!(もっとスキーを)」を最も体感できる「RANGER 102」

RANGER 102 は1台でオールマウンテンを走破できる!

モデルのなかでも102㎜はFISCHERの掲げるコンセプト「Ski more!(もっとスキーを)」を最も体感できると評判だ。カラーは圧倒的にこの(写真)セレステが人気だという。ますます多くのユーザーを魅了する予感のRANGER、昨シーズン、乗り逃がした人も’23-24シーズンにはぜひ乗ってみたい一台ではないか。

RANGER 102|D=137-102-127mm|L=162、169、176、183、190cm|R=18m(176cm)|W=1,950g (176cm)|¥154,000

▼RANGERの説明動画(木村さん)


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