ライダースモデルの現在進行系。草苅皓介モデル「FUTURE」|GEN FACTORY 

ライダーの声を最大限に反映したGEN FACTORY(ゲンファクトリー)の〈RIDERS MODEL〉から、まったく新しい方向性をもったブーツが登場した。それが、草苅皓介と供に開発した「FUTURE」だ。

INDEX

ライダースモデルの現在進行系。草苅皓介モデル「FUTURE」

北海道出身の草苅皓介は、現在奥美濃エリアを活動の拠点にしており、スキーブランドON3P(オーエヌスリーピー)のTEAMに日本人として唯一迎えられている人物。パークアイテムの大小を問わず、キレのあるライディングスタイルの映像をSNSにアップすれば世界中から反応があがるライダーだ。

そのライディングスタイルが佐々木徳教の目に留まり、「GEN FACTORY」のサポートが始まったのが、2年前の2018年。その時からこのモデルの構想がはじまり、開発に着手している。草苅のライディングスタイルはポップでキレのあるトリックが魅力。 そうした彼の動きを最大限に引き出すブーツとは、反応がよくてフレキシブル、それでいて軽さが不可欠という相反する要素を満たさねばならない。

幾度となくトライ&エラーを繰り返し、たどり着いたひとつの答えがシェルに新素材を採用することだった。それが熱成型可能なサーモプラスチックを採用した新素材の軽量シェル。「GEN FACTORY」が独自に作るINTUITIONインナーと相まって、柔軟さを持ちながら素早い反応があり、それでいて軽いブーツができあがった。ここで本人のコメントを紹介しよう。

「柔らかすぎないフレックスによってスキーへの反応が良く、キレのある動きがしやすいです。部分的に柔軟性があるので、いいポジションを保ちやすく、あらゆる動きをしてもスネが痛くなることもありません。それでいて軽い。自分が開発に携わったので当たり前ですが、このバランス感が好きですね。ライダーがイメージする動きを存分に発揮してくれるポテンシャルを感じます」

FUTURE FLEX:85|SIZE:22.5〜28.5cm|INNER:S-FIT CUSTOM、INTUITION(TEAM/PRO/COMFORT)

日本のフリースタイルスキーシーンを足元から支える

約50年前に設立した「GEN FACTORY」は、誕生当初から”日本人に合うスキーブーツ”をコンセプトに貫いている。 日本人の足型研究にはじまり、シェルのラスト幅や素材リサーチといった自社工場でのたゆまない研究開発。そうした背景をもとにトップライダーたちとの入念なコミュニケーションによって、個々のスタイルにフィットするライダースモデルを世に生み出してきた。これらのモデルが「GEN FACTORY」の真髄と言えるだろう。

そのライダースモデルの走りとなったのは、1992年のアルベールビルオリンピックに出場した永井祐二(エアリアル)と田中由香子(バレエ)からだ。 その後、大野佳之、本間篤、原大虎といったモーグル選手たちが活躍し、ワールドカップに出場することに伴って選手へのサポートを強める。そこで生まれたのが「BUMPS 9R」だ。 極めつけは坂本豪大の衝撃的なワールドカップ初出場・初優勝。これによって「GEN FACTORY」のブーツは国内はもちろん、海外のライダーをもサポートするなど、まさにフリースタイルスキーシーンを席巻したのだ。

その後、競技性が強くなっていくモーグルから、自由度が高く、表現方法が多彩なフリースキー、フリーライドへと時代が変わるなか、「GEN FACTORY」のブーツもそれに即して変化し続けている。

ライダーの声を十二分にすくいあげる〈RIDERS MODEL〉

Photo/Tatsunori Abe Skier/Yoshimichi Sasaki

この〈RIDERS MODEL(ライダースモデル)〉はモーグルやパークといったカテゴリーによる分類ではない。ライダーが目指すライディングスタイルを反映したモデルだ。 ブーツの構造による特性の違い、シェルの素材如何で変わるフレックスのバランス、バックルの素材や性能特性の違い、各要素の設定を微妙に変えることで、ライディングには大きな違いが生まれる。
ライダーが雪上で感じるインスピレーションをもとに、積極的に新しい素材を試し、繰り返し微調整を行いテストすることで、目指すブーツになっていくのだ。

’21季の〈RIDERS MODEL〉は「GENESIS」「FUTURE」「BUMPS9R/9RS」「BUMPS8」の全4モデルをラインナップしている。それぞれにフレックスが異なり、さらに足型にフィットするようインナーブーツもモデルによっては最大4種類から選べる仕様だ。

GENSIS95 FLEX:95|SIZE:22.5〜28.5cm|INNER:S-FIT CUSTOM、INTUITION(TEAM/PRO/COMFORT)



各モデルを貫く特長のひとつとして、つま先側に荷重が乗りやすいランプ角(つま先からかかとまでの傾斜角)をとっていることが挙げられる。これによって、常にバーン状況が変わっても自然なポジションが保ちやすいほか、スイングする動きや、ひねり動作といった、瞬間的に強い力を加える操作がしやすいメリットがある。また、ライダーの安全を守るために開発当初から衝撃吸収材の採用やパーツの開発など、細かなチューニングを繰り返し行っている

Skier/Yushi Saito Photo/Yuta Miyazawa

プレミアムモデル「BLACK LABEL」

数量を絞り限定モデルとしてランナップされている「BLACK LABEL」。飛ぶ、擦る、当て込み、スライド、スイッチなどフリースタイルな動きを織り交ぜ、雪山全体をライディングするのに最適なモデルだ。

’21季のモデルはシェル素材として植物性由来の次世代マテリアルPebax- Rnewと異素材素材をかけ合わすことで、素早い反応と柔軟さを両立している。スキーヤーの力を余すところなく伝えられ、高速滑走時の安定感も抜群だ。そのうえ軽さもあるということで、フリースタイルなブーツとしてさらなるアップデートをはたしている。

またグラフィックは、ハンドメイドによるエアブラシプリントとあってデザインに個体差があるというのも、オリジナリティを求めるスキーヤーにはピッタリだ。

BLACK LABEL FLEX:95|SIZE:22.5〜28.5cm|INNER:S-FIT CUSTOM、INTUITION(TEAM/PRO/COMFORT)

GEN FACTORYのさまざまな情報はこちらのリンク先を参照

厳 GEN freestyleskiboots

-FOLLOW US ON-