2019年に日本に初上陸した新ブランド、FW(エフダブリュ)。アルプスの山々で着ることを想定した高機能なウエアでありながら、街でも羽織れるデザイン性を持ち合わせている。
FWの誕生と製品作りのコンセプト
フランス・モンブランの麓で生まれ育ったFWのブランドマネージャー、オリビエ・グービィ。アウトドアブランドに20年以上従事し、その経験をもとにFWを立ち上げた。
FWは彼の生活スタイルである「街と自然がシームレスに繋がる生活」というコンセプトのもとデザインされている。山で着用するウエアが、街中で着ても馴染むよう、アースカラーを基調にシンプルな見た目でまとめられ、表面には見えない利便性がたくさん仕掛けられている。
スノーウエアのラインナップ
ウエアのラインナップはシンプルに3つのカテゴリにまとまっている。
プリマロフト中綿が封入された『CATALYST』
シェルタイプの『MANIFEST』
街着として活躍する『ROOT』
<CATALYST> 中綿入りのフリースタイルモデル
カタリストは、フリースタイルスキーのテイストと高い技術を融合し、ファッショナブルでありながら、機能美を追求したラインナップだ。丈長のジャケットや他ブランドにはないカラーリングを採用することによって、これまでにないスキーウエアのイメージを作り上げている。
中綿には保温性に優れるプリマロフト ブラック インサレーション エコを封入し、あたたかさも抜群。ジャケット表面に大きめのポケットを配しながら、裏面にもミュージックプレイヤーをしまうのにちょうどいいサイズのポケットがある。
<MANIFEST> シンプルのなかに多彩な機能が詰まる
マニフェストは、バックカントリーを嗜好するユーザーのために、天候や場所を問わず、最大限のパフォーマンスを発揮できるよう作られたフラッグシップモデル。
3レイヤーと2レイヤー構造の2タイプから用途によって選択可能。
また、今季から3レイヤータイプに「TOUR」カテゴリーが追加され、よりバックカントリーを嗜好するユーザーに向けたアイテムが開発されている。ミニマルを提唱するFWらしく、見た目はいたってシンプルだが、各製品の随所にオリビエのアイデアが詰まったブランドの真骨頂ともいえるシリーズに仕上がっている。
今季新しく追加されたTOURモデル。より過酷な環境での行動を可能にするため防水透湿性を高め、伸縮性に富んだ生地を用いたモデル。機能とデザインが高い次元で融合した、ブランドの顔となるラインだ。
<ROOT> 雪山で幅広く活躍するユーティリティウエア
ファッショナブルなデザインのルーツ。これまでにブランドが影響を受けたプロダクトの特徴などを取り入れながらデザインされている。機能としては山での使用に申し分ない防水透湿性素材を採用しているが、街で着ても違和感はまったくない。ラインナップにはほかに、レイヤリングや私服としても着られるフリースやシャツなどが揃う。街と山をよりシームレスにつなぐのがこのラインナップだ。
口元までしっかりカバーする高い衿元が特徴の防水透湿性素材の3レイヤージャケット。山でも街でも使える一着で、ジッパー付きのサイドポケットはズボンのポケットに直接ダイレクトできるよう設計。袖口はベルクロで調節できるよう、見た目にも配慮して機能的に仕上げている。
下記映像では本国担当がブランドコンセプトやおすすめ製品を紹介している。
FWの全製品ラインナップはこちらから
https://fwapparel.com/