カナダBC州をベースに山岳フィールドをバラエティなバックカントリーギアで牽引してきたG3。’23-24シーズン注目のニューモデルや話題をプロショップVAIL主催の試乗会(3月18~19日開催@苗場スキー場)で聞いてみた。
リサイクル素材を採用した「R3」が実現!
バックカントリーのツアースキーの代名詞、とさえいわれるG3。その優れた性能やアルパインフィールドでの使い勝手の良さからも、山岳スキーヤーやプロガイドたちからも厚く信頼され愛用されている。
’23-24シーズンの大注目トピックは、すべてのスキーがリサイクル素材を使った「R3」仕様になったこと。環境への配慮から「RIDE・REPEAT・RECYCLE」の3つのRを実現。スキーを埋立地に送らないように、リサイクルしようというSDGsへの取り組みだ。性能には一切の妥協をせずに、リサイクル素材の使用を全面可能にした技術テクノロジーと企業努力は、いかにも山岳フィールドでのリーダー的ブランドらしい。
いち押し!「FINDr R3」
G3のスキーラインで、フリーライド、山岳スキー、ツアーなどバラエティなシチュエーションや厳しい雪の状況によって優れたエッジコントロールを可能にする、トラディショナルなキャンバー特性を持つ人気のFINDrシリーズが「FINDr R3」となって新登場!
これまでのFINDrの構造やその特徴は維持したまま。最高クラスの衝撃吸収性を誇るポリウレタンサイドウォール採用、フルカーボン製で高いねじれ剛性を持ち、深い雪の中でも状況によってさまざまな浮力を出すためにアーリーライズチップ仕様となっている。軽量で操作性の高い点も山岳エリアでは欠かせない評価ポイントだ。
加えてユニークな特徴なのが、板に埋め込まれた2ヵ所の強力な磁石。このマグネティック コンタクトポイントによって2枚のスキーが吸い付くように合わさる。これでザックへの取り付け時のスピード向上、結束バンドなして持ち運びができて、便利さも格別だ。
▼「FINDr R3」の説明動画(岡さん)
◆公式HP/https://www.caravan-web.com/brand_g3/
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